お見合い断り方・傷つけず納得させる断り文句&手紙の例文
お見合いの断り方のルールやマナー。誰も教えてくれない、上手な断り方をご紹介します。近年徐々に増えているお見合いですが、相手と合わなかった場合のことを考えると億劫になってしまいますよね。上手な断り方を知って積極的な婚活に活かしてくださいね!
お見合いは断り方が難しい…そこのところ克服しましょう!
近年、徐々に増えているお見合い。お見合いサイトなども増えてきており、今後益々わたしたちの婚活をサポートしてくれるツールになってくることでしょう。ただ、お見合いした相手とどうしても合わない場合、断らなくてはいけません。
性格もよく分からない相手に対して、どんな理由で断るのか?「実際会ったら顔がタイプじゃないので」なんて、正直にも言えません。どんな風に断るのがベストなのか?今回は、上手なお見合いの断り方をご紹介します!
お見合いの断り方のルールやマナー
お見合いの断り方にも、ルールやマナーがあります。まずは、基本的なマナーをおさらいしましょう。
ルールーやマナーその1 気乗りのしないお見合いはしない!
お見合いをするときは、あなただけでなく相手だって自分の時間を割いて来ているはずです。それなのに、いざお見合いに来た相手が全く自分に興味のない人だったらどうでしょうか。どんなに取り繕ったとしても、気乗りのしないことはどこかで感情が表に出ているものです。そんなお見合いする気のない相手に自分の有効な時間を取られるなんて相手だってたまったもんじゃ~ありません。気乗りしないお見合いは話が来た時点でサクッと断る!これはお見合いのマナーです。
ルールやマナーその2 実際に会ってみて合わないと思ったら即断る!
お見合いの話が来たときは、「お見合いしてみようかな?」と乗り気だったあなたも、実際に会ってみたら「ちょっと違うかも…」なんて思うことは別に悪いことではありません。だって人と人ですもの。価値観や世界観が違う人だっているのは当たり前。でも、お見合いのルールとしては、「この人は違う」と感じているのにズルズルと付き合っていこうとすることです。だって出会った時に感じているのですから。「この人は違う」と。それなのに、相手に期待を持たせるようなことをしてはいけません。あなたが自分の時間を大切にしているように、お見合い相手だって自分の人生の時間を大切にしているのです。
お見合い相手に「お友達になりましょう」なんて、自分が言われたら引きますよね?そんな曖昧な言葉も使ってはいけません。期待を持たせるということは、「お友達になる」こと以上に残酷なことなのです。あっ!でも、間髪入れずにお断りするのはもっと失礼なのでしてはダメですよ~!相手のことを思いやる気持ちは常に忘れずに。
ルールやマナーその3 上司や紹介人の顔をつぶすようなことはしない
お見合いって、自分から結婚相手を探したくてする人もいれば、上司や周囲の年配者など紹介人となる人が話をあなたに持ってくる場合もありますよね。そのような場合、例え気乗りのしないお見合いでも、相手が上司やあなたにとって断りづらい年配者だと押し切られてお見合いすることになる人もいることでしょう。
そのようなケースでは、例え乗り気がしなくてもお見合いはしなければなりません。上司や紹介人の顔を立てるというのも、お見合いのマナーです。とはいえ、正直気乗りもしないのに相手に失礼だという気持ちが先行してしまうあなた。ここは上司や紹介人の顔を立てる仕事だと割り切りましょう。もしかしたら、その出会いが運命の出会いかもしれないこともあるのですから。
ルールやマナーその4 遠慮と配慮を間違わない
基本的なマナーとは、相手を極力不快にさせないようにすることです。自分がされて嫌だと思うようなことをしなければ、最低でも大きなマナー違反にはなりません。気をつけたいのは、断るのが申し訳なくて、ダラダラと相手を待たせ、無駄な時間を使わせてしまうことです。お見合いは、結婚も前提にしたものですので、多少シビアになるのはお互い様です。ですから遠慮と配慮を間違わないようにしましょう。
お見合いの断り方のマナーのまとめ
- 会う前に気乗りしなければ、その時点でしっかりと断る
- 会って違う!と思ったら躊躇して時間を空けず、早めにお断りする
- 曖昧な言葉では、誤解が生じることもあるので、断る旨をちゃんと伝える
- 誠意を持って、相手を傷つけるような断り文句を言わないようにする
- 上司や紹介人の顔を立てる必要があれば、2~3回会って断る
相手を不快にさせない断り文句テンプレート
それでは、実際にどんな言葉でお断りするのがベストでしょうか?
「わたしに至らぬ部分があり、価値観に開きを感じました」
自分を落としてお断りする方法は、角も立たず失礼になることも少ないので、よく使われる言葉です。「至らぬ部分」「教養の無さ」「幼い部分があり」など自分を悪く言い、あなたは立派な方なので、合わないようですという意味を伝えるお見合いの断り方です。
注意したいのは、あまりに露骨に自分を落とす言い方をすると、相手は逆にバカにされているような気になってしまうので、あくまでもサラッとシンプルに使いましょう。
「結婚観が違うように感じましたので・・・」
何度も書きますが、結婚を前提にしたお見合いは、シビアであって当然です。お付き合いなら全く問題ないですが、結婚を考えると難しいというニュアンスでお断りすると、相手のプライドを傷つけません。
その時も、前項の「わたしの幼さもあって・・・」という、自分を落とす言葉を頭につけると、より角が立ちません。そのためにもお見合いでお話しするときに、結婚に対する考え方などを聞いておくと、より具体的な違いを伝えることができるので、相手がモヤモヤすることもなくなります。
「お話しをしていて距離感を感じてしまいましたので」
“価値観の違い”や“フィーリングが合わない”などと同じ意味で、どれを使ってもいいのですが、よりボヤッとさせたい方は、距離感などと言った言葉を使うといいかもしれません。よく使う言葉としては「お話しをしていてフィーリングが合わなかったので」というお断りでも大丈夫です。フィーリングというのは良し悪しがないので、“私とは”合わなかったという理由になるので、相手の批判にもなりません。
「○○さんもお感じになられたとおもいますが・・・」
これは、断り文句の前につけると、相手に失礼にならない言葉です。こちらの一方的な気持ちではなく、あなたも同じように感じているでしょ?という言葉を伝えると、相手も「そうですね」となりやすいので、話がスムーズにいきます。
「○○さんもお感じになられたとおもいますが、ライフスタイルなどに差がありすぎるとおもいます」という感じで使うといいですね。
メールやお手紙のテンプレ
○○さんへ
この度は、貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございました。
とても楽しい時間でした。
しかし、○○さんも同じようにお感じかもしれませんが、価値観に違いがあるように感じましたので、勝手ではございますが、今回はご縁がなかったものとさせていただきたいとおもいます。
○○さんの誠実さ(素敵な面)は、お話ししていてとても強く感じました。
その反面、わたしは至らぬ点がありすぎるなと反省させられることも多々ありました。
結婚観なども、まだまだ私の幼さがあることを気付かせていただきました。
○○さんにお会いできたこと、とても感謝しております。
今後、素敵な出会いがありますことをお祈りしております。わたしも頑張ります!
この度は、本当にありがとうございました。
少々砕けた文章でもいい相手でしたら、固い言葉で断られるより、少し砕けた文面の方が柔らかいニュアンスになります。ただ、あくまでも相手を不快にさせない程度の砕け方でなくては、誠実さが伝わりません。難しいところですが、一生懸命な配慮と重過ぎない言葉選びで、相手に失礼のないように工夫しましょう。
お見合いの断り方は相手のことを思いやって・・・
なかなか難しいお見合いの断り方ですが、誠意を持って伝えれば大丈夫です。とにかくダラダラと時間をかけないようにすることが大切なので、相手への思いやりと思って決断は早めにするようにしましょう!お見合いの断り方も重要ですが、そもそも結婚相手の選び方が分からないという方は、結婚相手の選び方や条件の記事も読んでみてくださいね!色んなヒントが見つかりますよ。