第一印象の法則・完璧な好印象を作るには

第一印象の法則を理解することで、あなたの印象を好意的または否定的にもできるのです!そうすれば周囲の人々に良い評価を得ることができるのでしょうか?第一印象のイメージを決める3つの要素を紹介します!

あなたの印象は「メラビアンの法則」が決める

「人の第一印象は数秒で決まる」といわれていますが、人はいったい初対面の相手の何から印象を決めるのでしょう。そんな疑問に答えてくれるのが、アメリカの心理学者アルバート・メラビアン博士が示した「メラビアンの法則」です。
この法則では、人の第一印象は3つの要素で決まるといわれています。

メラビアンの法則

  • 見た目や表情、仕草などの「視覚情報」
  • 声の大きさや口調、話す速さなどの「聴覚情報」
  • 話の内容や選ぶ言葉などの「言語情報」

そして、その3つの要素の中で割合が最も高いのが、目から入ってくる視覚的な情報。やはり、初対面の相手を見た目で判断する人は多いようですね。

メラビアンの法則

この法則はそのほかに、3つの要素の割合を取った「7-38-55のルール」や、視覚(Visual)、聴覚(Vocal)、言語(Verbal)の頭文字を取った「3Vの法則」とも呼ばれています。

人の第一印象が3つの要素で決まるのであれば、逆に3つの要素さえキチンとしていれば、第一印象は必ず良くなるのです!第一印象の善し悪しは後に様々な場面での損得に繋がる大きなポイント。そこでメラビアンの法則の3つの要素のうち、具体的にどこに気をつければ良いのか、簡単なポイントご紹介します。

要素1 見た目で好印象を与えよう!

人の第一印象を決める要素のうち、5割以上を占めるのが視覚情報です。やはり、初対面の人というのは情報が少ないので、印象を決まるには見た目に頼るしかにようですね。見た目でどうやって相手に好印象を与えられるのか、3つのポイントを紹介します。

Point1 さわやかな笑顔

さわやかな笑顔は第一印象に必須

男性が好きなタイプの女性としても、人気が高いのが「笑顔の素敵な女性」です。誰だって初めて会った人に仏頂面されるよりも、笑顔で接してもらった方が断然嬉しいものです。

特に表情は、視覚的に最初に入ってくる可能性の高い情報なので、十分に気をつけておきたい部分。初対面の挨拶するときや、初めて会話を交わす際にはさりげない笑顔を見せることで、あなたに対する第一印象はかなりアップするはずです。

Point2 清潔感のある服装

服装はいつでも個性を押し通さない

人はいくら相手をいい人だと頭では理解していても、「生理的に受け入れられない」と感じてしまうと、どうしてもその人といるのが不快…など良い印象を保てません。洋服や髪形、メイク、ネイルなどの人目につきやすい部分は、いつ誰に会ってもいいよう気をつけておきたいところです。

また清潔感以外にも、TPOをわきまえない常識の無い服装も相手の印象を悪くしてしまいます。日頃からTPOに応じて、ビジネス・フォーマル・カジュアルの区別をしっかりつける習慣をつけましょう。

要素2 声で好印象を与えよう!

声の印象

人の第一印象を決める要素のうち、2番目に高い割合の4割近くを占めるのが聴覚情報です。この場合の聴覚情報とは、話の内容以外の声の大きさや質感から受ける印象のこと。人の第一印象って見た目だけではなく、耳から入ってくる情報が意外と割合が大きいと驚いた人も多いはず。どうすれば声で好印象を与えられるのか、3つのポイントを紹介します。

Point1 抑揚をつけて話す

抑揚がないとロボットみたい

同じ内容の話をしていても、一本調子で話した場合と抑揚をつけて話した場合では相手に与える印象が大きく変わります
例えば、一本調子な話し方はまるでコンピュータみたいで人間味が感じられませんよね。また、単調になりがちで退屈な印象を受けます。そのため、相手に「あなたともっと話したいと思わせる」には、抑揚をつけた話し方が大切なのです。

Point2 話すスピードは早すぎず遅すぎず

話すスピード

自分の言いたいことを伝えたいと思えば思うほど、人は早口になってしまいます。しかし、あんまりペラペラと早口でまくしたててしまうと相手には不快感を与えることに…。

逆に、相手に聞き取りやすくゆっくり話すことは「思いやり」や「配慮」のうちとはいえ、いつでもゆっくりのんびり、あまりにも空気を無視したマイペースすぎるテンポで話していても、当然相手をイライラさせてしまいかねません。
相手が聞いていて心地いいと感じるスピードは、アナウンサーやキャスターがニュースを読む速さがのぞましいようです。

要素3 言葉で好印象を与えよう!

人の第一印象を決める要素のうちで、最も少ない割合を占めるのが言語情報、つまりここでやっと「話の内容」がチェックされるというワケです。とはいえ、言葉は人の心に触れる大事な要素。どすうれば言葉を相手の胸に響かせることができるのか、2つのポイントを紹介します。

Point1 気遣いの言葉をかける

気遣いの言葉

初対面の相手から、「寒くありませんか?」「宜しければお掛けになって下さい」などの気遣いのある言葉をかけられたら、誰だって相手の印象は良くなりますよね。
他人に対してこのような言葉をかけることができるということは、その人には思いやりがあるという証拠。
これが初対面の男女ならば特に、気遣いの言葉をかけられた男性は、相手の女性に対して「気遣いのできる優しい女性」­=「とても素敵な女性」という印象を持ちやすいのです。

Point2 相手が話している時は相槌を打つ

相手の話には相槌を

人は話をしている時に、相手にそっぽを向かれるよりも、自分の方を向いてしっかり話を聞いてもらいたいもの。そのためには、「私、あなたの話をちゃんと聞いてますよ!」とアピールしましょう。
相手はあなたと話すことに心地よさを感じて、もっと話したいと感じます。特に「そうですよね」「分かります」のような相手への同調を表わす相槌は鉄板です。

第一印象は一度決まるとなかなか変えられない!

初対面で悪い印象を持たれてしまうと、後からどんなに頑張って挽回しようとしても、なかなか最初のイメージを拭い去ることはなかなかできません。後になって大変な思いをするよりは、第一印象を最高のものにするのが一番です、

メラビアンの法則の3つの要素を常に注意していれば、いつどこで誰に会っても、もう怖いものなし。合コン必勝法特集もチェックして、素敵な男性と出会いに、ぜひお役立て下さいネ!