結婚前提の付き合いを求める男性心理5パターン

結婚前提のお付き合いとは、男性の責任感の強さが表れています。しかし、本音はどうなのか気になる人は多いと思います。結婚を前提にお付き合いを求める男性心理と、いつもの恋愛と違う点や注意したい点をご紹介!

「結婚前提にお付き合いを!」言われてみたいけどちょっと不安

ドラマの中のような、「結婚前提に付き合ってください!」というセリフ。もし好きな男性からそう言われたら、嬉しい反面「本音はどう思っているの?」と少し不安になりませんか?わざわざ結婚という責任を伴う言葉を、お互いのことをあまり知らない段階で使われたなら、女性は「嬉しいけど……このセリフ本気?」と複雑な気持ちになりますよね。そのセリフの裏に隠された男性の心理と、そう言われて付き合った場合、普通の恋愛と何が違うのか?をご紹介します!

結婚前提にお付き合いを!男性が持つその言葉の本音5つ

まだお互い深く知らない段階で、男性が使う「結婚前提で」の言葉の裏には、どんな男性心理が隠れているのでしょうか?

結婚前提の告白1 “結婚”という言葉で縛りたい心理!

相手の女性を本気で好きになると、男性は「他のヤツも彼女を狙っているんじゃ……?」と、周りの男すべてが敵に見えてしまう人もいます。年齢的なものや相手に対する愛情が強い場合は、最初から“結婚”という言葉を使うことで簡単に“乗り換え”できない状況を作りたいと思ってしまうのです。とはいえ、それは全て相手の女性を本気で好きだからこそ。真面目でトコトン愛してくれる彼氏や旦那さんになるでしょう。

花嫁衣裳の女性とキスする男性

 男性の心理

彼女の“婚約者”になることで、他の男を寄せ付けないようにしたい!誰にも渡したくない!

結婚前提の告白2 誠実さを演出したい男の見栄!

「遊びで付き合うような男じゃない!」「この気持ちは中途半端じゃない!」そういった気持ちを、「結婚前提」という言葉に変えて伝える男性も居ます。絶対に彼女と付き合いたいと思う人や好きになって欲しいという気持ちが強い人も、相手の女性に誠意を見せたくて“結婚”という言葉を使おうとします。こちらも、本音は相手の女性が大好きであることに嘘はありません。ただ、少し格好つけたい、見栄を張りたいという気持ちが隠れている場合もあります。

 男性の心理

“結婚前提”なんて言う俺……誠実だし安心できる男だぜ!と彼女に分かってもらいたい。

結婚前提の告白3 時間を無駄にできないので確約が欲しい!

年齢的にも、相手の女性と付き合って結婚という流れがベストかな?という、少しズルい考えが潜んでいる男性もいます。こちらも、相手の女性を好きなことはベースにあるのですが、付き合ってもフラれてしまったら後がないかもしれない……と焦ってしまっている場合が多いです。ですから男性は、最初から“結婚前提”という確約をもらっておきたいと思うのです。

ブランコに乗った男性が女性に背中を押してもらう

ある程度年齢が上の男性に多いタイプで、両親や上司などに結婚をせっつかれている可能性もあります。相手と同じ温度で好きなら大丈夫なのですが、少し悩んでいるのであれば、何となくお付き合いを始め内容にしましょう。もしあなたが別れたくなっても、彼に逆上されてしまう可能性があります。

 男性の心理

結婚は視野に入っていなければ、付き合っても時間がもったいないかもしれないという不安がある

結婚前提の告白4 もう落ち着いた恋愛がしたい

色んな女性と遊んできたり、これまでの恋愛が波乱万丈だったりした男性は、安心できる女性に出会うと、「落ち着きたい」と思うようになります。駆け引きばかりの不安定な恋愛ではなく、結婚を前提にした落ち着いた恋愛がしたいと考えて“結婚前提”という言葉が出てきてしまうのです。自分に制限を付けることで、女遊びはやめようとしている可能性もあるので、これまでの恋愛などは少し注意したいですね。

 男性の心理

自分で結婚というゴール(制限)を決めることで、もう落ち着きたいという心理

結婚前提の告白5 とにかく結婚して子供が欲しい!

子供と両親が頭をつけて記念撮影

稀にいるのが、結婚願望がとても強い男性。子供好きな人も多く、若いうちに結婚して子供といっぱい遊びたいと思っている人や、イクメンパパに憧れている男性もいます。そんな男性は、中途半端に恋愛をするよりも最初から結婚前提で付き合って、スムーズに結婚まで進みたいと思っています。

家族愛の強い男性が多いので安心できますが、中には結婚に大きな妄想や願望を抱えている人もいます。夢のような生活が待っていると妄想したまま結婚してしまうと、相手の結婚観を押し付けられることにもつながりかねません。よくよく相手の結婚観は聞いておくようにすると、失敗を防げます。

 男性の心理

若いうちに結婚して、運動会でも早く走れる子供の友達のようなパパになりたい・・・という憧れがある

番外編 こんな男には要注意!

結婚詐欺をする男性は、女性に“結婚”という言葉を使うと付き合いやすいということを知っています。詐欺とまではいかなくとも、結婚までは全く考えていないのに、「この子を落としたい」という思いから“結婚前提”という言葉を使う悪い男もいます。結婚という言葉をチラつかされても浮かれずに、付き合った後の男性の態度もしっかりと見極めたいもの。いつか結婚してくれると思っていたら……なんてことにもなりかねません。自分を大切にしてくれない男性は、結婚前提で付き合ったとしても、あまり信用しすぎないようにしましょう。

 男性の裏心理

とりあえず付き合いたいから“結婚”って言ってみよ!

結婚前提のお付き合いと普通の恋愛って何が違うの?

それでは、いざ結婚前提のお付き合いが始まると、普通の恋愛とはどう違ってくるのでしょうか?

結婚前提のお付き合い1 両親公認でお付き合いする

若いカップルと彼女の父親がBBQ

結婚前提で付き合う場合、両親へ挨拶をしに行く機会が早めにやってきます。普通のお付き合いでは、会うことがあればご挨拶をすることが多いですが、結婚前提となると最初の段階で両親公認の仲になるケースが多いようです。挨拶を終えると、結婚はしていなくとも、相手の家の行事などに参加する機会も多くなってくるのも特徴です。

結婚前提カップルはココが違う

早い段階で両親公認のお付き合いになり、相手の家の行事も参加することが増える。

結婚前提のお付き合い2 早い段階からお財布が一緒になることも…

すぐにお財布が一緒にならずとも、2人で結婚式の資金を貯金できるように、同じひとつの通帳でお金を貯蓄し始めるカップルも多いよう。男性側が積極的な場合、お付き合いの時点で同棲していれば、お給料も女性に任せる人もいます。

結婚前提のカップルはココが違う

お金の管理などが早い段階で一緒になる場合があったり、2人で一緒に貯金をし始めたりすることも。

結婚前提のお付き合い3 婚約破棄とみなされ慰謝料の対象に!?

結婚を前提にしてお付き合いをしているだけなら、別れを切り出した場合でも慰謝料などが発生することはありません。しかし、婚約をしてしまっている場合は別です。例えば、婚約者として周囲に紹介されていたり、婚約指輪と分かっていて受け取っていたり、婚約とみなされるような証拠がある場合は、別れる時には“婚約破棄”となり、慰謝料を請求されることもあります。ただ逆も可能ですので、婚約し結婚へ進み始めている段階での相手の浮気や別れ話は、証拠さえ揃えれば責任を取ってもらうことができます。

結婚前提カップルはココが違う

結婚という責任が伴うので、別れる時は少し苦労するかも?

結婚前提のお付き合いを申し込むときの男性心理

部屋でこれからのことを相談する男女

ここからは、女性に「結婚前提で付き合ってほしい」と伝えた時の男性の心境をご紹介しましょう。実際の声を募ってみましたのでご覧ください☆

体験談

何もかもが自分と同じだった彼女

涼(30代)のお話

私は、現在結婚を前提に付き合っている彼女がいますが、色々な面で私と非常に相性が良いと感じたため、できればずっと一緒に居たいと思い、結婚前提の交際を申し込みました。付き合い始める前、私は彼女のことが少し気になっていたので飲みに誘いました。その時に、入ったお店で注文をする際、お互いに好きなものが丸々かぶっていたこと、また、話が盛り上がり、互いの趣味についてや、色々な事柄に対する考え方等についての話をしていたところ、どれもこれも凄く似通っていたことに運命を感じ、その日の帰りに告白しました。今までお付き合いしてきた女性は何人かいますが、こういう感覚になったのは初めてだったので、逃したら次は無さそうだと思うと、勝手に言葉が出てしまった感じでした。こんなことってあるんですね。

体験談

理想の女性への告白

豪快さん(30代後半)のお話

私は以前ある女性に対して「結婚を前提にお付き合いをさせてください」と告白したことがあります。私はシャイな性格で女性と会話をするのが苦手だったのですが、その女性に対しては男友達のような感覚で楽しく会話をすることが出来ていたので結婚するなら彼女しかいないと思ったのです。また、お互いにスポーツが大好きでよくプロ野球観戦などに一緒に行っていたので上手くやっていけると確信していました。しかしながら、結婚を前提というのはちょっと重たいイメージがあるかと思って普通に告白しようか迷いましたが、私は結婚を考えているほど真剣なんだというメッセージを伝えたかったので、結婚を前提にお付き合いをさせてくださいと告白することにしました。彼女はちょっとビックリした顔をしていましたがOKしてもらえて、まだ結婚はしていませんが現在でもお付き合いをさせてもらっています。

体験談

身が引き締まりますね…。

心機一転くん(40代前半)のお話

出会った時は一目惚れ状態でした。付き合い出してから、彼女(現奥さん)の性格も分かり結婚を意識していました。しかし、結婚が本人達だけの気持ちで前に行けない事を知ってしまいました。両方の親や、兄弟の関係も大きく影響してきますね…。理想が高い両親なら、安易に結婚は認めてくれません。自分達だけでなく、お互いの親との距離を縮めるのに苦労しました。今は、奥さんの両親とも仲良くさせてもらっています!結婚を前提にの言葉は、好きという気持ちだけで言いました!しかし、その後が大変でしたね…。

体験談

笑われ続ける武勇伝!?カッコ悪い男のプロポーズ

びんちゃん(20代後半)のお話

私は決して女性にモテる人間ではありません。女性と付き合っても全てが短期間で終了してしまいます。  そんな私ですが、数年前に出会ったYとだけは関係が続いていました。いつもすぐに振られる私と長くやっていけるYには、特別な何かを感じ、プロポーズをしようと思っていました。  しかし、Yは神妙な雰囲気になるとおちゃらける癖があるため、そういう機会が全くありません。  そのため中々プロポーズのタイミングが掴めず、モヤモヤが溜まり続けた私は、深酒をし、迎えに来てくれたYに嘔吐と一緒にプロポーズをしてしまいます。  結果としては最低のプロポーズ以外の何物でもないのですが、そうなってしまうぐらい男にとっても、プロポーズをする事は特別な意味があります。  女性の方は、もし男のそういう空気を感じたら、雰囲気作りに協力してあげてください。そうすれば理想的なプロポーズをしてくれるかもしれません。

体験談

他に取られたくなかったので

マイケル(29歳)のお話

お互い20代後半でしたし、あと2、3年では結婚したいと彼女から聞いていたので、結婚を前提にという言葉を付けて告白しました。もう最後の恋人にして結婚したいという気持ちも自分の中ではありましたし、何よりもこの彼女を他の人に取られたくなかったというのが1番大きかったかもしれません。ここまで自分のタイプに当てはまる人は会ったことがなかったですし、もう今後彼女を超える人は出会わないのではないかと思えたので。

体験談

純粋な気持ちほど、女性から見ると真剣に考えてないと映る

キャットハンド(31歳)のお話

20代の頃にうまく行かなかった時の話をします。「結婚を前提にお付き合いを申し込む心境」それはとても純粋な気持ちです。掛け値無しの本音であり、あなたを生涯愛します。という気持ち以外にありません。しかし、男女間の認識の違いで上手くいきませんでした。女性は、「結婚してどういう生活をするか?」「お仕事は?」「住まいは?」「親にどうやって紹介しよう」「友人にどうやって紹介しよう」みたいな感じで、結婚となると現実的なことを凄く考えるんですよね。男性としてはそういう細かい事は萎えるというか些細な事に思ってしまってあまり考えてない。むしろそれよりも気持ちを重視する方が真剣だと考えがち。女性からしたらそれは真剣に考えてない。と映るわけです。そういう感じのズレでうまくいきませんでしたね。若い男性にはありがちな経験ではないでしょうか?今度告白する時はそういう事も考えた上で告白しようと思います。

「結婚前提の付き合い」を申し込む男性は真剣な気持ちでその女性を愛しているのだということがよくわかりますね!

結婚前提のお付き合いは、メリットもデメリットもある

付き合う前、もしくは付き合い始めに“結婚前提”と言われると、安心できますし愛されていると実感できて嬉しいですよね。しかし、安易に付き合ってしまうと、後々面倒に巻き込まれてしまうかもしれません。付き合ってみたはいいけど、「あれ?ちょっと違う……」なんて思っても、別れるのにパワーが必要になる場合も。女性側も絶対にこの人と結婚したいと思うような男性ならいいのですが、あまり相手を知らない段階でOKしてしまうと危険。愛情はキチンと伝えて、まずはお互いを知ってからというスタンスでお付き合いをスタートする方が安心かもしれません。

相手選びに不安な場合は、結婚相手を見極める方法で目の前の男性はどうかということを、一度冷静に考えてみてはいかがでしょうか?