惚れた弱みを握られるデメリットと対処法
- 小川 桃花
惚れた弱みでトラブルを抱えた経験はありませんか?彼氏や片思いの男性を好きになりすぎた女性は恋愛で主導権を握ることができず、男性に振り回されてしまいます。今回は惚れた弱みが引き起こす失敗と改善策をご紹介しましょう。
惚れた弱み?好きになり過ぎると健全な恋ができない!
「惚れるより惚れさせろ」恋愛サイトや本に書いてあるようなこの言葉、あなたも聞いたことありませんか?実際に、恋愛では相手に惚れすぎてしまうと自分の立場が弱くなってしまうことがあります。好きになりすぎてそのようになってしまった経験がある女性も多いのではないでしょうか?惚れた弱みとは、恋愛を失敗に導いてしまう可能性がある厄介なものでもあります。軽い気持ちなら相手の態度を冷静に見て判断できることも、惚れすぎてしまうとその目も曇ってしまうものです。
ここでは、男性を好きになりすぎた女子が、つい失敗してしまうことを対処法と一緒に6つご紹介します。彼に惚れすぎてツラい・・・という人は、こんなことをやってないかチェックしてみてくださいね。
【惚れた弱み】好きになり過ぎて失敗すること6つ
好きになりすぎて立場が弱くなってしまうのが“惚れた弱み”。こうなってしまった女子が、ついやってしまいがちな失敗をご紹介します。
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恋は盲目状態の女性にありがちな5つの特徴
恋は盲目になってしまうと恋愛にはかなり不利です。どんな女性が恋愛にハマりやすいのか。その特徴をご紹介!
惚れた弱みによるデメリット1 都合よく扱われてしまう
呼ばれたらどんなに都合が悪くても、ムリして行ってしまう。相手の都合が悪くなってドタキャンされても許してしまう。惚れた相手ができてしまうと、友達との付き合いも悪くなり、約束していないのに自宅待機してしまう女性は、惚れた弱みで失敗してしまうタイプです。
男性は、自分の思い通りになってしまう女性は、付き合い始めこそ大切にしますが、そのうちワガママを言っても離れないことが分かると、相手のことを思いやらなくなってしまうケース多いもの。それで寂しい想いをしてしまうのも「惚れた弱み」というわけです。
惚れた弱みに負けない恋愛術
相手の言いなりでは、結局愛されないことを理解して、大切にされていないと感じたら自己主張するようにしましょう!
惚れた弱みによるデメリット2 重い女性認定される
好きな人ができたら、1秒でも長く一緒に居たいし、毎日何度でも声を聞きたいと思う気持ちは、女性なら理解できますよね。しかし、好きになりすぎてしまうと、相手に嫌われるのでは?重い女と思われるのでは?と心配しすぎて、かえって言動が重くなってしまう場合もあります。
久しぶりの電話で「忙しいと思って、毎日連絡は我慢していたんだけど…」「忘れられてるかと思っちゃった☆」なんて言われてしまうと、健気を通り越して“重たい女”と思われてしまいます。LINEで長文を送ったり、重たい一言を書いてしまうのも、惚れた弱みで行動を制限している女性がやりがちな失敗のひとつ。惚れすぎていなければ、自然に上手くできることなのに惚れた弱みで失敗してしまうパターンです。
惚れた弱みに負けない恋愛術
彼へ向ける気持ちが強すぎると思うなら、そのパワーを友達との時間や自分磨きの時間にどんどん使っていきましょう。
惚れた弱みによるデメリット3 自分らしさが出せない
好きな男性に嫌われたくないという気持ちから、相手の好みに合わせた女性を演じたり、本当の気持ちを言えなくなってしまうこともあります。自分らしさを出せない恋愛は、一緒の時間が長くても、どこか寂しさや孤独感を感じてしまうものです。
相手のことを想って苦しくなる切なさは良い想い出になりますが、自分らしさを出せず上手くいかなかった恋愛は、後を引いてしまうこともあります。相手に良く思われたくてステキな自分を演じてしまうのも恋愛の醍醐味ですが、できるだけ自分らしさを失わないようにしたいものです。
惚れた弱みに負けない恋愛術
彼の好みや恋愛スタイルばかりを取り入れず、自分らしさを少しずつ表現することを忘れないようにしましょう。
惚れた弱みによるデメリット4 片思いが長引く
片想いも熱くなりすぎてしまうと行動に出ることが難しくなってしまい、付き合うタイミングを逃してしまいます。彼へ愛の温度がもう少しだけ低ければ、気軽に話しかることや、デートに誘うこともできるのに…。惚れた弱みでうまく話しかけられない。目さえも合せられない…。こうなってしまうと恋愛では圧倒的に不利です。男性から誘われるのを待っていても、思うように恋愛は進展しません。できる範囲でアプローチしていきたいものですね。
惚れた弱みに負けない恋愛術
片想いの場合、好きになったら早めにアプローチするのがベスト。想いが強くなってしまうと恋愛のスタートを切るのが難しくなります。どうしても行動できない人は、友人に協力してもらうなど進展するための道を積極的に探しましょう!
惚れた弱みによるデメリット5 結婚後も影響する関係性
「好き」という感情に温度差がありすぎると、その関係性が結婚後にも影響します。結婚生活を送るうちに変化する場合もありますが、大抵は「結婚してもらった」「結婚してやった」という気持ちがどこかにはびこり、対等な関係が築きにくくなってしまいます。
本当はバリバリ働きたいのに彼の希望を聞いて専業主婦になるなど、相手のペースで結婚生活が進んで行くのは、女性にとってかなり大変です。結婚が決まったら、早めに対等な関係でいられるように軌道修正しつつ付き合っていくことが大切です。
惚れた弱みに負けない恋愛術
結婚は一生のこと!惚れた弱みがあるからといって、自分が納得していない環境は受け入れてはいけません。その場で喧嘩になる場合や、破談になるリスクもありますが、一生猫をかぶり続けることは不可能。結婚前に本当のあなたを見せておくべきです。
惚れた弱みによるデメリット6 絶対にダメなことでも許してしまう
借金や浮気などは冷静に考えると絶対に許せないこと。ですが惚れ過ぎていると別れるよりツラいことはないと考えてしまい、辛くても悲しくても結局は彼氏を許して付き合い続けてしまう女性もいます。
男性の中には一度許してくれた女性を甘く見てしまう人もいます。あなたの彼氏がそのような人の場合、残念ながらどんなにその時は反省していたとても、いつかまた同じことを繰り返すでしょう。ズルズルと恋愛関係を長引かせた挙句、激しく後悔する羽目になるなら、思い切って早めに関係を見直した方が身のためです。どんなにひどい仕打ちをされても許してしまう…。それが“惚れた弱み”というモノですが、「ダメなものはダメ!」とハッキリ主張しなければ対等な関係を築いていくことはできません。
惚れた弱みに負けない恋愛術
一度彼を許したら、何度同じことをされても仕方ないと腹をくくるか、1度目でしっかりと「嫌だ」と伝え、いまいち伝わらない場合は別れも視野に入れ今後の様子を見た方がいいでしょう。素敵な男性は彼だけじゃありません。勇気を出して行動しましょう。
惚れた弱みを握られないために密かにしていること
世の中には惚れた弱みで苦労している女性がたくさんいます。一度彼氏になめられてしまうと、今後の2人の関係がアンバランスになり、軌道修正は難しくなっていきます。恋愛で主導権を握りたい・彼氏一色になるのはもう嫌!と考える多くの女性たちは、そうなる前に密かな努力をしています。
彼氏優先にならないようにしています
まりこ(35歳・女性)のお話
週末はほとんど彼の家にお泊まりするくらい彼氏とは仲良しですが、日中は友達と遊んだりご飯を食べに行くなど、四六時中彼氏ばかりではない生活を心がけています。もちろん二人で遊びに行くこともありますが、お互いに好きなことをする時間も必要だと思うからです。テレビのチャンネル権にしても、見たい番組が重なったときは、相手の見たいものを優先するのではなく、「わたしも見たいチャンネルがあるんだけど…」とちゃんと話し合って決めています。とにかく、何でも相手優先にならないように心がけています。
惚れた弱みに付け込まれないで
モモンガ(35歳 女性)のお話
私が過去に好きになった人の中で、あまりにも彼のことが好きでたまらなくて、思わずお金を貢いでしまった経験があります。「お金が必要だ」と言われて、私にしては大きな額を彼に貸してしまったのですが、結果的にそのお金は私の元へ返ってきませんでした。彼氏を好きになってしまうのは自由ですが、彼氏に弱みを握られないように「これだけは譲れない」というルールをご自分の中で作ることを、私の経験からおすすめしたいです。特に金銭の貸し借りは貸したが最後、絶対に戻ってこないということも想定しなくてはいけません。恋は盲目になる前にちゃんと気付くことが大事です。
「惚れた弱み」を見せない
ぶーちゃん(33歳 女性)のお話
私の大好きな彼は自分本位で自由気ままに接してきます。最初は気にせずなんでも彼の自由にさせてきました。でも、そうなるとどんどんカレのわがままが増長していくばかり。それでも私は腹を立てることができず、心の中では全てゆるしています。でも、それを彼の前で出してしまうと、「この子はなんでも許してくれる!」と思ってしまうと考え、そのような態度を改善中です。最近は全て彼に合わせたり、連絡をするのはいつも自分からなど、彼氏を甘やかす行為はひかえて、自分の心を自由にさせています。そういった甘やかしすぎない態度を見せ、彼に意識的に“惚れた弱み”を見せないようにしています。そうするうちに逆に彼が私を気にかけるようになっていき、彼の“惚れた弱み”を握れるようになればいいなと思っています。
愛したいけど愛されたい!
まるこ(25歳 女性)のお話
私は愛されるよりも愛したいタイプで、特にこちらから告白して付き合った場合ですが、彼氏ができると好き好きアピールをたっぷりしてしまいます。男性にはそれが重いようでお付き合いに至ってもあまり長続きしません。サプライズも好きなので、何でもない日にプレゼントをあげてしまいます。自分でも貢ぎ体質なのかな?と思いますし、そのうち彼氏も慣れてくると、プレゼントもあまり喜んでくれなくなります。ご飯に行ってもなんだかんだと理由をつけて割り勘にされたり、私に対してお金を使ってくれなくなってきます。そこでいつも私は愛されているのかとても不安になり、さらに重たくなってしまうので彼氏から別れを告げられることになるのです…。愛情の確かめ方をお金や物で判断しないことも大事だと思います。
付き合った男性に対して気をつけてる事
ロン(36歳 女性)のお話
私はいつも付き合った男性に依存してしまうクセがあります。私から会いに行ったり、おごったりする機会も多くて、「このままではダメだ」と思うようになりました。それからは自分から連絡するのをなるべく控え、仕事の休みが決まってもその事だけを伝えるなどして自分からデートに誘わないようにしました。なるべくこちらが主導権を握れるように、「追いかけない」をモットーにして行動したつもりつです。そうすると不思議と彼の方から追いかけてくるようになりました。自分の心にも余裕が出来て“惚れた弱み”を感じずに過ごせるようになりました。
せっかく恋が叶っても、自分の思うままに行動していてはバランスの良い恋愛は出来ません。今回体験談をご紹介した女性たちも、過去に“惚れた弱み”で失敗した経験があるからこそ「二度と同じことは繰り返さない!」と心に誓い行動を始められたのです。
あなたがもし“惚れた弱み”という負のスパイラルでもがき苦しんでいるとしたら、「もう悲しい思いをしたくない」「二度と繰り返したくない」と自分の気持ちに素直になることから始めましょう。惚れた弱みで相手に甘く見られるうちに、目には見えない傷がどんどん心に増えていき、そのうちに恋をするのさえ怖くなってしまう女性だっているのです。
惚れた弱みは女性の一生を狂わせる原因になる
女性は相手に惚れてしまうと、自分を犠牲にしてでも尽くしたり合わせたりしてしまうケースが多く、そのような恋愛で後悔している女性は山ほどいます。婚約したり、結婚するなど関係が深くなる前に冷静に対処しないと、女の一生を狂わせる事態にもなりかねません。
どうしても立場が弱くなりがちな人はおあずけ恋愛テクニックを読んでモテ女の特徴を取り入れてみましょう!こちらが惚れて尽くしているのと同じくらい、相手も思いやりを持ってくれるならいいのですが、そうでない場合は対等な関係を築いていくように意識して行動していくべきです。