貰っても嬉しくない彼氏からのプレゼント【センスと人格大丈夫?】
嬉しくないプレゼントってありますよね。『こんなのいらないよ!』と、その場で言えたらどんなにいいことか…。品物はなんであれ一応は『ありがとう♪』と、言っておくのが礼儀というもの。女性たちがもらった悲しいプレゼントを紹介します。
嬉しくない(とは言えない)
「プレゼントは気持ちが嬉しい」という、なんとも心温まる世の女性たちの声。
しかし、ほとんどの女性がその言葉の前に「品物は何であれ」のワンフレーズを飲み込んでいるのもまた事実?!
嬉しくないプレゼントをもらったことがある、という女性はナント7割を超える(!!)というアンケート結果も出ているような昨今、歴代のプレゼントの中から「これは本当に嬉しくなかった…」という悲しいプレゼントを7つ、とっさのリアクションエピソードをあわせてお送りしちゃいましょう。
プレゼントされて腹が立つって、ある意味ミラクル
贈り物とは相手のことを思い、相手に喜んでほしい、相手の笑顔が見たいという気持ちを込めるもの。しかし、どんなに仲の良い彼氏彼女も所詮はひとりひとり違う人間で、相手の好みが分からず「プレゼント選びに迷う!」てのは良く聞く話です。
しかし、その反面送られたプレゼントに言葉を失い、「リアクションに困る」のもまたプレゼントにはつきものの悩みなのかも知れません…。
ケース1 明らかにその辺で買ってきたもの
センスの無さと手抜きを露呈するこのプレゼント!その辺の量販店でも買えちゃうような代物は人としての品格を疑いたくなりますが、しかし、プレゼントは気持ち…フザけているのか真面目にコレを選んだのかが分からない以上は喜ばないわけにはいかない…だけど喜べない!!辛いですよね。何がって自分の中で葛藤させられていることが、です。
価格も子供のお小遣いレベル、セレクトセンスも皆無なプレゼントは貰って困るNo1と言えます。貰った側からは…
「プレゼントはあげりゃあいいってモンじゃない、『自分が貰ったらどう思うか』を考えてから選べ!」 (32歳 女性 “引きつるなって言う方がムリだわよ”さん)
という悲痛な叫びが届いています。
ケース2 プレゼントにかかった費用を強調
腕時計やアクセサリー、ブランドものなど奮発してくれるのはいいのですが、プレゼントにかけた金額の大きさは、敢えて自分から触れないのが贈り物をするときのマナー。照れ隠しのつもりなのか何なのか「奮発した」自慢はウザッ!そして、男としての品格を疑いたくなる行動ですね!
「プレゼントに込められた気持ちを喜びたいのに、どういう了見でそんなに金アピール?だったら、いっそ現金が潔い!しかも、後日同じものをネットで検索してみたら、私があげたiPadminiの方が俄然値が張るという…」(28歳 女性 “そういう男って根はケチなのよねきっと”さん)
ケース3 昔の彼女にあげた物と同じ物
彼氏「じゃん!来週誕生日でしょ?ちょっと早いけ」
彼女「え!ほんとに?嬉しい!ありがとう~!しかも何コレめっちゃ可愛い!」
彼氏「ふふふ~」
彼女「ん?」
彼氏「いや~やっぱり女の子ってこういうの好きなんだな~と思って♪
昔の彼女もすごい喜んでたんだよねー」
彼女「(…は?)えーそうなんだーやっぱり○○くんが好きになった女の子だから趣味も似てるのかなー」
…なんて言うと思ったら大間違いだよ!と思わずガンギレしてしまいそうになるこのプレゼント、正直嬉しい嬉しくない以前の問題です。
男性女性問わず、過去の恋人の話を持ち出されて嬉しい人なんていませんよね。現在のパートナーへの最低限の配慮さえできない男性なんてこっちから願い下げ!
重ッ…重量級が苦しいプレゼント
彼氏的には良かれと思ってのプレゼントも、彼女からすれば超ヘビーだったりするものです。断れないのが非常にツライですよね…(泣)
ケース4 ディナー※但し…
彼氏「ハニーの誕生日は、ディナー予約入れたからな」
彼女「マジですか
どうしよヤバい超うれしい!」
彼氏「しかも、○○(←ドレスコード有の超高級レストラン)!
お前、前から憧れてたもんな」
彼女「ヤダなんか本気で感動しちゃう…(涙目)」
彼氏「当日仕事終わったら、一回実家寄ってオカン拾ってから迎えいくから、キメとけ~♪
昔の彼女もすごい喜んでたんだよねー」
彼女「…ちょ、今なんて?」
ただのディナーだと思って手放しで喜んでいたら唖然、彼のママも…ナゼ…。例え結婚を前提に付き合っている仲だとしても、そこにママを登場させるのは如何なものか!このケースでは、バースデーが一気に試練へと相成ったそうな。彼ママとは仲良しっていう彼女さんもいらっしゃるでしょうが、一般的にはヘビーすぎるバースデーにはテンションもガタ落ちですよね。お察しします。
ケース5 おばあちゃんの形見
彼氏「これ、○○に持っててほしいんだ」
彼女「え?なに?」
彼氏「うちのばあちゃんが死ぬ間際まで枕元に置いてためがねケー」
彼女「え…?(何それ気持ち悪い…)そ、そんな大切なもの私もらえないよ」
彼氏「いや、○○とはこれからもずっと一緒にいたいからさ、俺が大好きだったばあちゃんの形見、持っててほしいんだ」
彼女「うん…そっか、ありがとう、大切にするね(いろんな意味で儚い笑顔)」
「それで私にどうしろと?」と小一時間問い詰めたくなるようなプレゼントも、時には突如として襲来するのです。
大好きな彼が小さいころから慕っていたお祖母さま。その形見を譲り受けるというのは、ある意味彼にとって本当に特別な存在であるという証にほかなりません。
「でも……正直困る!」これが大多数の女性の本音かもしれませんね…。
もはや有り得ない!
いくらプレゼントは気持ち…と自分に言い聞かせても、そんな生易しい片付け方なんてできない「速攻で別れたくなるプレゼント」も世には存在するのです。
ケース6 なんちゃってブランド品
彼氏「はい!これ記念日のプレゼント」
彼女「(!?)わ、わー!」
彼氏「これに似てるブランド、好きだったよね?」
彼女「うん、好き…(だけどこれじゃないんだよこれじゃ!)ありがとう、嬉しい。。。」
彼氏「よかったー喜んでもらえて♪」
彼女「いつか本物を贈ってくれたらもっと嬉しいな
それまでずっとラブラブでいようね
(帰ったらソッコーで今後のお付き合い考え直させてもらいますけどね!)」
お気に入りのブランドがある彼女だから…と、その趣味を汲もうとしてくれたところは評価できるのでしょう。しかし、だからといって偽物や「なんちゃって」じゃあ本当になんてリアクションすればよいのやら、困り果ててしまいますよね。
「この程度の女だと言われているようで正直不愉快」(23歳 女性 “ブランド物が何故万人に愛されるかの理由を知れ”さん)
…と、女性の間でもブーイングの嵐。
それでもドヤ顔の彼氏の前では、煮えくり返る気持ちをグッとこらえて、プレゼントを贈ろうとしてくれたことに対してだけでも「ありがとう」と微笑む彼女の姿は涙なしでは見られません。「以後一切の連絡を絶つ!」と心に誓う彼女を誰も止められはしないでしょう。
ケース7 盗聴器が…
プレゼントに盗聴器って怖すぎる!
彼から貰ったカワイイぬいぐるみをぎゅう~っと抱きしめた瞬間、え?クマの腹部になにやらゴリゴリとした異物が…?!赤ずきんちゃんのお母さんがオオカミの腹を裂こうとしてこのぬいぐるみと間違ったのか?…ンなわけない!これは…盗聴器!!
彼から貰ったかわいいぬいぐるみに盗聴器が仕掛けられているのを発見なんてしてしまったら、モチロンそんな男なんぞ金輪際彼氏とは呼べません!…身の毛もよだつ戦慄のプレゼントですが、被害は少なくはないようです…。
彼氏からもらって嬉しくないプレゼントって?5人の女性の体験談
「こんなのもらっても嬉しくない!」という彼氏からのプレゼントについて、5人の女性にリサーチしました。
満足そうにくれたけれど、もらった自分としては困るプレゼント
eye(30代)のお話
28歳の誕生日に、そのとき付き合っていた彼氏から某アニメのプラモデルをもらったことがあります。私も当時好きで漫画を読んでいたり映画も観ていたりしました。本人が何日もかけて、しかも限定のプラモデルのレアものをくれました。私が喜んでくれることを想像して作ってくれたのがわかったので、その時は素直に喜んでもらいました。ただ、家に帰って「さてどこに置くか」と考えたのですが、なかなか大きさもあり細かい細工もされていて、埃をかぶることも考えると嬉しさがどんどんなくなって…しばらくは飾っていたのですが、本人が来るときだけ出してくるようになりました。今思えば「28歳の女子にプレゼントするものだったか?」と考えると疑問でなりません。さらに言うなら今ははっきり嬉しくなかいと思えます。
せめて新品でください
私が大学生の頃、1つ上の先輩とお付き合いをしていました。彼は私の事をとても大切にしてくれましたが、たまに少し感覚がずれていると思う面もありました。私と彼が付き合って私の2回目の誕生日の時のこと。誕生日プレゼントにTシャツをプレゼントしてくれました。そのTシャツは私の好きなアーティストが着用していたものと同じもので、以前からずっと欲しいと思っていました。ある日、彼氏がそのTシャツを着ていて、そのTシャツがずっと欲しかったことを話したことがありました。それを覚えていて私にプレゼントしてくれたのだと思いますが、いただいたのはまさかの彼が今まで着用していたものだったのです。長年愛用していたようなので、首元は伸びきっていて少し黄ばんでいました。プレゼントに高価なものはいらないけれど、せめて新品のものが欲しかったです。
不要な気遣い
うめこ(20代)のお話
彼氏に「太ったよね」と言われてショックだったのでダイエットを始めたときのことです。私の誕生日が近くなってきて、彼に「ほしいもの何かある?」と聞かれたので「なんでもいいよ」と答えました。付き合って一年以上経っていたのできっとなんとなくは私の好きなものもわかっているだろう、と思ってのことでした。誕生日になって、彼にお祝いをしてもらってプレゼントを受け取りました。その中身はなんと小顔マッサージのグッズ。「そんなに顔が太ってるってこと?」と私はとてもショックを受けました。彼はダイエットしている私を励ましたかったのかもしれませんが、逆に落ち込んでしまいました。その時は見たくもなかったですが、今ではちゃんと使っています。
初めてのプレゼント
もも(20代)のお話
20歳で初めて付き合った彼氏にもらった初めての誕生日プレゼントは、某ブランドの長財布でした。そのころはブランドに詳しくなかったので単純に喜んだのですが、その時添えられた一言が「お姉ちゃんにもらったんだけど、長財布使わないから」というものでした。初めての彼氏、初めてのプレゼントでしかも誕生日なのに人からもらったものの横流しだったことがショックでその嬉しさも吹き飛びました。複雑な気持ちで受け取ったのもつかの間、その財布はすぐにボロボロになってしまいました。つまり正規品ですらなかったのです。本人がそれを偽物だとわかっていたのかどうかは不明ですが、そんなプレゼントならそもそも何も貰わない方がマシだったというのが本音です。その彼氏も財布もすぐにお別れ(処分)となりました。
海外ならではのプレゼントだけど…
もっち(20代)のお話
昔1年以上お付き合いをしていた彼が、グアムへ行って買ってきてくれたプレゼントのことです。グアムから帰ってきたその日、渡したいものがあるからと呼び出されました。両手に小さな袋と大きめの袋を持っていて、最初に小さな袋を渡されました。「中身をみて良いよ」と言われたので見てみると可愛らしいブレスレットが入っていました。名前入りで色も私の好みだったのですごく嬉しかったんです。そして「もう一つの大きめの袋も開けてみてほしい」と言われかなり期待しつつ開けてみると…もう驚きを通り越してドン引きでした。中に入っていた箱を持ち上げると、カサカサっと音がするので見てみると、なんとコオロギだったのです。 もちろん生きてはいなかったのですが、こんな物が売っているのかと本当に萎えてしまいました。「弟に見せてあげてくれ」と言われたのですが、家に持ち帰りたくもなかったので帰りの公園のゴミ箱でお別れをしました。
大好きな彼氏からのプレゼントであっても、例えそれが彼女への好意だったとしても…少しくらいは女心というものを察してほしいですよね。
ハッキリ伝えるのも2人のため
せっかくのプレゼントだから、贈ってくれた気持ちを大事にしたいという人が多い一方、「気に入らなかったということはその場でハッキリ伝えたほうが、お互いのためになる」と考えている女性も一定数いるようです。
確かに、正直まったく趣味じゃないプレゼントに対してなまじ喜んで見せてしまうと、次回のプレゼントも同じ路線で攻められるという事態を招きかねず、女性にとっては悪夢再び…なんてことも。
贈る側からしてもある程度の予算を用意してプレゼントに臨む以上、相手が本当に、心の底から「嬉しい」と思ってくれるプレゼントを贈りたいというのは当然の感情です。女性が少し、勇気を出すことで贈る側も贈られる側も、Happyなプレゼントができる…のかもしれません。
愛される女になるには特集をチェックして、いつまでもラブラブな2人を目指してくださいね♪