地味婚プラン9パターンそれぞれのメリット・デメリット

地味婚とは結婚式を地味に行うことで費用を節約する意味もありますが、派手婚よりもアイデアや手作りアイテムで心がこもっている印象を与えることができます。予算が少ないカップルも後悔しないプラン9つとそれぞれのメリット・デメリットを教えます。

地味婚でも素敵な結婚ができる9つのプラン

最近、地味婚が増えたとよく言われていますが、地味婚にも様々なスタイルがあります。派手婚が一般的だった時代は結婚前にたくさん貯金をして、何百万円もかけて豪華な結婚式を挙げることも普通でしたが、本当に必要なものだけにお金をかけ、過剰な演出や装飾にはお金をかけないメリハリをスタイルで結婚式をしたいと考える傾向が強まっており、現実的なプランを選択するカップルが増えています。

地味婚が増えた背景には、例えばこのような理由が考えられます。

本来結婚式とはこうあるべきという決まりはありません。派手婚でも地味婚でもそれぞれのライフスタイルに合ったものを選べばいいのです。もうすぐ結婚する2人にとって素敵な思い出が作れるように、地味婚のプランを9パターン集めてみました。

地味婚プラン1 お互いの両親を招いた食事会

挙式もパーティーもせず、お互いの両親を招いて食事会のみをするスタイルも増えています。婚姻届け提出する以外は特に何もしない「ナシ婚」ではケジメが付かないと考えるカップルは、お互いの両親への挨拶も兼ねてホテルや料亭などで会食する食事会を行うのがおすすめです。式を挙げる予定ないというカップルも、お互いの両親同士が顔を合わせる機会を設けることは大事だと考えたほうがいいでしょう。両家の親と新郎新婦だけでゆっくり話ができる食事会では、おいしい料理に囲まれて楽しいおしゃべりをしながら素敵な時間を過ごしましょう。

食事会のみのメリット・デメリット

メリット
「両親に認められて結婚した」という実感がわき、ナシ婚よりけじめがつく。
デメリット
他の親戚などに改めて挨拶に行く必要がある場合も。

地味婚プラン2 フォトウェディングのみ

フォトウェディングといっても、スタジオ内のセットを借りて写真を撮るだけが選択肢ではありません。新郎新婦の想い出の場所や、行ってみたかった場所を選んで撮影してもらうロケーションフォトを選ぶカップルも増えています。二人が出会った場所や一緒に過ごした学校、記念日にデートで行った公園などでもウェディングドレスとタキシードで正装して写真撮影することができますが、撮影する場所からの許可が必要なのでフォト婚をお願いするスタジオに相談して遊び心いっぱいの写真を残しましょう。

フォトウェディングのメリット・デメリット

メリット
挨拶状に載せる写真ができて便利。自分たちの今の姿を写真に残すことで初心に帰ることができる。
デメリット
お互いの両親としっかり話し合いをしておかないと「写真だけ?」とがっかりされることも。

地味婚プラン3 パーティーのみで費用を抑える

立食ビュッフェやウェディングパーティーを選ぶカップルも多いです。レストランやホテルのホールを貸し切って行うプランで、好みの料理を選ぶことが可能。日程や時間などを比較的自由に決めることができ、堅苦しさのないアットホームな挙式ができるので人気があります。会費制orご祝儀制を選ぶことができるのでゲストにとっても参加しやすく、パーティーの内容も“1.5次会”と呼ばれるような挙式プラス二次会スタイルや、挙式の演出なしでパーティーのみ行うスタイルを自由に選ぶことができるのも魅力です。

パーティープランのメリット・デメリット

メリット
結婚式と同じ感覚で低予算の挙式ができます。ゲストと多くコミュニケーションが取れ思い出深い式になります。
デメリット
結婚式特有の演出はできない場合もあり、年配の方や親戚などにはウケが悪い場合もありますので配慮を忘れないようにしましょう。

地味婚プラン4 ごく内輪での結婚式

親族のみのごく内輪で行うか、ごく少数の友人等を招いて執り行う少人数での結婚式も人気です。人数が減ることで大きな披露宴会場を抑える必要もありませんし、来てくれたゲストと濃密な時間を共有することができます。お付き合いでゲストを呼んだり、義理で仕方なく来る人もいないため心から楽しめる挙式行うことができます。予算的の面では大人数の場合より総額は減りますがその分ご祝儀も少なくなるので手出しの費用は増えてしまう可能性も。本当に大切な人たちに祝福されて行う少人数での結婚式は幸せいっぱいになること間違いなしです。

少人数での結婚式メリット・デメリット

メリット
挙式中、ゲストとゆっくり時間を共有できるので幸せ感いっぱいの式になります。
デメリット
料理や会場次第では、費用が高くなる場合も多いので予算とすり合わせてみましょう。

地味婚プラン5 二人だけで海外ウェディング

海外への新婚旅行に憧れているなら、2人だけで新婚旅行を兼ねて海外挙式をするプランも最高です。旅行会社ではウェディングプランを準備しているところが多いので、気になる人は一度見積もりをとってみてはいかがでしょうか?代表的な所ではハワイやグアム、バリ島やフランスなどのリゾート地で現地の人に祝福されながら挙げる式があります。まるで映画のワンシーンに入り込んでしまったような感覚になり一生忘れられない素敵な思い出ができるでしょう。

ゲスト呼ばない場合、二人にとっては素敵なウェディングでも日本ではナシ婚と同じ状態になってしまいますので家族や親戚とはよく話し合いましょう。できればお互いの家族も招待したいところですが予算はグンと上がってしまいます。

二人だけの海外ウェディングのメリット・デメリット

メリット
費用面では新婚旅行を兼ねる場合は安くなる可能性高い。
デメリット
ご祝儀などと相殺すると通常の結婚式より費用が掛かるケースが多いでしょう。

地味婚プラン6 アットホームな手作り挙式

結婚式場ではなく普段は結婚式などしないような施設で、ハンドメイドの飾りをつけて式をするのも思い出深い結婚式になります。とはいえ手作り感満載の安っぽい演出ではわざわざご祝儀を持って来てくれたゲストはがっかりしてしまいます。結婚式を節約するにはお金をかける所はかけて節約するところは大幅に予算をカットするメリハリやセンスが必要です。友人の経営するレストランやデートでよく言った場所などが貸し切りできるようなら検討してみるのも素敵です。

手作り挙式のメリット・デメリット

メリット
とてもアットホームで温かい挙式ができます。ゲストも自然体で楽しめるのが魅力です。
デメリット
手作り感が出すぎてしまうと、ご祝儀を持ってきてくれた方に失礼なので要注意です。

地味婚プラン7 近場でのリゾートウェディング

ハワイで結婚式を挙げることができなくても国内の本格的なリゾート地ではなくとも、案外近場にも素敵なリゾート地があるのではないでしょうか?近隣にリゾートウェディングにふさわしい場所がないか探して、結婚式場に変えてしまうアイディアもアリです。地元の山のロッジを貸し切り、森の中で行うマイナスイオンたっぷりの結婚式や海の家を貸し切り砂浜で式を挙げたり、近間にある遊園地の一部を貸し切って行う方法もあります。

準備はかなり手間がかかることが予想されますが、その分思い出いっぱいの良い結婚式になるはずです。友達や施設の人など、いい意味で周囲をどんどん巻き込んで一緒に楽しみながら手伝ってもらうと、より絆が深まるでしょう。

近場でのリゾートウェディングメリット・デメリット

メリット
新郎新婦もゲストにとっても、忘れられない素敵な結婚式になる。
デメリット
手配や準備が相当大変になると予想されるので早めのスタートが肝心です。遠方からのゲストやお酒を飲みたい人にとっては迷惑になる可能性も…。

地味婚プラン8 自分達ならではの結婚式

結婚式という枠に捕らわれず、自分たちらしい式を考えるのも面白いもの。例えば飛び入り参加OKの会費制バーベキューや、近場の雰囲気のいいプール付き施設を貸し切りプール挙式など、スタイルは無限大です。こうした挙式の場合友人に発起人を頼み、友人企画のウェディングパーティーという形式で行うといいでしょう。「あなたたちらしい良い式だった!」と言われるような個性的な結婚式も一度検討してみてください。

自分達ならではの結婚式メリット・デメリット

メリット
企画によっては、かなり面白い式になること間違いなしです。ゲストによって内容を変更するのも自由!
デメリット
施設選びから式場設営まで、準備はかなり大変になるでしょう。そこをクリアできれば後は楽しく過ごすだけです。

地味婚プラン9 新婚旅行で調整!国内でほっこり

派手な結婚式と海外旅行をするとそれこそウン百万単位のお金が必要ですが、地味ながらも結婚式は普通に執り行い新婚旅行で大幅に費用を抑えるのも賢い地味婚プラン。旅行先では、いわゆる定番スポットを外して観光する計画を立てるのも楽しいです。近場だからこそなかなか行かない地元の老舗旅館に泊まるなど、案外いい思い出になる素敵スポットが潜んでいるでしょう。新婚旅行費用の相場も参考にしてみるとだいたい金額の比較ができますので参考にしてみましょう。

この地味婚のメリット・デメリット

メリット
結婚式は普通に行うことができるので御両親も大満足!
デメリット
新婚旅行ならではのスペシャルな感じではなく、普通の旅行になってしまう。

派手婚ができなくてもナシ婚よりは地味婚がおすすめ!

費用やゲスト、お互いの事情などいろいろと考えているうちに、どんな結婚式にしようか悩んでしまうこともあるでしょう。そんなときはこれまでの常識や他人の結婚のスタイルは一度忘れ、2人らしい結婚式をしようと考えてみましょう。結婚式では○○をすべき!という常識はほぼありません。地味婚でも一生に一度の晴れの日を祝うことはじゅうぶん可能です。予算やゲストが少なくても工夫して結婚式を挙げることで「私はこの人と結婚したんだ」という覚悟ができますし、両親にウェディングドレス姿を見せることができればこの上ない親孝行になります。結婚準備まとめ を読んで素敵な花嫁になる準備をしておきましょう。