崩れタイプ別診断つき パーツ別メイク直しのコツと2分スピードお直し術
午後になって崩れたメイクをきれいに直す方法がわかります。崩れタイプ診断つきで、ファンデーション・アイメイク・眉・リップのパーツ別直し方と、そもそも崩れにくい朝メイクのコツも紹介。
簡単・きれいにできるメイク直しのコツ
朝は「これでバッチリ!」と仕上がったメイクも、午後になるとあっという間に崩れてしまう……。仕事終わりに飲み会やデートが控えているのに、鏡を見てがっかりしてしまった経験は誰にでもあるはず。
でも、メイク直しには2つの大原則があります。「崩れた上にそのまま重ねない」「ベースメイクから順番に直す」——この基本を押さえるだけで、仕上がりのクオリティがぐっと変わります。今回はパーツ別にサッと手早く仕上げられるメイク直しのコツを、準備するアイテムから順番に紹介します。
まず知っておきたい!メイク崩れの2大原因
正しく直すために、まず「なぜ崩れるのか」を理解しておきましょう。原因によってお直しの方法とアイテムが変わるため、自分のケースに合わせた対処が重要です。
①皮脂・汗によるテカリ崩れ
額や小鼻など皮脂が出やすいTゾーンを中心に、ファンデーションが浮いてヨレた状態。崩れた上に直接ファンデを重ねると厚化粧になってより汚く見えてしまうため、まず余分な皮脂をオフすることがスタートです。
②乾燥による粉浮き崩れ
エアコンの効いた室内に長時間いたり、秋冬の乾燥した空気が原因で起こります。肌の水分が失われると過剰に皮脂を出そうとするため、乾燥しているのにテカるという現象が起きます。乾燥崩れの場合はまず保湿を補うことがお直しの第一歩です。
「テカリ型」か「乾燥型」かを見極めてから直すと、仕上がりの差が出ます。
メイク直しグッズを準備しよう
普段のメイク道具に加えて、以下のアイテムをポーチに忍ばせておきましょう。
メイク直しの助っ人アイテム7選
ティッシュ(皮脂・崩れたファンデのオフに)
ミスト化粧水(保湿補給と皮脂オフの両立に)
綿棒(アイメイクのピンポイント修正に)
リップクリーム(リップ直し前の下地保湿に)
コンシーラー(厚塗りにならずカバーできる優れもの)
プレストパウダー(仕上げのテカリ抑えと眉・アイの下地に)
スポンジ(ファンデをなじませる・薄づきに仕上げる)
中でもコンシーラーは、崩れた部分にファンデを重ねるより薄づきで自然にカバーできるアイテム。「ファンデを重ねると厚くなる」と感じている方は、コンシーラーへの切り替えだけで仕上がりが格段に変わります。またミスト化粧水は保湿と皮脂オフを同時にこなせる万能アイテムで、テカリ型・乾燥型どちらにも使えます。
パーツ別メイク直しのコツ
メイク直しは必ずベースメイク(ファンデーション)→ ポイントメイク(アイメイク・リップなど)の順に行います。順序が逆になるとポイントを直した後でベースを直してまた崩れる、という無駄が生じます。
その1 パウダリーファンデーション編

パウダリーファンデーションは皮脂崩れが特に起きやすいタイプ。崩れた箇所にそのまま重ねると厚化粧になるため、一度オフしてから直すのが鉄則です。
パウダリーファンデーションの直し方
① ティッシュを顔に押し当てて余分な皮脂を吸い取る(こすらず「押す」だけ)
② ミスト化粧水を顔全体に吹きかけ、軽くティッシュオフ
③ コンシーラーまたはパウダリーファンデを崩れた部分に薄くのせる
④ プレストパウダーで全体を押さえて仕上げる
ティッシュはやさしく「押し当てる」だけがポイント。ゴシゴシこすると肌に負担がかかるうえ、皮脂を取りすぎると乾燥→皮脂過剰分泌のテカりループに入ってしまいます。ミスト化粧水を挟むひと手間で、次に塗るファンデの密着力と仕上がりが格段によくなります。
「時間がないから」と崩れたファンデの上にパウダーをそのままはたくのはNG。ヨレた部分にパウダーが入り込み、毛穴落ちや厚塗り感が悪化します。30秒だけでいいのでまずティッシュオフを。
その2 リキッドファンデーション・クッションファンデーション編

リキッドタイプは乾燥崩れが起きやすい反面、お直しのときも保湿を意識すると仕上がりがきれいです。出先でのお直しにはクッションファンデーションが特に便利。スポンジで叩き込むだけで薄く均一になりやすく、パウダータイプより乾燥しにくい仕上がりが続きます。
リキッド・クッションファンデーションの直し方
① スポンジに乳液を少量取り、崩れた部分になじませながら拭い取る
② クッションファンデーションをトントンと叩き込むようにのせる
③ プレストパウダーで軽く押さえて仕上げる
崩れた部分だけにファンデを塗ると、そこだけ厚みが出て目立ってしまいます。崩れた部分を中心に、周りにぼかしながら薄くのばすのが自然に仕上げるコツです。なお「朝使ったスポンジをそのまま使う」は、雑菌や皮脂が残っていることがあるため衛生面からおすすめしません。使い捨てスポンジか、清潔なものを使いましょう。
その3 アイメイク編

目はよく動く部位で、まばたきのたびにアイシャドウがヨレたり、汗や皮脂でマスカラがにじんでパンダ目になりやすい場所です。
アイメイクの直し方
① 綿棒を乳液または美容液で湿らせる
② 崩れた部分を綿棒でやさしくなぞって取り除く
③ プレストパウダーで目元をおさえる
④ アイラインやアイシャドウを塗り直す
乳液または美容液を含ませた綿棒を使うと、ベースメイクを落とさずにアイメイクだけをピンポイントでオフできます。ベースから全部やり直す必要がなく、時間の大幅な短縮になります。目の周りはデリケートな皮膚なので、ゴシゴシこすらず綿棒を転がすようにやさしく使ってください。片側にクレンジングローションが含浸している「クレンジング綿棒」を持ち歩くと、より手軽にオフできます。
その4 アイブロウ編

朝きちんと描いた眉も、午後になると眉尻がぼやけてきます。眉は顔の印象を大きく左右するパーツで、ここを整えるだけで全体のメイク感が引き締まります。
アイブロウの直し方
① スクリューブラシで眉の毛流れを整える
② フェイスパウダーを眉の上に軽くのせて皮脂をおさえる
③ アイブロウペンシルやパウダーで眉尻を書き足す
④ ブラシでぼかして境目を自然になじませる
いきなり書き足すと皮脂でのりにくく、すぐに落ちてしまいます。フェイスパウダーで先に皮脂をおさえることが、書いた眉を長持ちさせるコツです。最後のぼかしを忘れると、書き足した部分と元の眉の境目が浮いて見えるので必ず行いましょう。
その5 リップ編

食事の後はリップを塗りなおす方が多いと思いますが、残ったリップの上から直接塗るとまだらになりがちです。ひと手間かけるだけで発色も持ちも格段に変わります。
リップメイクの直し方
① ティッシュで残ったリップを軽くオフ
② リップクリームを塗ってしばらくなじませる
③ ティッシュで軽く拭き取る
④ 唇周りにプレストパウダーをさっとのせる(にじみ防止)
⑤ 口紅を塗り直す
リップクリームで一度保湿してからふき取ると唇が整い、次に塗る口紅が均一に発色しやすくなります。唇周りへのパウダーはにじみ防止に効果的で、輪郭がぼけやすい方に特におすすめです。時間に余裕があればリップライナーで輪郭をとるとさらにきれいで長持ちします。
メイク直しで美人顔を保とう!
崩れ防止のための朝メイクのひと工夫
メイク直しの頻度を下げたいなら、朝のベースメイクの段階で崩れにくい土台を作ることが何より効果的です。スキンケア後は乳液やクリームが肌になじむまで最低5分待ってからベースメイクに入りましょう。なじんでいない状態でファンデを塗ると油分と混ざってヨレの原因になります。
また、小鼻やTゾーンなど皮脂が出やすい部分は、下地を塗った後にフェイスパウダーをひと刷けしておくと、その後のファンデがよれにくくなります。メイクの仕上げにフィックスミスト(化粧崩れ防止スプレー)を20〜30cm離してシュッとひと吹きし、手のひらで軽く押さえてなじませると、汗や皮脂に強いメイクが完成します。
時間がないときの2分スピードお直し術
「化粧室に行く時間が2分しかない!」そんなときは全部を直そうとするのをやめて、優先順位を絞りましょう。最短で印象が変わるのはこの順番です。
①眉を整える(顔全体の印象が引き締まる)
②テカり部分だけティッシュオフ(清潔感が戻る)
③リップを塗り直す(血色感が出て「ちゃんとしている」印象になる)
この3ステップなら2分あれば完了できます。全部を完璧に直そうとすると時間も気持ちも疲弊してしまうので、「今一番見られるパーツ」に絞るのが賢いお直しの考え方です。
メイク直しは研究すればするほど上達します。今回紹介したコツを日常のルーティンに取り入れて、夜のデートや仕事後の飲み会もきれいな顔で臨みましょう。















