女が「好きだから別れる」ことを選ぶ理由5つ
- 小川 桃花
『好きだから別れる』という理由で破局を迎えるカップルがいるのも事実。「彼のことを信用できない」「彼に浮気をされた」「他に好きな人ができた」など決定的な理由ではないのに。なぜ別れるのでしょうか?
好きだから別れる・・・男には理解できない複雑な恋愛心理5パターン
「好きなら別れなきゃいいじゃん」の一言で済まされてしまいそうですが、女心はそんなに単純ではありません。「好きだから」という言葉の中には、愛情だけでなく、相手の男性への複雑な思いや自分に対して嫌悪感など、様々な思いが込められているのです。
一見、矛盾をしているように感じる「好きだから別れる」。でも、好きだからこそ一緒にいることが、どんどん辛くなってしまうこともあるのです。ここでは、そんな男性には理解されにくい5つの複雑な女性心理を紹介します。
1 相手のことを傷つけたくないから
遠距離恋愛の彼とは、どんなに会いたくてもなかなか会えません。ちょっとしたことイライラして、彼に当たってしまう自分がイヤでたまりませんでした。(24歳/営業事務)
仕事を毎日頑張っている彼に、優しい言葉の一つもかけられず、口から出るのは愚痴や不満ばかり。大好きだからこそ、これ以上彼を傷つけたくないと感じて別れを選んだパターンです。
2 好きすぎて一緒にいるのが辛いから
ちょっとでも連絡が取れないと、浮気をしているんじゃないかと心配に…。ただ寝ていただけなのに鬼電、メールしまくってしまいました。(26歳/受付)
彼のことが好きすぎて、何でもかんでも束縛せずにいられなくなったしまった。自分のせいで、束縛に疲れていく彼の姿を見るのが辛くて別れを選んだパターンです。
3 相手に自分が釣り合っていないから
何の取り得もない自分に対して、彼は仕事をバリバリこなすし、ルックスもいい。「私なんかどうせ…」が口癖になってしまった自分がイヤで別れました。(23歳/アルバイト)
彼氏が素敵すぎて、女性が劣等感の塊になってしまった。素敵な彼氏を持ってしまったがために、別れを選ばざるをえなかった残念なパターンです。
4 自分のせいで相手に迷惑をかけてしまうから
バツイチのシングルマザーの自分との付き合いに彼の両親は猛反対。このままでは彼の出世の邪魔をしかねないと言われ、泣く泣くあきらめました。(34歳/サービス業)
2人の関係はうまくいっているのに、周囲に邪魔をされて別れを選んだパターンです。特に結婚が絡むと、2人だけでは解決できない問題がふえてきます。
5 フラれるよりも先に振っといた方が楽だから
今はうまくいっているけれど、「いつか嫌われてしまうんじゃないか」と思うと不安で不安でたまらなくて、彼が言いだす前に自分から別れちゃいました。(20歳/学生)
先のことを見通しがちな、賢い女性が陥る別れのパターンです。「どうせ別れるなら早い方がいい」と割り切って別れたつもりが、後々まで引きずってしまうケースも多いようです。
結論:好きだけでは付き合っていくことはできない
好きだからこそ、別れを選ぶ。これほど悲しくて切ないことはありませんよね。でも、彼のことが好きだからこそ、大切に思うからこそ、あえて別れを選択する場合もあるんです。
好きだけど別れてしまうカップルに共通しているのは、「束縛」「劣等感」「不信」などのネガティブな感情です。もし、いつも楽しく前向きに付き合うことができれば、「好きだから別れる」なんてめんどくさいことにならずに済むのかもしれませんね。
距離を置く意味・別れと復縁を左右する心理まとめ特集をチェックして、彼との関係を見直してみてくださいね。