SNSで結婚報告するときに女性が注意すべき8つのポイント

SNSで結婚報告するカップルが増えていますが、投稿する場合は「婚テロ」と言われないためにも周囲への細かな配慮が必要です。特に職場の人など仕事関係の人とつながっている場合、SNSは公共の場となります。常識的な投稿を心掛けて穏便に結婚報告をしましょう。

SNSでの結婚報告で気を付けたい8つのこと

周りの人たちへの結婚報告というと、これまでは「直接会って伝える」「電話をする」といった方法が主流でしたが、最近ではFacebookやLINEなどのSNSを使って結婚報告をするカップルが増えてきています。

一度に大勢の人に結婚報告ができるSNSでの結婚報告。友達や知り合いが多く個別に伝えるのが面倒な人にとっては非常に手軽で便利な方法なのですが、その報告の仕方によっては「何それ自慢?」「婚テロだ!」などと反感を買ってしまうリスクもあり、意外と気を遣わなければならないというのが実情です。
(※婚テロ:SNSの結婚報告によってネガティブな気持ちにさせられること)

せっかくのおめでたい報告ですから、できるだけたくさんの人に心からお祝いしてもらえるように気を配りたいところです。SNSで結婚報告をする際に女性が知っておきたい注意点8つを押さえて、周囲へスマートに幸せのおすそ分けができるよう準備しておきましょう。

SNSでの結婚報告の注意点1 個人情報の流出に注意する

結婚報告に限らず、普段からSNSを利用するならば注意しておくべきなのが個人情報の流出です。
中には「結婚しました!」というコメントとともに婚姻届の写真を一緒にアップする方もいますが、婚姻届には住所や電話番号、家族の名前などの個人情報が明記されています。わかりやすい結婚報告ではありますが、安易にSNSに婚姻届の写真をアップしてしまうとそこから個人情報が流出して思わぬトラブルに巻き込まれる可能性がありますので、くれぐれも注意しましょう。

SNSでの結婚報告の注意点2 友達の写真は許可を取ってからアップする

SNSで「婚約しました!これから結婚式を挙げます!」と報告するカップルもいますが、既に結婚式を済ませてしまったというカップルであれば、友達と結婚式で撮った写真をアップして報告することも多いものです。

中には全く気にしない方もいるでしょうが、「載せてもいい?」との一言もなく勝手に自分の写真をアップされると腹が立つという方もやはり少なくありません。どんなに仲良しであったとしてもいざこざが発生する場合がありますので、友達が写った写真をSNSに無断でアップすることは絶対にやめましょう。もちろん「SNSに写真はちょっと…」と断られた場合には素直にそれに応じてください。

SNSでの結婚報告の注意点3 職場の人や仲のいい友達には投稿前に知らせる

それほど仲が良くない間柄であれば、SNSで知り合いの結婚を知ったところで「そうなんだ!いや~めでたいな~」とアッサリ済むものです。
しかし、普段から交流の深い親しい友人や会社の人が、あなたからの直接の報告もなしにSNSで結婚を知ったとなれば話は別。それが結婚式を済ませた後の報告であればなおさら「親友だと思ってたのに、彼女にとって私はその他大勢だったのね…」「マナーがなってない!」と不快に感じさせてしまう恐れがあります。

これがきっかけでその知人と疎遠になってしまう事例も少なくありません。職場の上司や仲良しの友達といった大事な人には、必ず「実はこの度結婚することになりまして…」と、SNSで結婚報告をする前に個別に伝えるようにしましょう。

SNSでの結婚報告の注意点4 自慢はしない

SNSの結婚報告でありがちなのが、周囲への結婚報告という名の自慢です。
「私、とっても幸せです」と周囲にアピールしたい気持ちはわかりますが、芸能人御用達の豪華な式場やドレスの試着姿、高価なブランドだということがわかるように結婚指輪や婚約指輪の写真をアップするなど、自慢だと受け取られるような内容を投稿するのは周囲の反感を買う可能性が非常に高いので避けた方が無難です。

SNSでの結婚報告の注意点5 文面はできるだけシンプルに済ませる

相手の男性と付き合ってから結婚するに至るまでのなれそめや、プロポーズでサプライズされたときの詳しいエピソード、周囲への「マジ感謝!」な気持ちがポエム調に綴られていたりと、あまりに長々とした結婚報告はやめましょう。「うわ~どうでもいいわ~」「興味ないしうざい」とウンザリする方も少なくありません。

SNS上での結婚報告はダラダラと長文にせず、ごくシンプルに短文で済ませるのがベスト。絵文字や顔文字は避け、「私事ではございますが、ご縁があり結婚が決まりました。」などと礼儀正しい文章で仕上げると好印象です。簡単な報告の方が、周囲からも「おめでとう!今度会ったとき二人のなれそめ聞かせてね」「旦那さんどんな人なの!?」といった好意的な反応をもらえる可能性が高くなります。

SNSでの結婚報告の注意点6 キス写真など過度なイチャつき写メは載せない

SNSで結婚報告とともに二人のキス写真をアップするのは、「うわ~…恥ずかしくないの?」と周囲からドン引きされかねない危険な行動です。個人名を出していたり職場の人と友達になっているのであれば、SNSは公共の場であるも同然。特に年配の方からは「非常識だ!」「恥じらいというものがないのか!」と強く非難される可能性が高いため、くれぐれも注意が必要です。

こちらはキスの写真に限らず、ほっぺたをぎゅっとくっつけ合ったりハグしているところなど、二人でいるときのようなイチャイチャした様子をSNSに載せるのは避けるのが賢明でしょう。

SNSでの結婚報告の注意点7 公開範囲を設定する

LINEやFacebookでは、タイムラインへの投稿内容を公開する範囲を事前に設定することが可能です。
一度に報告したいけれど、昔付き合っていた元彼や結婚相手の元カノなど『この人には結婚報告しない方がいいかも…?』という人物とSNSでつながっている場合、この公開範囲の設定機能を使うというのも賢い方法です。

SNSでの結婚報告の注意点8 結婚報告後にしつこく連投しない

結婚式を挙げるまでの準備期間や結婚式当日、新婚旅行の内容など、SNSを通じて周りに聞いてもらいたい話題はたくさんあるでしょうが、一度正式に結婚報告した後に何度も結婚関連の話題を連投されることで「いい加減しつこいわ!!!」と感じてしまう方も少なくはありません。

どうしても結婚の話題を共有したい場合は、ある程度期間を空けて投稿するか、インスタグラムやTwitterなどでウェディング専用アカウントを作り、そこで活動するのもおすすめです。ウェディング専用アカウントでは他のプレ花嫁さんとの交流も楽しめます。

SNSでの結婚報告は嫌がる人もいると肝に銘じておこう

人にはそれぞれ様々な事情があります。投稿する側にそんなつもりがなかったとしても、SNSでの結婚報告を目にすることで不快に感じたり落ち込んでしまう方も中にはいるのです。

中にはこんな人がいるかも…?

  • 婚活中
  • 失恋したばかり
  • 婚約破棄したばかり
  • 離婚したばかり
  • 恋愛関係に限らずとにかく不幸が続いている

「結婚したばかり」「これから結婚する」という幸せ真っ只中の状態でつい羽目を外してしまう気持ちはわかりますが、SNSでの結婚報告では交友関係に大きな変化をもたらす恐れがあります。一歩間違えると上から目線のマウンティング女だと周囲に思われかねません。「自分の投稿を見て周囲の人間がどう感じるか」といった意識や配慮を持つことがとても大切です。

なお、「ちょうど最近彼氏と婚約したばかり!嬉しいけど何をすればいいのか全然わからない…」という女性は、彼氏と一緒に結婚準備まとめにしっかりと目を通しておきましょう。