結婚指輪と婚約指輪の違いマリッジエンゲージリングの特徴
結婚指輪と婚約指輪は似て非なるもの!それは分かっていても詳しいことを知らないという女性のために、二つのリングの違いや婚約指輪と結婚指輪に関する様々な疑問にお答えします!

結婚指輪と婚約指輪にはそれぞれの意味がある
カップルのアイテムで最初に思い浮かぶものと言えば「指輪」。その中でも結婚指輪や婚約指輪が占める割合が高いですよね。でも、それぞれの違いやそもそもなぜ二つあるのかなどについてはあまりよく分からないのではないでしょうか?
どちらも結婚に繫がるものではあるけれども・・・といった感じでしょうか。今回はそんなあなたに結婚指輪と婚約指輪の違いや、エンゲージリングとマリッジリング、2種類の指輪に関する様々な疑問にお答えします。
結婚指輪と婚約指輪の違いとは?
愛を目に見える形として表した代表的なもの…それが、指輪ではないでしょうか。その愛を表すための指輪が結婚指輪と婚約指輪の二つある…。違いがなければどちらか一つで良いはずですよね。実は結婚指輪と婚約指輪には、それぞれの意味があり、多くの違いがあるのです。
プロポーズに重要な婚約指輪
結婚の意志を告げるプロポーズ。このときに男性から渡すとされているのが、エンゲージリングと呼ばれる婚約指輪です。男性から女性に渡すだけで、婚約指輪を女性が男性に渡すことはありません。
ダイヤモンドの硬さから「固い絆」をイメージするため、婚約指輪にはダイヤをあしらったものが多いのですが、誕生石や彼女の好きな石を選ぶこともあります。婚約指輪の相場は、給料の3カ月分と言われることがありますが、これは日本特有のものだとか。実際にはだいたい20万円から40万円の価格帯が多いようです。
二人で交わす結婚指輪
結婚指輪は、その名の通り結婚したことを示す指輪のことで、マリッジリングとも呼ばれています。結婚式の「指輪の交換」の儀式の際に、男女がペアの指輪をそれぞれに交わします。
結婚指輪は結婚式後も日常的に付けるため、ゴールドやプラチナのシンプルなものが一般的です。婚約指輪の方が値段は高く、結婚指輪は10万円から15万円程度のものが選ばれています。
結婚指輪と婚約指輪
- 婚約なのか結婚したのかで、指輪の呼ばれ方が異なる
- 婚約指輪は女性だけが受け取る石の付いたデザインリング
- 結婚指輪はお互いが付けるペアリングでシンプルなもの
結婚指輪や婚約指輪に関する様々な疑問
違いが分かっただけでは、まだまだ結婚指輪や婚約指輪に疑問が残ります。二つの指輪の付け方や兼用は不可なのか・・・などなど。アクセ好きな女性も、オシャレ使いとは異なる二つの指輪について分からないことが多いかも。そんなみんなが感じる疑問点を解消してスッキリしましょう。
その1 人気のブランドは?
婚約指輪と結婚指輪は、デザインが全く異なります。それにも関わらず、人気のあるブランドはどちらも同じなのです。海外ブランドでは「ティファニー」「カルティエ」「ハリーウィストン」。どれも女性なら憧れるジュエリーブランドですよね。
国内でもエンゲージリング、マリッジリングともに評価が高いブランドがあります。「4℃」や「ミキモト」「GINZA TANAKA BRIDAL」などが人気ですね。
その2 付け方に決まりはあるの?
一番悩むところは、二つの指輪の付け方ではないでしょうか。恋人からもらった指輪を左手の薬指に付ける女性は多いのですが、永遠の愛の象徴や愛の証の意味を持つのが左手の薬指なのです。そのために、婚約指輪を男性から受け取ったら左手の薬指に付けますよね。結婚指輪も同じ場所のはず・・・どうすれば良いのでしょうか?
まず、結婚式には左手の薬指には何も付けずに、結婚指輪をはめるためにあけておきましょう。その日は、婚約指輪は右手薬指につけるのが一般的です。結婚指輪をはめるのは左手薬指と決まっているのですが、本来婚約指輪を付ける指は決まっていません。つまり、どこにはめても良いのです。
また、婚約指輪は値段やデザインから日頃は付けずに、フォーマルな場所やお出かけの日にのみオシャレアイテムとして利用する女性も多くいます。その他、二つのリングを重ね付けしている女性もたくさんいます。重ねて付ける場合には、結婚指輪の上に婚約指輪を付けるようにしましょう。
その3 もらってウレシイのは?
ズバリ婚約指輪です。結婚指輪は当然のように「結婚式に必要なもの」として扱われがちですよね。二人でずっとはめるお揃いのリングのため、お店や指輪も二人で選ぶことが多いのです。
しかし、プロポーズとともに全く予期しないタイミングで例の小箱を「パッカーン」とされたら、サプライズ感がハンパないですよね。「指輪をもらう喜び」だけに特化すれば、婚約指輪に勝るものはありません。
その4 どちらも必要なの?
それでは、婚約指輪も結婚指輪もどちらも必要不可欠なものなのでしょうか。答えは「NO」です。どちらも絶対になければ成立しないものではありません。実際、婚約指輪を用意しているのは約6割程度です。結婚指輪に関しても95%以上のカップルが購入していますが、100%ではありません。どちらの指輪も用意できなかった夫が、10年目の結婚記念日に指輪と感動を贈るなんてこともあるのです。それはそれで、ステキだと思いませんか?
その5 恋人同士時代のペアリングは?
恋人時代に彼氏から指輪をもらい、二人でペアリングをはめているカップルもたくさんいますよね。その彼氏から婚約指輪を受け取ったり、ペアの結婚指輪を交換したりしたあと、今までの指輪はどうすれば良いのでしょうか。
もし、付け続けたいのであればサイズを直し、他の指に付けると良いでしょう。また、ネックレスにして身に付けるのもオススメです。
結婚指輪と婚約指輪の疑問
- 二つを同時に付けるとき結婚指輪を下に重ね付けをするか、婚約指輪を別の指に付けるべし。
- どちらも絶対に必要なものではないが、結婚式の儀式として結婚指輪を準備した方が良いかも。
女性なら結婚指輪も婚約指輪も欲しい
指輪を用意するかどうかは、金銭的な問題と同様にお互いの価値観も決定を左右します。ただし、女性なら結婚指輪も婚約指輪もどちらも欲しい人が多いはず。エンゲージリングはともかく、結婚指輪については「指輪なんてなくても良い」と判断するのは、男性ではありません。
ここで女性の意見を尊重してくれないような彼氏なら、結婚生活にも支障をきたしてしまいそうですよ。結婚で後悔しないための特集には、他にも好きな人と幸せになる秘訣がたくさんあります。指輪に関することも紹介されていますよ。