転勤族の妻が結婚して良かったこと&おすすめの仕事3つ
転勤族の男性と結婚すると大変って本当!?なかなかひとつの土地に落ち着くことができない転勤族ですが、そんな転勤族の旦那さまを持つ女性の体験談を参考に、転勤族の妻になるメリット・デメリットをピックアップしてみました。
転勤族の妻になって良かったこと・苦労したことが知りたい!
「転勤族の妻は大変」とよく言われますが、実際に転勤族の男性と付き合っていてそろそろ結婚も考えている場合、「一体何がそんなに大変なの!?」というポイントはあらかじめきっちりおさえておきたいものですよね。
そこで今回は、実際に転勤族の旦那さまを持つ女性の体験談を参考にしつつ、転勤族の妻になって良かったこと・苦労したことをそれぞれピックアップ! そう、転勤族の男性と結婚することは、何も悪いことばかりではないのです。当然、「旦那さまが転勤族でよかった」と思うことも生活の中では色々とあります。
また、結婚後も仕事を続けたいと考えている女性のために、引っ越しの多い転勤族でも続けやすい仕事についてもあわせてご紹介していきます。結婚後の生活がどんなものになるのかイメージしながら、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね♪
転勤族の妻になって良かったこと8つ
それではせっかくですから、まずは明るい話題から! これを読めばあなたも「むしろ断然転勤族の男性と結婚したいっ!」と思えちゃうかも? 現在も全国各地を転々とし続けている転勤族の妻になった女性に聞く、転勤族で良かったこと8つをご紹介します。
転勤族のメリット1 家賃補助が出る
転勤族は数年単位で引っ越さなければならないイメージがありますが、その際の引っ越し費用はもちろん、転勤先で住む家についても会社から補助が出ることがほとんど。場合によっては家賃がほぼタダ!みたいなケースもあり、家計をやりくりする主婦にとっては見逃せないメリットのひとつです。
なんといっても、家計の中で一番の出費といえばこの家賃。これが一部でも会社から補助されるなら、浮いたお金は貯金に回すこともできますし、経済的には意外と潤った生活を送れます。
転勤族のメリット2 ご当地グルメが楽しめる
食いしん坊な奥さまにはこちらも嬉しいメリット♪ 大阪といえばお好み焼き、広島といえば牡蠣、仙台といえば牛タン、青森といえば林檎…などなど、日本はもちろん海外でもその土地それぞれでおいしくいただくことができるご当地グルメってありますよね。
中には産地の都合で「地元の人しか食べられない!」なんていう食材もあったりするので、地方へ転勤になるたびにそういったご当地食材でおいしい料理を楽しめるのは、まさに転勤族の醍醐味と言えます。
転勤族のメリット3 定番観光スポット以外にも遊びに行ける
転勤でいろんな土地をめぐると、同じ土地へ旅行するよりももっと、その土地の面白い魅力を発見することができます。旅行ならせいぜい有名どころの観光スポットを回るくらいしかできませんが、いざその土地に住んでみると、ガイドブックには載っていない隠れ家カフェや素敵な景色などに出会えることも増えるでしょう。
そう、転勤とはいわばちょっぴり(かなり?)長期の旅行のようなもの。長期滞在ならではのメリットを生かして、ぜひお休みの日には近所を散策してみてくださいね。
転勤族のメリット4 実家と同居しなくて済む
嫁姑問題なんてドラマの中だけの話でしょ?なんていう世代も増えてきたこの頃ですが、やっぱり勃発するところでは勃発してしまうのが嫁姑戦争。旦那さんの実家と同じ生活圏に住んでいると、あの手この手で「一緒に住みましょうよ~」と同居を持ちかけられることに悩む嫁も少なくはないのです。
その点転勤族は、ひとつの土地に落ち着くイメージがないためか、親世代も特に同居を言い出すことがない様子。「旦那さんの両親は好きだけど、一緒に住むとなると話は別」という女性にとって、万が一声をかけられても「いつ転勤になるか分からないですし…」と話をにごせる転勤族はまさに好都合というわけですね。
転勤族のメリット5 家族の絆が強まる
馴染みのある環境や友人関係をすべて置いて、ポンと新しい土地に引っ越さなければならない転勤は、家族の結束を強める良い機会にもなるようです。「夜は飲み会、休日も友人と出歩いてばっかりだった夫が、転勤後は家族との時間を優先してくれるようになった」という声も多く、見知らぬ土地で心細い分、男性も家族の温もりを実感するのでしょう。
単純にこれまでよく遊んでいた友人と離れて暇を持て余しているだけ…という男性も実際のところは多いかもしれませんが、それでも旦那さんが家族と一緒にいる時間を増やしてくれるのは嬉しいものですよね♪
転勤族のメリット6 嫌な人間関係をリセットできる
ご近所さんとソリが合わなかったり、ママ友の間でどうしても馴染めなかったりと、誰が悪いというわけでなくてもしばしば発生してしまうのが人間関係のトラブル。ただ、転勤族の妻の場合は、万が一自分が何かを我慢しなければならないような状況に追い込まれても、「どうせ来年にはまた転勤があるし」と思うと楽になれることが多いのだとか。
確かに、長くても数年以内にはまた引っ越すことができると分かっていれば、嫌な人間関係もどうにか耐えられそうですよね。そして、人間関係で何か失敗しても、また新しい土地ではその教訓を生かして新しい人間関係をつくることができるので、結果的にはストレスの少ない生活を送れるかもしれません。
転勤族のメリット7 旦那さんが出世しやすい
そもそも転勤族の男性は、会社の出世コースに乗っている可能性大。転勤を嫌がる人も多い中で、会社からの要望に応えている旦那さんは上司からも気に入られやすいでしょう。
様々な現場を経験した後で本社に呼び戻され、重要な役職を与えられるというのは出世のお決まりコースのようなものですから、そんな旦那さんのいる女性は将来がちょっぴり期待できるかも
転勤族のメリット8 物を捨てるのが上手になる
引っ越しって、家にあるいらない物を整理するのには絶好の機会ですよね。しかも転勤族の場合、一度きりではなく今後も何度か引っ越しをしなければならないはず…という覚悟があるので、荷物はちょっとでも少ない方が楽! ということで、必要なものかどうかの見極めが自然と上手になっていきます。
物が少ないと、家の中もスッキリきれいに保ちやすいので、結果的に気持ちよく生活することができるというメリットもあります。
転勤族の妻になって苦労したこと3つ
さて、今度はできれば避けて通りたい、転勤族の妻になって困ったことや苦労したことをいくつかピックアップ。こういったデメリットは、あらかじめチェックしておくことで対策も練りやすいですし、きちんと対処できれば特に問題にはならないこともあります。気を付けるべきポイントをしっかりおさえて、転勤後の暮らしに備えましょう。
転勤族のデメリット1 転勤先で仕事が見つからない
旦那さんの転勤について行くとなると、どうしても自分自身の仕事は辞めざるをえないのが女性の辛いところ。一度辞めて、転勤先の土地でまた新しく仕事を探しても、そもそも求人の数が少なかったり、転勤族ということでまた数年後には辞めなければならないため、なかなか雇ってもらえないことがあるのです。
転勤の度に就職活動を繰り返すのがだんだん面倒くさくなってきた…という女性も少なくないので、ひとつの職場で落ち着いて仕事ができないのは転勤族の妻になるデメリットのひとつと言えます。
転勤族のデメリット2 子供の転校がかわいそう
子供ができると、転勤の影響を受けるのはあなただけではありません。子供も仲良くなった友達とお別れして転校しなければならなかったり、習い事を続けることが難しいという側面もあります。環境の変化に子供を巻き込むのが申し訳ない…と心を痛めるママは多く、子供が小学校に通い始めると単身赴任を選ぶ夫婦もいます。
ただ、一度単身赴任を選んでしまうとそれ以降ずっと家族揃って生活するのは難しくなってしまいますし、パパと離れて暮らすのもそれはそれで子供にとっては辛いことです。転校かパパと一緒に暮らせないことか、どちらがより我慢しやすいかは子供によって違うので、子供の希望も聞きつつ家族にとって一番良い選択をすることができると良いですよね。
転勤族のデメリット3 友達がいなくて寂しい
知り合いのいない土地に引っ越すことになると、しばらくの間は孤独を感じやすいというのも転勤族あるあるのひとつ。仕事があれば仕事仲間ができますし、子供がいれば子供の学校つながりの知り合いも増えますが、そのどちらもない場合はなかなか新しい人間関係をつくるのは難しいかもしれません。
たとえば地域のカルチャースクールに通ってみるなど、家族以外とも話ができる場所を作ることで、その土地にグッと馴染みやすくなりますし、良い気分転換になるでしょう。
転勤族の妻が続けやすい仕事って?
先ほどデメリットの一つ目としてもご紹介しましたが、転勤族の妻にとって転勤先での仕事の確保は悩みの種。どういう仕事なら、転勤を繰り返すような生活でも続けやすかったり、再就職がしやすかったりするのでしょうか? 結婚後も仕事を続けたい女性は特に要チェックですよ!
看護師・介護関係の仕事が◎
再就職しやすいという点で言うなら、資格の必要な仕事はやっぱり強いです。中でも医療・介護関係の仕事は慢性的に人手不足なこともあり、もし看護師や介護関係の資格を取る余裕があるのであれば、一番におすすめします。
医療事務は要注意
通信教育で取りやすい資格として医療事務や調剤薬局事務の資格がじわじわ人気を集めていますが、これらの求人はまず専門学校を卒業する学生さんに流されるので、意外と一般の枠は残っていないこともあります。
やっと見つけた求人でも「経験者に限る」と注意書きがあってガックリ…なんていうことも多いようですので、できれば転勤前にちょっとでも経験を積んでおきたいですね。
保育士やベビーシッターをするのも◎
資格つながりで言うと、保育士も今はどこへ行っても引っ張りだこです。また、国家資格が特に必要にはならないベビーシッターという形で働くのもアリ。ベビーシッターはそういったサービスを提供する会社に雇ってもらうも良し、自分自身の子供がまだ小さい時には、近所に住んでいる働くお母さんの赤ちゃんを自宅で一緒に預かっていた、なんていう女性もいます。
何の資格もない人に自分の子供を預けるのは不安…という人も多いので、民間で実施されているベビーシッターの資格を取得してみるのも良いかもしれません。そういった資格があれば、ベビーシッターの会社に就職する際にも有利になります。
クラウドソーシングという働き方もある
ここからは根本的に考え方を変えて、在宅ワークについて見ていきましょう。転勤族の妻にとって、仕事を辞めなければならないのは物理的な会社という場所へ通わなくてはならないからですよね。もし仕事で必要なやり取りが全部ネットでできて、どこで仕事をしようが自由な働き方があるのであれば、それってとても魅力的じゃありませんか?
あるんです、働く場所の自由
クラウドソーシングという新しい形の働き方では、特定の会社に通う必要はありません。仕事の依頼も成果物の納品もすべてインターネット経由で行うので、自宅でもどこでも好きな場所で仕事をすることができます。
クラウドソーシングの求人で多いのは、ソフトウェアの開発やデザインなど専門性の高い分野もありますが、商品の紹介記事やブログ記事の作成といった、特別なスキルや経験を必要としない仕事もたくさんあります。
そのほかデータ収集などの事務作業や、口コミの投稿、ドラマや映画の感想を書くといった気軽に始められる仕事も多いので、気になる方はぜひ一度クラウドソーシングのポータルサイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。
転勤族も悪いことばっかりじゃない♪
仕事や環境の変化に対する不安、子供に対する申し訳なさなどなど、確かに大変な印象をぬぐうことはできないまでも、今回ご紹介した中ではデメリットよりもむしろメリットのほうがよっぽど多かった転勤族の旦那さまとの暮らし。世間で言われているほど、転勤族も悪いもんじゃないんだな~ということがお分かりいただけたかと思います。それでもどうしても転勤族はしんどいという気持ちがあるなら結婚相手に求めるものまとめを読んで、自分の条件に合った男性と付き合うことなど、結婚する前にしっかりリサーチしておくことが大事です。
もし現在、転勤族の男性との結婚を迷っているなら今回ピックアップしたメリットとデメリットをよ~く見比べて、結婚後の生活をじっくり想像してみてくださいね。デメリットとして挙げたポイントも、対策次第ではクリアにできることもあります。在宅で仕事ができる動きもどんどん広がっているので、それらをひっくるめてぜひ前向きに考えてみてください。