彼女の父親に挨拶しに行くときの15のコツ
- 加藤知花
彼女の父親へ挨拶しに行くことが決まり緊張してしている男性や、結婚や交際を反対されないか心配な彼氏に、初対面でも彼女のお父さんに気に入られるコツを15パターン伝授します。服装や手土産、呼び方はどうすればいいのでしょうか?
彼女の父親への挨拶を初対面で成功させるには
彼女の父親に挨拶に行く日が迫っている男性は、できれば彼女の父親に気に入られて終始和やかムードで過ごしたいと考えているのではないでしょうか?極度の緊張でうまく挨拶できるか心配な男性に彼女のお父さんに挨拶に行く際、初対面でも嫌われず気にいってもらえる方法をお教えしましょう。
彼女の父親に気に入られるコツ1
事前にアポをとっておく
彼女の父親に会いに行くまでの準備段階として、何より重要なのは会ってもらう時間を作ってもらうことが重要です。初めて会うのになんの前触れもなくいきなり「ちわーっす」と現れるわけにはいかないことはあなたにもわかっているでしょう。では具体的にいつどのように会ってもらいたいことを伝えればいいのでしょうか?
彼女の父親へのマナー
ご両親の都合のいい日時を聞いて欲しいと彼女から聞いてもらうのがベストです。いつでも大丈夫と言われた場合は、こちらでいくつか都合のいい候補日を決めていつがいいか再度彼女に聞いてもらうといいでしょう。
時間帯は昼食後と夕食の準備にかかる前の14時~16時頃が食事の気を遣わせないという意味で最適な時間と言えるでしょう。
彼女の父親に気に入られるコツ2
スーツ着用で挑む
彼女の実家に初めてお邪魔するときは、スーツ姿で行った方がいいでしょう。事前に普通の格好で大丈夫と言われていたり、「普段着でよかったのに」と言われても「初めてお会いするので失礼がないようスーツがいいと思いまして。」と爽やかにはにかんで答えましょう。そうすれば彼女の父親も「むむ、なかなかの好青年だな。」と感じ、徐々に心を開いてゆくでしょう。
彼女の父親へのマナー
“スーツ着用”が彼女のお父さんの心をつかむ。
彼女の父親に気に入られるコツ3
5分前訪問はNG
彼女の実家に伺う際は、少し余裕をもって5分前くらいには到着していた方がいいだろう。と考える男性もいるでしょう。ですがその行為は実は逆に礼儀知らずというもの。娘がいよいよ結婚相手らしき本気の彼氏を連れてくるとあれば、彼女のご両親も迎える準備でバタバタとしているでしょう。とくに父親は心の準備が十分必要ですので、彼氏が良かれと思って5分前行動してしまうと慌ただしい思いをさせてしまいます。
彼女の父親へのマナー
彼女のお宅に初めて訪問するときは約束の時間ジャストにチャイムを押すのが好印象。2、3分の遅れであればむしろありがたがられる場合もあるくらいです。
彼女の父親に気に入られるコツ4
自己紹介して手土産を渡す
彼女の家に上がったらやはり自分の名前を名乗るのがいいでしょう。簡単な自己紹介は印象を良くします。彼女に「お父さん、お付き合いしている○○さんです。」と振ってもらい、自己紹介のタイミングをもらうといいでしょう。自己紹介をしたら手土産を渡しましょう。紙袋に入っているのであれば袋から出して両手で差し上げると丁寧です。
彼女の父親へのマナー
「地元の名物なんですが皆さんで召し上がってください」「甘いものがお好きと聞いていましたのでよろしかったらお召し上がりください」など一言添えて渡すとGOOD。手土産があるのとないのとではかなり印象が違いますので持って行って損はありません。
あまり高価な品物よりも、みんなで食べられるお菓子などが好評。彼女と地元が違う場合は生まれ育った故郷の名菓を持って行くと会話のきっかけにもなりますね。
彼女の父親に気に入られるコツ5
彼女のことは「さん付け」で呼ぶ
我が子につけた名前は、彼女が生まれて初めてもらった両親からのプレゼント。もちろん父親も娘の名前に並々ならぬ愛着があります。彼女を普段呼び捨てで読んでいる彼氏も彼女の父親の前では「名前+さん」と丁寧に呼び、娘は良識のある青年を選んだのだな。と安心させてあげてください。
彼女の父親へのマナー
ちょっと他人行儀では?と感じるでしょうが、彼女の父親にとってあなたはまだ他人なのです。“○〇ちゃん”といったニックネームで呼び合うのも最初は控えておいた方がいいでしょう。
彼女の父親に気に入られるコツ6
○○さんのお父さんと呼ぶ
彼女のお父さんのことをなんて呼べばいいか悩んでいるあなた、間違っても「あの~お義父さん!」などと呼ばないでください。初めて会うどこの馬の骨かもわからない青年に「お父さん」と呼ばれた日には、ドラマや映画などによくある「おまえにお義父さんなどと呼ばれる筋合いはない!!」というセリフをぶちかまして、ダイニングテーブルをなぎ倒し、熱々の紅茶をひっくり返し、青年の胸ぐらをつかみたいのを必死でこらえて「知らん!」とだけ言い残して近所に散歩に出る彼女の父親を見届けるハメになるでしょう。
あなたと彼女の父親はまだ会って数分かそこらでしょうから、彼女のお父さんであってあなたのお義父さんではないですよね。まして、まだ結婚やお付き合いの許しをもらっていないのですから馴れ馴れしいと思われても仕方がありません。
彼女の父親へのマナー
初対面のときは“○○さんのお父さん”という呼び方が一番しっくりきます。“お父様”というのも同じ意味合いなので、使いやすい方を選ぶといいでしょう。
彼女の父親に気に入られるコツ7
娘さんをください!はNG
彼女との結婚を許してほしくてご両親に会いに行く男性も多いでしょう。その場合、どうしても「お嬢さんを僕にください!」という名セリフが脳裏をよぎるとおもいますが、その言葉は絶対ダメです。彼女のお父さんは青年のドラマの見過ぎともいえるコテコテのそのセリフに絶句しながらも、心では「何?くださいだぁ?娘はあげません!」と思うにきまっているからです。
手塩にかけて育てた娘を「ください」「あげる」で片付けたい親なんてまずいません。モノじゃあるまいし「ください」なんてよく考えたら不躾ですよね。彼女のお父さんにとってみれば、「大事に育てた娘を取られる悲しみが君に分かるかね?」と問いたくなるセリフナンバーワンでしょう。
彼女の父親へのマナー
特別な言葉で飾らずに「○○さんと結婚させていただきたいと思っています。」と真心を込めて言えば、彼女の父親も「そうか、だが断る!!」とは言いづらいものです。
このようなシーンで「僕が必ず娘さんを幸せにします!」と堂々宣言する若者もいますが、彼女の父親にとってみれば「片腹痛いわ。」と言った感じでしょう。格好つけずにシンプルに心を込めて結婚したい気持ちを伝えるようにしましょう。
彼女の父親に気に入られるコツ8
ハキハキと話す
彼女の父親に会うなんてとても緊張するでしょうが、心細い声で話していては「おいおい大丈夫かこいつは…」と逆に心細い思いをさせてしまいます。ここはひとつ、彼女のお父さんに会えてうれしいです!という方向にマインドを持って行き、ハキハキと話すのが正解です。語尾が消え入るようなしゃべり方では話を聞いてもらえませんよ!
彼女の父親へのマナー
コイツになら安心して娘を任せられる。そう思ってもらえるよう腹に力を入れて会話するよう心掛けてください。
彼女の父親に気に入られるコツ9
失礼のない言葉遣い
彼女の父親を敬う気持ちがあれば失礼な言葉遣いは普通出てきません。あまり深く考えすぎずに、できるだけ丁寧にしようと心がけると彼女のご両親にもきっと伝わります。挨拶や受け答えはもちろん、こちらから質問する場面もあるでしょう。あまり緊張しすぎると変な敬語になってしまうこともあるのでリラックスして挑みましょう。
彼女の父親へのマナー
丁寧に会話することで、彼女の父親に好青年と認めてもらえれば次回からは少し気楽に話せるようになれるでしょう。
彼女の父親に気に入られるコツ10
仕事の話をイキイキとする
彼女のお父さんからの仕事に関する質問をさせることもあるでしょう。もし「キミ、仕事は何をしているんだね?」といわれたら「ええ…しがないサラリーマンでして」なんてテンションがた落ちの返答をしてはいけません。
彼女の父親「キミ、仕事はなにを?」
彼氏「はい!○○という会社の△△課で商品の企画開発をしています。」
彼女の父親「企画とはアイデア勝負で大変だろう。」
彼氏「正直、良い企画を練るのは難しいですが、今の仕事が好きなんでやりがいがあります!」
彼女の父親「そうか、頑張れよ!(感じのいい青年だな。)」
彼氏「はい!^^」
このように「○○商事の△△課で何々の企画開発をしています。」となるべく具体的に話すと安心感を持ってもらえます。
彼女の父親に気に入られるコツ11
彼女のお母さんに優しく接する
男性同士ということもあり、彼女の父親と会うのは相当敷居が高いでしょう。彼女から「うちのお父さん、けっこう手ごわいと思う。」と聞いている場合は、先に彼女のお母さんに会っておくのもひとつの手です。
両親ともに初めてお会いする場合でも、お茶や食事を振る舞ってもらった際に笑顔で「ありがとうございます」といったり、食べた後の食器をキッチンまで持って行き、「ごちそうさまでした。美味しかったです」と話しかけたりしてコミュニケーションを取りましょう。彼女のお母さんに礼儀正しく優しく接することで、彼女のお父さんにも好青年ぶりが伝わるでしょう。
彼女の父親に気に入られるコツ12
うっかり余計なことを言わない
彼女の父親と思いのほか仲良くなり、話に花が咲きすぎてうっかり余計なことまで話してしまい、父親の怒りを買うパターンはかなり多いです。彼女と行った旅行の話なども父親にとっては「そんな遠いとこまで行ってきたの?…泊りで??」となり、しばしの沈黙が予想されます。
彼女の父親へのマナー
最初から打ち解けすぎず、言葉は少なめにしておいた方がいいでしょう。少し緊張しているくらいの方が好印象を持たれます。
彼女の父親に気に入られるコツ13
結婚前提で会いに行く
彼女のご両親に会いに行くのは父親に“結婚の意思を告げに行く”タイミングがいいでしょう。彼女の父親としては、娘と結婚したいわけでもないのに家の敷居をまたぐ男の気がしれません。具体的にいつと決まっていない場合でも、彼女と結婚したい気持ちがあるのなら「結婚を前提にお付き合いをさせていただいてます。」ときちんと意思を表明すべきです。もし彼女に促されるがまま彼女の父親に会いに行く日取りが決まってしまったのなら、彼女と結婚する気はあるのか?と自分に問いかけてみてください。そこで彼女との結婚はないと感じたのならば、彼女の父親に会いに行くのはやめた方がいいです。結婚する気のない男と会ってもなんの得にもなりません。会ってくれない可能性だって大いにあります。
彼女の父親へのマナー
「彼女と結婚したい」という気持ちがないのなら会いに行かないのもマナーです。
彼女の父親に気に入られるコツ14
さわやかな笑顔
爽やかな笑顔は人の心を和やかにします。いくら緊張しているとはいえ、笑顔は大事です。へらへらするのはNGですが、困ったことがあっても笑顔で対処できる男性は彼女の父親から見ても好印象。ニターっと気持ちの悪い笑い方にならないよう鏡の前で爽やかな笑顔がいつでもできるように練習しておくといいでしょう。
彼女の父親へのマナー
決め所を押さえてここぞというときにニコッと笑顔を見せましょう。特に帰り際は「お会いできてうれしかったです」と笑顔で言い残して爽やかに帰りましょう。
彼女の父親に気に入られるコツ15
いいタイミングでおいとまする
彼女のお母さんが夕飯の支度を始めたタイミングで「今日はお会いできてうれしかったです。そろそろ失礼します。」と言って到着から2,3時間のうちに帰るのが理想です。特別な出来事に緊張して疲れているのはあなたや彼女ばかりではありません。
彼女の父親と仲良くなるには最初が肝心!!
彼女の父親と和やかに会話できるようになるには時間がかかるのが普通と考えておいた方がいいでしょう。何度も話しているうちに少しずつ打ち解けていければいいと考え、最初から飛ばし過ぎないことが彼女の父親とうまくやっていくコツです。もし共通の趣味があったり、是非聞いてみたいことがあれば質問するのも良いですが、焦る必要はありません。初対面で良くない印象を持たれてしまうと覆すのは至難の技。初めのうちは悪い印象を持たれない程度にしておくのも賢い方法です。
彼女の両親に会った後は彼氏の実家に彼女を連れて行く予定であれば、お互いの両親に温かく見守られてめでたく結婚できるよう彼氏の実家に挨拶するときの8つのポイントを彼女と2人で読んでおくことをおすすめします。