セルフネイルを長持ちさせる方法と簡単ケア習慣:マニキュア・ジェルが剥がれない塗り方とチェックリスト付き

苦労して塗ったネイルがすぐ剥がれる原因は、下準備不足とエッジの塗り残しと水仕事です。本記事ではセルフネイル長持ちの基本ステップ、トップコート塗り直しのタイミング、ジェルが浮いた時の正しい対処法、爪を強くする生活習慣まで網羅的に解説します。

セルフネイルがすぐ剥がれて悲しい方へ:長持ちのカギは塗る前と塗った後にあります

時間をかけて丁寧に塗ったセルフネイルが、たった2〜3日で端から浮いてきたり、爪先が欠けたり。「またやり直し」とため息をついた経験がある方は少なくないはずです。結論からお伝えすると、ネイルが長持ちするかどうかは、カラーを塗っている時間ではなく「塗る前の下準備」と「塗った後の生活習慣」でほぼ決まります。マニキュアの平均寿命は2〜3日、ジェルネイルの平均寿命は3〜4週間が目安。これは下準備とケアを怠った場合の数字で、丁寧に仕込めばマニキュアでも1週間〜10日、ジェルなら4週間以上キープできます。

この記事では、セルフネイル経験者がよくつまずくポイントを工程ごとに解説し、マニキュアにもジェルネイルにも応用できる長持ちテクニックを順番にご紹介します。さらに、自分のセルフネイル習慣のどこに弱点があるかを可視化できる「剥がれやすさ診断チェックリスト」と、塗る前から塗った後までの動きを一目で把握できる「ネイル長持ちタイムライン」も用意しました。指先がきれいだと、自然と気分が上がり、ふとした瞬間の自信にもつながります。せっかく時間をかけるなら、長く楽しめる仕上がりを目指しましょう。

まずは自己診断:あなたのネイルが剥がれる原因はどこに

長持ちのコツを学ぶ前に、ご自身のネイルが早く剥がれてしまう原因がどこにあるかを確認しておくと、この後の解説がぐっと自分ごとになります。当てはまる項目をタップして、自分の弱点を可視化してみてください。

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セルフネイル剥がれやすさ診断
当てはまるものをタップ(複数選択可)

診断結果に表示された自分の弱点を意識しながら、ここから先のステップを読み進めると、改善ポイントが頭に残りやすくなります。

セルフネイル長持ちの全体像:5つの工程と平均寿命の伸ばし方

セルフネイル経験者の中には、「とりあえずベースコートとトップコートを塗っているけれど何故かすぐ剥がれる」という方が多くいます。実はネイルの持ちは、下準備・塗布・アフターケアの3段階すべてが揃って初めて伸びるもの。どこか一つでも抜けると、他をどれだけ頑張っても効果が半減します。

マニキュアとジェルネイルの平均寿命の目安

現実的な数字を知っておくと、自分のネイルが「異常に早く剥がれている」のか「平均的な範囲」なのかが判断しやすくなります。マニキュア(ネイルポリッシュ)の平均寿命は2〜3日、丁寧にケアすれば1週間〜10日程度ジェルネイルの平均寿命は3〜4週間で、適切なケアで4週間以上もつこともあります。一般的にはサロンの方が長持ちするイメージがありますが、実際はセルフでも工程を守ればサロンに近い持ちは十分実現できます。逆にやってしまいがちなのは、サロンの仕上がりだけを期待して工程を省くこと。これでは平均寿命を下回るのが当然の結果です。

長持ちさせる5つの工程を一望できるタイムライン

ネイルを長持ちさせるための一連の流れを、視覚的に把握しておくと作業のヌケモレが減ります。下のタイムラインで、それぞれの工程に何分くらいかけるかの目安も確認してください。

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ネイル長持ちタイムライン
塗る前から塗った後までの全ステップ
1
下準備(約10分)
石鹸で手を洗う、爪の形を整える、甘皮処理、表面のバッフィング、エタノールで油分除去
2
ベースコート(約3分)
爪表面と先端、可能なら裏側にも薄く塗る
3
カラー塗布(約10分)
薄塗りを2回重ねる。1回目はムラがあってOK、2回目で整える。エッジまで必ず
4
トップコート(約3分)
表面と先端を一気にコーティング。乾く前に触らないこと
5
アフターケア(毎日2〜3分)
2〜3日ごとのトップコート重ね塗り、就寝前のネイルオイル、水仕事はゴム手袋

このタイムラインを意識するだけで、自分が普段どこを省いているかが明確になります。多くの方が省いているのは、実は工程5のアフターケアです。

下準備5ステップ:剥がれにくさは塗る前に決まります

セルフネイル長持ちの最大の鍵は、実はカラー選びでも塗り方でもなく下準備にあります。プロのネイリストが下準備に時間をかけるのは、ここを省くと後の工程をどれだけ完璧にしても密着度が出ないためです。

ステップ1:石鹸でしっかり手を洗う

ハンドクリームやスキンケアの油分、料理の脂、汗。これらすべてが爪の表面に残っていると、ベースコートが弾かれて密着しません。石鹸を泡立て、爪先と爪の間まで意識して30秒以上洗うのが基本。お菓子をつまみながらネイルを始めるのは絶対にNGです。実際の現場でよくあるのは、洗ったあとに無意識で髪や顔を触ってしまい、再び油分が爪に戻るパターン。手を洗ってから次の工程に進むまで、何にも触れないように意識しましょう。

ステップ2:爪の長さと形を整える

長すぎる爪は折れるリスクが高く、ネイル全体への衝撃が増えます。日常生活で扱いやすい長さは、指先から1〜2mm程度。形は「ラウンド」か「スクエアオフ」がおすすめです。ラウンドは先端を丸く整える女性らしい形、スクエアオフは四角形の角だけを取った強度のある形。一方、先端を尖らせるポイントや角を立てたスクエアは、衣服に引っかかりやすく強度が落ちます。形を整えるときは爪切りではなくネイルファイルを使い、必ず一方向に動かしてください。往復させると二枚爪の原因になります。

ステップ3:甘皮を優しく処理する

甘皮(キューティクル)が残っていると、根元のベースコートが浮いてしまい、そこから剥がれが進行します。40度程度のぬるま湯に5〜10分指を浸して甘皮をふやかし、ウッドスティックや綿棒で優しく押し上げるのが安全な方法。ネイルニッパーで切る場合は、押し上げて浮いた部分のささくれだけを除去し、深追いしないこと。一般的には甘皮を徹底的に取れば取るほど良いと思われがちですが、実際は皮膚を傷つけるリスクが高くなり、感染症や炎症の原因になります。

ステップ4:爪表面のバッフィング

爪の表面がツヤツヤしすぎていると、ネイルが密着しません。バッファー(爪磨き)で軽く全体を磨いてマットな質感にすることで、ベースコートのノリが格段に良くなります。ジェルネイルの場合はサンディングと呼ばれる工程で、ファイルで細かい凹凸を作ることが必須。ただし削りすぎは禁物で、爪が薄くなると逆に持ちが悪くなります。バッファーの目の細かいスポンジ面を、爪一枚あたり10往復以内が目安です。

ステップ5:エタノールで油分とダストを完全除去

下準備の最後の仕上げは、消毒用エタノールをコットンに含ませて爪を一枚ずつ拭くこと。サンディングで出た細かい粉、見えない皮脂、ハンドソープの残留物まで一掃する工程です。除光液で代用する方もいますが、除光液は爪へのダメージが大きいためおすすめしません。エタノールで拭いた後は、その指で他のものを触らないように気をつけながら、すぐにベースコートに進みます。実際の恋愛現場とは関係ありませんが、デート前の急ぎネイルでこの工程を省くと、当日中に剥がれてくるという失敗談は本当によく聞きます。

マニキュアの塗り方:長持ちのコツは「薄く・三層・エッジ」

下準備が終わったら、ようやくカラーの塗布に入ります。マニキュアを長持ちさせる塗り方には、シンプルだけど守るべき3つのルールがあります。

ルール1:必ずベースコートから始める

面倒だからとベースコートを省く方がいますが、これは持ち期間を一気に半分以下にする最大のNG。ベースコートには「自爪のでこぼこを埋めて表面を平らにする」「カラーの色素沈着を防ぐ」「ポリッシュの密着度を高める」という3つの役割があり、どれもネイル全体の寿命を支える機能です。塗るときは、爪の中央に一滴垂らして根元から先端へ、左右の順で薄く伸ばすイメージ。1分ほど乾かしてから次の工程へ進みます。

ルール2:カラーは薄塗りを2回重ねる

一回で発色させようとして厚塗りすると、乾きが遅くヨレやすく、結果として剥がれやすくなります。正解は「薄塗り2回」。1回目はムラがあっても気にせず全体に薄く広げ、2〜3分待って乾かしてから2回目で色味を整えます。ハケについたポリッシュの量はボトルの口でしごいて調整し、片面はやや少なめ、もう片面に多めの量を残すと一筆で広く塗れます。逆にやってしまいがちなのは、ハケにたっぷり取って一気に塗る方法。これでは塗りムラと厚塗りの両方が起きてしまいます。

ルール3:爪先(エッジ)を必ずコーティング

マニキュアが最初に剥がれてくるのは、ほぼ必ず爪の先端からです。理由は単純で、日常生活で最も衝撃と摩擦を受ける場所だから。ベースコート、カラー、トップコート、すべての工程で爪先(エッジ)に必ずハケを通すのがプロの仕上がりに近づくコツ。さらに上級テクニックとして、爪を軽く裏返して先端の裏側にも薄くコーティングを入れると、密着力がさらに高まります。一般的には表面だけ綺麗に塗ればいいと思われがちですが、エッジの処理ひとつで持ち期間が2倍違うことも珍しくありません。

仕上げ:トップコートでツヤと耐久性を一気に底上げ

カラーが乾いたら、最後にトップコートを塗って全体をコーティングします。トップコートは「ツヤを出す」「カラーを保護する」「衝撃から守る」という三役をこなす重要アイテム。表面と爪先を素早く一気に塗り、塗り直しはせず一発で決めるのがコツ。塗ったあとは指を動かさず、最低でも10分以上は完全乾燥を待ちます。乾いたつもりで触ると、表面に指紋が付いたり、布の繊維が刺さったりして、その時点で持ち期間がガクッと落ちます。

ジェルネイルを長持ちさせる4つのポイント

ジェルネイルはマニキュアより手間がかかる分、適切に施せばマニキュアの約10倍長持ちします。逆に言えば、工程を一つでも雑にすると、せっかくの長期間メリットが台無しになるということ。

ポイント1:サンディングは均一に・丁寧に

マニキュアのバッフィング以上に、ジェルではサンディング(爪表面の凹凸付け)が密着の決め手になります。爪一枚を均一にマットな状態に仕上げ、特に根元と先端の見落としに注意。サンディングが甘い部分から、必ずジェルが浮いてきます。実際の現場でよくある失敗は、爪の中央だけ重点的にサンディングして、根元のキワや先端の角を磨き残すパターン。ライトの当たる角度を変えながら、全体がマット一色になっているかを確認してください。

ポイント2:ジェルは少量ずつ取り、はみ出しを防ぐ

ジェルがはみ出して皮膚に付いた状態で硬化させると、硬化した部分が爪と皮膚の境界で浮き、そこから一気に剥がれが進行します。ハケで取るジェルの量は少なめにして、根元から1mm空けて塗るのが鉄則。万一はみ出してしまったら、ウッドスティックや綿棒で硬化前に必ず取り除きます。ポリッシュなら塗り直せますが、ジェルは硬化してしまえば修正が困難。「少しくらいなら」という油断が、3週間続く美しさを2日に縮めます。

ポイント3:先端のエッジ硬化を必ず行う

ジェルにおいてもエッジコーティングは最重要工程です。ベースジェル、カラージェル、トップジェルすべてで、爪先の断面にしっかりジェルを乗せて硬化させます。エッジを塗らないジェルネイルは、3〜4日で先端から白く浮き始め、そこから水分が入ってリフトが進みます。爪を裏返してから先端の裏側に薄くジェルを乗せ、表に戻して整えてからライトで硬化する手順がプロの仕上げです。

ポイント4:硬化時間を守る

ジェルライトの照射時間は、ジェルの種類とライトのワット数で決まっています。「なんとなく時間オーバー」「面倒だから少し短縮」のどちらも持ちを大きく落とす行為。短すぎると硬化不足で粘り気が残り、長すぎると爪に熱がこもって痛みやリフトの原因になります。使用しているジェルの取扱説明書に書かれた時間を、毎回タイマーで計測する習慣をつけましょう。

塗った後のアフターケア:2〜3日に一度の小さな習慣で持ちが倍に

多くのセルフネイル愛好者が省いてしまう工程が、塗った後のメンテナンスです。実はここに最大の伸びしろがあります。塗りっぱなしで3日もてば良い方というのは、アフターケア前提の話。きちんとケアすれば、マニキュアでも10日、ジェルなら4週間以上の維持が現実的になります。

ケア1:トップコートを2〜3日おきに重ね塗り

マニキュアの場合、2〜3日に一度トップコートを塗り直すだけで持ちが大幅に伸びます。トップコートは表面のキズや小さな剥がれを覆い隠し、ツヤを復活させる役割。塗り直しのタイミングは、夜の入浴後や就寝前がおすすめです。ジェルネイルの場合は、ジェル用のトップではなくマニキュア用のトップコートを上から塗ることで、表面の艶落ちや小傷をカバーできます。

ケア2:水仕事の前にゴム手袋

食器洗い、洗濯、シャンプー、お風呂掃除。これらの水仕事はネイル最大の敵です。爪は皮膚と似た成分でできているため、長時間水に触れるとふやけて柔らかくなり、ネイルが浮きやすくなります。水仕事の前にゴム手袋を装着するだけで、ネイルの持ち期間は明確に伸びます。特にジェルは水に弱いため、サウナや長風呂も控えめにするのがおすすめ。一般的には水に濡れること自体は問題ないと思われがちですが、実際は「長時間水に浸かる」ことが剥がれの直接原因になります。

ケア3:ハンドクリームとネイルオイルで保湿

乾燥はネイルの大敵です。手を洗うたびにハンドクリーム、就寝前にはネイルオイルを爪の根元に塗ってマッサージするのを習慣化しましょう。ネイルオイルは爪自体の柔軟性を保ち、割れや欠けを防ぐ役割があります。指先にくるくると円を描くようにマッサージすると、血行が良くなり爪自体の健康も改善。乾燥しがちな冬場や、エアコンの効いた室内では特に意識的に保湿を行ってください。

ケア4:爪先に直接刺激を与えない

シールを爪で剥がす、缶のプルタブを爪で開ける、車のキーを爪で押し込む。これらの「ながら指先使い」は、ネイルが浮く直接の原因になります。シールは指の腹で押し剥がす、プルタブはスプーンや専用グッズを使う、キーは指の腹で押すといった代替動作を意識するだけで、爪先のダメージが激減します。実際の現場でよくあるのは、塗った当日にうっかり爪で何かを剥がしてしまい、その瞬間に剥がれが始まるパターン。塗布から24時間は特に丁寧に扱いましょう。

やってはいけないNG行動5選:あなたの爪を確実に傷めます

長持ちさせるコツの裏返しとして、絶対にやってはいけない行動も整理しておきましょう。これらはネイルの寿命を縮めるだけでなく、自爪自体を傷める原因になります。

NG1:浮いたネイルを爪や歯で剥がす

少し浮いてきたジェルやマニキュアを、爪や歯で無理やり剥がす方は本当に多いのですが、これは絶対にやめてください。剥がすときに自爪の表面が一緒に剥がれ、二枚爪や薄爪の原因になります。一度薄くなった爪が元の厚さに戻るには、数ヶ月単位の時間が必要です。浮いてきたら、後述する正しいオフ方法で対処しましょう。

NG2:爪切りでパチンと切る

ネイルを塗った爪を爪切りで切ると、衝撃でネイルがその場で浮きます。長さ調整は必ずネイルファイルで、一方向にゆっくり削ること。爪切りは健康な自爪に対しても二枚爪のリスクがあるため、ネイル愛好者は普段からファイルでの長さ調整を習慣にするのがおすすめです。

NG3:除光液を頻繁に使う

除光液には爪の油分を奪う成分が含まれており、頻繁に使うと爪が乾燥して脆くなります。アセトンフリータイプを選ぶか、月に2〜3回程度の使用に抑えるのが安全。マニキュアを変えるたびに除光液で全部落とすのではなく、上から塗り重ねる感覚で使う方が爪の健康には優しいです。

NG4:ネイルが完全に乾く前に作業する

「もう乾いたかな」と触って指紋がついた経験はありませんか。マニキュアの完全乾燥には表面で15〜30分、芯まで含めると1〜2時間かかります。塗った直後にスマホを操作したり、料理を始めたりすると、表面に布や繊維がくっついて見えない凸凹ができ、そこから剥がれが始まります。塗ったあとの30分は、本を読むか動画を見るくらいに留めましょう。

NG5:高温の水・熱湯にさらす

熱いお湯はネイルに大きなダメージを与えます。長風呂、熱いシャワー、サウナ、ホットヨガ。これらは爪を柔らかくして密着度を下げるだけでなく、ジェルやマニキュアの硬化バランスを崩す可能性も。お風呂の温度は40度前後に抑え、長風呂は20分以内を目安にすると、ネイルの寿命にも肌の健康にもプラスです。

爪を強くする生活習慣:ネイルが似合う指先に育てる

ネイルが似合う指先には、健康な自爪が欠かせません。どんなに塗り方が完璧でも、土台の爪が薄くて柔らかいと、長持ちは難しくなります。日常生活でできる爪育てのポイントを紹介します。

たんぱく質とビタミンを意識した食事

爪はケラチンというタンパク質でできています。肉、魚、卵、大豆製品を毎日取り入れることで、丈夫な爪が作られる土台が整います。さらに、ビオチン、亜鉛、鉄分は爪の健康に直結する栄養素。緑黄色野菜、ナッツ類、レバーなどをバランスよく食べる習慣をつけましょう。一般的には外側のケアばかり注目されがちですが、実際は内側からのアプローチが土台の強さを決めます。

就寝前のネイルオイルマッサージ

1日の終わりに爪の根元へネイルオイルを1滴垂らし、反対の手の指でくるくるとマッサージするのを習慣にしましょう。血行が良くなることで爪の成長が促進され、健康な新爪が生まれやすくなります。マッサージの時間はわずか30秒で十分。リラックスタイムの一部として続けると、3ヶ月ほどで爪の質感の変化を実感できます。

過度なネイルの連続を避け、休ませる期間を作る

毎月ジェルを付け替え続けると、爪が呼吸できずに薄く弱くなります。3ヶ月に一度はジェルを完全にオフし、2週間ほどネイルを休ませる期間を設けるのが理想。その間はマニキュアで楽しむか、何も塗らずに保湿だけで過ごします。爪が薄くなってきたサインは、爪が透けて見える、縦筋が目立つ、二枚爪になりやすいなど。これらが出たら、迷わず休ませる時期だと判断してください。

剥がれてきたネイルの正しいオフ方法

どれだけケアしても、ネイルはいずれ剥がれてきます。そのときに自爪を守るオフのテクニックを知っているかどうかで、次に塗るネイルの仕上がりまで変わります。

マニキュアのオフ:除光液とコットンの正しい使い方

除光液をコットンに含ませ、爪の上に置いて10〜15秒待ってから優しく拭き取るのが基本。力でゴシゴシこすらず、ポリッシュが浮くのを待ってから動かすのがコツです。落ちにくい色は、コットンを爪の上に置いてアルミホイルで巻き、5分待つ「アルミ巻きオフ」が効果的。除光液はノンアセトンタイプを選ぶと、爪へのダメージが軽減されます。

ジェルネイルのオフ:無理に剥がさない

ジェルネイルが浮いてきたとき、絶対にやってはいけないのが手で引っ張って剥がすこと。正しい手順は、表面のトップジェルを軽くファイルで削り、ジェルリムーバーをコットンに含ませてアルミホイルで包んで15〜20分待つ方法です。ふやけたジェルをウッドスティックで優しく押し出すように除去し、最後に保湿。セルフでオフするのが不安な場合は、ネイルサロンでオフだけ依頼するのも選択肢です。実際の現場でよくあるのは、「もう剥がれそうだから」と無理にむしり、自爪の表面まで一緒に持っていってしまうケース。一度傷んだ爪は元に戻すのに時間がかかります。

シーン別:長持ちのコツを使い分ける

同じネイルでも、生活シーンによって最適なケアが変わります。自分のライフスタイルに合わせて、優先すべきポイントを意識しましょう。

水仕事が多い方:ゴム手袋と速乾系トップが必須

料理や食器洗いの頻度が高い方は、水仕事のたびにゴム手袋を装着するのを徹底するのが第一。さらに、速乾性のあるトップコートを2日に一度重ね塗りすることで、表面の小傷を埋めて寿命を延ばせます。ジェル派の方は、特に親指と人差し指のリフトが起きやすいので、エッジコーティングを念入りに。

デスクワーク中心の方:タイピング衝撃から守る

デスクワークが多い方は、タイピングの衝撃で爪先がじわじわダメージを受けています。長さは短めのスクエアオフにして、衝撃を分散させるのが賢い選択。トップコートをしっかり塗り、爪先を布でこすらないよう、ハンカチで手を拭くときも丁寧に押さえる程度にとどめましょう。

大切なイベント前:本番3日前の塗り直しがベスト

結婚式、デート、大事なプレゼンなどで指先を見せたい場合は、本番の2〜3日前に塗るのがベストタイミング。当日塗ると乾ききらずに崩れるリスクがあり、1週間前だと本番までに小傷が増えます。前日にトップコートを重ねて艶を復活させると、撮られても恥ずかしくない仕上がりになります。

よくある質問:セルフネイル長持ちの素朴な疑問

ここからは、セルフネイル経験者からよく寄せられる質問に答えていきます。気になる項目があれば、参考にしてください。

Q1. 100均のマニキュアでも長持ちさせられますか

下準備とアフターケアを丁寧にすれば、100円のマニキュアでも5〜7日程度の持ちは十分実現できます。ただしベースコートとトップコートだけは、少し質の良いものを選ぶのがおすすめ。土台と仕上げの2本に投資するだけで、カラーの選択肢を100均で広げてもクオリティは保てます。

Q2. ベースコートとトップコートは同じものでもいいですか

兼用タイプの製品もありますが、性能は単独タイプに劣ります。ベースコートは「密着重視」、トップコートは「光沢と保護重視」と機能が異なるため、それぞれ専用のものを使った方が長持ちします。予算が限られているなら、トップコートを先に揃えるのが優先順位として正解です。

Q3. 寝るときネイルが布団でこすれて剥げます

就寝中の摩擦は意外と侮れません。塗ってから24時間は綿100%のシーツや、滑りの良い枕カバーで寝るのがおすすめ。寝る前にトップコートを薄く重ね、完全に乾いてから布団に入る習慣をつけると、起床時の凹みが減ります。

Q4. ジェルネイルが2週間で浮いてきます。原因は

下準備のサンディング不足、エッジの塗り忘れ、硬化時間の不足のいずれかが疑われます。特に、ジェルライトが古くなって出力が落ちているケースは見落とされがち。ライトを2〜3年使っている方は、新しいものに買い替えると硬化品質が劇的に変わることがあります。

Q5. 爪が薄くて折れやすいのですが、ネイルできますか

薄爪の方こそ、ベースコートに「爪強化タイプ」のものを選ぶと劇的に変わります。ネイルを休む期間を設けつつ、保湿と栄養補給で爪自体を育てると、3ヶ月ほどで折れにくい爪になります。それまでは長さを短めに保ち、衝撃を最小限にするのが守りの姿勢です。

Q6. ジェルとマニキュア、どっちの方が爪に優しいですか

正しい施術とオフを前提とすれば、爪へのダメージはジェルもマニキュアも大きな差はありません。ただしジェルは無理に剥がした時のダメージが大きいため、リムーバーでの正しいオフが徹底できる方向き。セルフで頻繁にオフを繰り返す可能性がある方は、マニキュアの方が安全な選択になります。

少しの手間で、指先の毎日が変わります

セルフネイルが3日で剥がれてしまう原因は、技術ではなく「ちょっとした下準備とアフターケアの省略」にあります。今回ご紹介した工程の一つひとつは、長くても数分。それを積み重ねるだけで、マニキュアの寿命は2〜3倍、ジェルの寿命は1.5倍ほど伸びる可能性があります。

きれいな指先は、ふとした瞬間に視界に入り、自分の気分を上げてくれる存在です。ネイルが長持ちするほど、塗り直しのストレスが減り、気軽にデザインを楽しむ余裕も生まれます。完璧を目指す必要はありません。診断結果で見えた自分の弱点を一つだけ改善するところから、まずは始めてみてください。来月のネイルから、確かな違いを感じられるはずです。

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