半同棲とはお泊り以上同棲未満の彼氏と彼女の愛のレッスン

同棲ほどガッツリ一緒に暮らさない半同棲とは、一体どんなものなのでしょうか?お互いの家や部屋を持ちつつ、週末や必要な時だけ一緒に暮らす半同棲について調べてみました。恋人たちにとって、半同棲のメリットやデメリット、そして注意点をご紹介します!

半同棲とは恋人たちにどう影響するのか?

お付き合いが長くなってくると、彼の部屋にお泊りが増え、いつしか半同棲状態、そして同棲へと進んでいくパターンが多いですが、半同棲とはどんなもので、恋人にとって実際のところどう影響するのでしょうか?今回は、そんな曖昧な位置付けにある半同棲とはどのようなモノなのかバッチリ調査しました!

半同棲とはどんな状態なのか

半同棲の定義というのは、ハッキリしていませんが、お泊りや同棲と比較するとその範囲が分かってきます。お泊りの場合、生活拠点はそれぞれ別に持っており、週1~2日寝起きをするという状態です。半同棲は、自分の家はそれぞれが持っているのは同じで、泊まる頻度がそれ以上になること。

例えば、週末だけ~週の半分以上どちらかの家で生活するとしても、生活拠点が別であれば半同棲になります。同棲になると、2人ともが同じ家を生活拠点とし、生活費などの“お財布”も同じになる場合が多いです。

なぜ同棲ではなく半同棲という形をとるのか

半同棲をしているカップルは、なぜ同棲という形を取らないのでしょうか?「好きな人と一緒にいたい」という想いが強いのなら同棲という形を選んでもおかしくはないハズです。それなのに、半同棲という形を取る。これにはどういう意味があるのでしょうか。

半同棲する理由とは1 責任感の違い

同棲という形を取ってしまうと、部屋の契約から何からお互いのうちどちらかが責任を持って行わなければなりません。もちろん部屋の契約上の問題だけで同棲をしないのではなく、同棲という形を取るといつかは恋人との関係を「結婚」を視野に入れているのかどうかなどの責任を取らなければいけない。そう考えるとちょっと相手のことが重く見えてしまうのです。半同棲ならば、お互いのどちらかの家に転がり込んでいる状態で、ちゃんと自分自身の家もある。何かあった時に逃げる場所があるということは、それだけで安心することが出来るのでしょう。

半同棲する理由とは2 自分の時間を大切にしたい時に帰ることが可能

同棲という形をとってしまうと、お互いが家にいるときは自分の時間となる余裕がないように思えます。「女の子が好きな男の子にスッピンを見せられない!」と気を張るように男の子だって相手に気を遣っていることは多々あるハズです。お互いが相手を気遣うことは大切ですが、それが1日…1週間…となるとどうでしょうか?きっと、お互いに息が詰まることでしょう。

自分1人で過ごす時間を確保しづらい「同棲」とは違い半同棲とは自分の家がちゃんとあるのがいいところ。1人になりたいと思ったときは素直に自分の家に帰れば良いだけの話なのです。

半同棲する理由とは3 適度な距離を保つことが出来る

完全に同棲してしまうと、お互いに独占欲という感情が心を支配していきます。そうすると、相手のことを全て知りたいと思ったり、相手に自分の全てを知って欲しいという感情から「束縛」という行為に発展してしまうことが多々あるのです。そうなるとどうでしょう?仲の良いカップルでいる自信はありますか?いいえ、きっと喧嘩の絶えないカップルになってしまうことでしょう。恋愛は楽しいものです。ときには苦しいものでもあるけれど、それは後の幸せのための苦しみだと思えば耐えられます。半同棲でいることでお互いが適度な距離を保つことが可能です。長く続くカップルほど、同棲はしないものなのかもしれませんね。

半同棲のメリットとデメリット

お泊りと同棲の良いとこ取りをしているような半同棲ですが、では実際メリットやデメリットはあるのでしょうか?半同棲をしたとき、彼氏や彼女にどんなメリットとデメリットがあるのかを具体的に見てみましょう。

半同棲のメリットとは

半同棲のメリットはこのようなものがあります。

半同棲のメリット

  •  1人になりたいときや喧嘩した時は、自分の家に帰れば良いので気楽
  •  両親には1人暮らしということにしていられる
  •  同棲のように一緒にいないので、良い距離感が保てる
  •  もし別れることになってもガッチリ同棲しているよりも楽

確かに、同棲ほど生活を一緒にしないので、恋人気分は長続きしそうですね。

半同棲のデメリットとは

では、デメリットをみてみましょう。

半同棲のデメリット

  •  家が2つあるので賃貸の場合、お金が倍掛かる
  •  生活費が曖昧になることで、どちらか一方の負担が増えることもある

半同棲のデメリットは、主にお金の問題でした。確かに、同棲すれば住宅に掛かる費用は1本にできるのでお得ですよ。自由を取るか、お金を取るか?それぞれの恋人達の価値観で変わりそうですね。

半同棲でやってはいけないNG行動とは

それでは、半同棲をこれからする予定の人や憧れている人へ、絶対にしない方がいいNG行動を5つご紹介します。

NG行動1 言いにくいことでも、お金のことはキッチリと

半同棲になると、主に女性の方がお料理をすることが増えるのではないでしょうか?そうなると、食材の買出しや日用品などで、ひと月で考えると大きなお金を使うことになります。自分の賃貸などを持っている場合は、それにプラスしてお金がかかってくるので、かなりの出費になります。

また、部屋を提供する側は、光熱費が高くなることが考えられます。女性の家に男性が転がり込んできた場合は、かなりの負担を女性が負担することも考えられますね。

どんなカタチであれ、どちらかが一方的に多くお金を負担することは必ず無理が出てきます。お金のことは、よく話し合って両者が納得する答えを探してください。

NG行動2 あくまでも相手の家であることは忘れない

相手の家に泊まりに行って、水道やエアコンを遠慮もなくガンガン使う、部屋のものは勝手に使うとなると、部屋の持ち主は徐々に不満が溜まってきます。あくまでも、半同棲の状態では「相手の家にお邪魔している」という距離を保つようにしましょう。

あまりにも相手のことを考えない行動は、同棲に発展しないどころか、結婚さえ遠のいてしまうことにも繋がります。

NG行動3 自分のモノをあまり部屋に持ち込まない

特に女性は、半同棲の状態になると、マーキングをするかのように、自分のものを彼の部屋に置きたがります。ただ、半同棲の時点ではまだ彼の部屋。自分の部屋を侵食されることを嫌う男性も多いので、彼がそうしたら?と言うまでは、彼の部屋へ自分の生活用品を持ち込まないようにしましょう。

これは、恋人として上手く行かせるコツでもあります。半同棲で男性を安心させないよう、いつ来なくなるか分からないという状態は、キープしておきたいものです。

NG行動4 彼の部屋を自分の部屋のように使わない

彼の部屋へ勝手に自分の友達を呼んだり、部屋の模様替えをするなど、まるで自分の部屋のように使ってしまうのはNG。そういうのが好きな男性もいますが、ほとんどの男性は嫌うものです。自分の家と彼の家のケジメは、つけるようにしておきましょう!

NG行動5 生活感を出しすぎない

一緒の時間が増えると、そうそう猫もかぶっていられません。ただ、あまりに素を出しすぎてしまうと、その後に悪影響がでてしまうことも…。

男性は、女性に対して「俺の知らない部分」に興味を持ちます。彼女がどんどん素を見せ始めると、自然と他の女性に目が行ってしまう原因にもなります。また、お互いの生活が安定しすぎてしまうと、結婚へのステップが踏み切れず、ズルズルと半同棲状態が続いてしまうこともあります。できるだけ“彼の知らないあなた”は取っておくようにしましょう!

半同棲とは確かに素敵!でもリスクもある

半同棲とは、確かに良い距離感で彼との恋愛を楽しめそうです。ただ、半同棲は金銭的には負担が大きくなるので、お互い、もしくはどちらかに生活に困らない程度の収入がある場合以外は、長く続けていけるものではなさそうです。結婚願望のある女性は、早めに同棲するか、結婚するかといった方向に話を進めていくようにしたいものです。

また、半同棲から結婚へと向かいたい女性は半同棲を結婚へつなげるための注意点もチェックしてみてくださいね!