恋の賞味期限はなぜ3年!?恋が燃え上がる仕組みと冷めきる理由

恋の賞味期限は3年といわれています。付き合い始めのドキドキはなくなり『あれ?私って彼のどこが好きなのかな…?』と、思い始めてきたのではないでしょうか?あの頃の情熱がなくなってしまう理由を紹介します。

恋の賞味期限が限られるのは、恋した時に増える「脳内物質」のせい?

恋の賞味期限は3年間とは良くいったものです。どこかで聞いたことのあるフレーズかと思いますが、このフレーズが有名である理由には恋すると飛躍的に増える脳内物質が関係しています。

こちらのコラムを見て恋する女の子がどのような理由で「ドキドキ」「わくわく」して、高揚感を感じてしまうのか。そしてどのような理由でこの特有のドキドキ感が消えてしまうのかをお教えします。なかなかに興味深い内容ですので、お時間があるなら最後までご覧ください。

ポイント1 恋するとドキドキしてトキメキを感じる理由!

恋をすると脳内物質「フェニルエチルアミン」が脳内で大量に分泌されます。これはチョコレートにも含まれている物資であり、高揚感を引き出し、トキメキを感じます。気持ちを前向きにさせる効果もありますが、危険な恋ほど燃え上がらせる効果もあり、ちょっと危険です。自分の恋に酔ってしまうなど陶酔感を感じるのはこのせいです。同じく興奮物質のドーパミンの濃度をアップさせることもあります。

恋をした女性

ポイント2 相乗効果でドキドキ感アップ!

フェニルエチルアミンの影響で同じく脳内物質である「ドーパミン」が大量に分泌されます。ドーパミンとは必要以上に胸がドキドキしたり、幸せな気分になる効果があります。彼と会っている間に強い幸福感高揚感を感じるのはこのせいです。
ドーパミンが多量に放出されると脳に快感が起こり、それが体中に伝わって鼓動が早まります。彼を見ると興奮してドキドキが止まらなくなるのはこのような現象のためです。

恋をしてドッキドキの女性

ポイント3 恋をすると綺麗になる理由!

恋をすると「フェニルエチルアミン」が多く分泌されますが、この物質には美肌効果ウエスト引き締め効果があります。それに恋をすると「エストロゲン」と呼ばれる物質も分泌されるため、ウエスト引き締め効果バストアップ効果、さらには肌がきめ細やかになる効果を感じられます。つまり恋をすると綺麗になるというのは本当です。

恋をしてキレイになった女性

ポイント4 脳内物質の効力にはリミットがある!

このように恋をすると放出される脳内物質は様々な感情を呼び起こすため、体に負担がかかります。そのため期限が決まっており、「フェニルエチルアミン」は相手のことを知っていく内に段々と分泌量が治まるので、約3か月~3年間ほどで落ち着きます。「ドーパミン」は彼を好きになってから約1年半~3年間までです。これが恋の賞味期限は3年間と言われる理由です。

恋の賞味期限が切れた女性

ポイント5 オキシトシンは愛情ホルモン

フェニルエチルアミンやドーパミンの効力が無くなっても、もう一つの恋愛ホルモン「オキシトシン」の存在があります。これは彼とのスキンシップや心が満たされることによって分泌されます。母性ホルモンとも言われており、相手に優しくしたい、守りたいという気持ちが生まれる素敵なものです。

恋の賞味期限が切れたあとも愛する女性

恋の賞味期限が過ぎた1年半~3年後からが本当の勝負!

このようなメカニズムによって恋のドキドキは起こり、その内消えて無くなります。皆さん同じように起こることなので、何も特別なことではありません。

そしてこの恋の賞味期限が切れて、ドキドキ感が無くなってからが勝負です。この区切りを過ぎても相手に対する愛情が続くのであればそれは「本物の愛」です。胸のトキメキが無くなったからと言ってすぐに別れてしまうのは間違いです。これは自然現象ですし、代わりに安心感や幸福感を感じられるなら、今後もお付き合いを続けてください。自然現象である胸のトキメキが無くなっても愛があればうまくいくのです。

また、これらの現象から一時の感情で電撃結婚をしてしまうと失敗しやすい理由が分かりますよね。このように出会ってすぐに結婚をすると恋の賞味期限が切れた後で、後悔する可能性があります。結婚はじっくり付き合ってみて、相手への愛情を確かめてからが良いと思います。

結婚で後悔しないために好きな人と幸せになる特集もチェックしておくと、本当に幸せを与えてくれる彼と結ばれるようになるかもしれませんよ♪