上から目線な彼氏に隠れている8つの心理
- 小川 桃花
上から目線な彼氏との恋愛にイライラして別れを考えてしまう。大好きな彼氏でも見下されたような言葉で気持ちを逆なでされたらむかつくのは当然です。彼女にでかい態度をとってしまう男性心理にはどのような感情が隠れているのでしょうか?対処法を教えます。
上から目線な彼氏の心理と対処法8パターン
「お前は何も知らないんだな」「ホント行動が遅いよな」など、ことあるごとに上から目線の彼氏だとイライラしたり、ムカつくことが多くなります。上から目線の彼氏はどのような心理で彼女や周囲の人を見下すような発言をするのでしょうか?彼氏の気持ちが分かれば対処法が見え始める可能性は大いにあります。上から目線とひとことで言っても様々なタイプがあるので8つのパターンに分けてみました。彼女だけに上から目線なのか、周囲の人に対してなのかによって全く異なる心理が隠れているので彼氏の胸の内をしっかりと理解していきましょう。
上から目線な彼氏の心理1 実は自信がない
上から目線な男性の中には自信がないことを隠すために相手をバカにする人がいます。言葉や態度で相手を威圧して優位に立つことで自分の弱さを見せないようにしているのです。「お前はバカだな」「そんなことも知らないの?」などと言って相手を下げることで安心しようとする心理が働いています。上から目線な言葉には「俺ってすごいでしょ?スゴイって言って!」という願いが込められているのです。そう思うと上から発言もちょっぴり可愛く感じませんか?
自信がない彼氏への対処法
尊敬していることを伝えて相手を安心させる!
上から目線な彼氏の心理2 彼女への支配欲
上から目線の彼氏には、彼女を手放したくないという恐怖から上からな発言をしている人がいます。無意識のうちに彼女を洗脳したいという気持ちが隠されている場合があるのです。「1人じゃ何もできないな」「それ絶対ムリだから」などと、彼女には何もできない=俺がいないといけない=君には俺が必要だと思い込ませてコントロールしようとする心理が隠れています。彼女が離れていきそうな不安や、もっと好きになって欲しいという支配欲から上から目線になってしまうのです。
支配欲が強い彼氏への対処法
愛情をしっかり伝えて安心させる
上から目線な彼氏の心理3 言葉選びが下手
「ヒマじゃないけどやってあげるよ」「その程度のモノは食べないよ」など、自分では全く悪気なく人を傷つける言葉を使ってしまう人がいます。上から目線なつもりはないのに会話する相手に微妙な上から感を与えてしまう言葉を言ってしまう…。そんな自分に本人も悩んでいる場合もあります。彼女に対してだけでなく、友人や会社関係の人にも上から目線を指摘されているならこのタイプでしょう。
このような男性は周囲を下に見ているわけではなく、言葉の選び方や使い方が下手だとも考えられます。このタイプの彼なら話し合いで改善する可能性もあります。彼と話し合って一緒に直していくと2人の仲はもっと良好になるかもしれません。
言葉のチョイスが下手な彼氏への対処法
「その言葉だと誤解されちゃうよ」と優しく伝えて一緒に改善できるように工夫してみる
上から目線な彼氏の心理4 “男らしさ”を誤解している
“男たるもの強くなくてはいけない“という心理から上から目線になってしまっている人もいます。「何も分からないんだから黙っていればいいんだよ」「お前は何もしなくていいよ」など、男らしさのつもりで言っている言葉が上から目線になっている男性がことタイプです。本心では、か弱い女性を引っ張っていかなくてはいけない、守ってあげなくてはいけないと思っているケースがほとんどですが、上から目線と強さを間違っているため彼女を「イラッ」とさせてしまうのです。
男らしさをはき違えている彼氏への対処法
彼に相手を負かしてやろうという気持ちはないと理解する必要があります。本当の“男らしさ”を出した時は大げさに褒め、上から目線のときは「そんな言い方されると悲しいな」と伝えましょう。
上から目線な彼氏の心理5 想像力が乏しい
「これを言ったら相手はどう感じるだろう?」というように、私たちは想像力を働かせながら目の前の相手と会話をしています。「君は何もできないからやってあげるよ」と相手の気持ちを考えずに口走ってしまうと相手が悲しむのではないか?と簡単に想像がつく人もいれば、相手を気遣う気持ちが足りず相手の立場になって考えることが難しい人もいるのです。
相手の立場を考えずに発言すると相手に上から目線や皮肉と捉えられる話し方になってしまいます。改善していくことはかなり難しいのですが、根気よく「そんな言い方をされるのは悲しい」と気持ちを伝え続けていくことで、徐々に理解してもらえる可能性もあります。
想像力が足りない彼氏への対処法
具体的に「〇〇と言われると悲しい気持ちになるよ」「今の言葉はちょっと傷ついた」という感じで怒らず冷静に気持ちを伝え続けましょう。
上から目線な彼氏の心理6 愛情表現のつもり
上から目線の彼氏の中には、彼女を上から見ている意識は全くなく「愛情表現」や「親しみ」のつもりの人がいます。「お前はバカだな」「女って気楽だな」などの言葉は、言われた方からすると立派な暴言ですが、本人は愛情だと本気で思っているのです。からかう、いじるといった感覚で上から目線を繰り広げる彼氏に対しては本気で怒るのはバカらしいと割り切りサラッと流すことが肝心。「これは彼なりの愛情表現だ」と思うようにするとイライラは薄れていきます。
愛情表現の仕方が間違っている彼氏への対処法
上から目線な発言はあなたへの愛情表現だと考えて妥協する。
上から目線な彼氏の心理7 プライドが高すぎる
プライドが高い人は自分のプライドが傷つくことを極端に恐れ、予防線を張るかのように上から目線な発言をすることがあります。例えば、重要な用事があって彼からのデートの誘いを断ってしまったら「俺から誘うことはもうないから」などと強がります。彼が自分のプライドを守るために上から目線な言葉を使う場合、強い自己愛が隠れている可能性も。彼の発言は相手を傷つけるために発したものではなく、自分を守るための言葉の盾なのだと理解しましょう。
プライドが高い彼氏への対処法
彼氏を大切にして信頼を得ることでお互いにやさしい気持ちが生まれ、彼女を馬鹿にする発言は次第に減っていくでしょう。
上から目線な彼氏の心理8 ストレスを感じている
仕事や学校でストレスを感じていると彼女に甘えて当たってしまう人がいます。「お前には理解できないから黙ってろ」といった暴言の裏側には、大きなストレスが隠れている可能性が極めて高いです。とはいえ彼氏のストレスのはけ口になる必要はありません。相手がストレスを感じていて、自分に当たっていると感じるなら、「嫌なことがあるからって私にあたるのは間違いだよ」と毅然とした態度で伝えましょう。黙って耐えていると相手の態度がエスカレートしたりあなたの心が悲鳴を上げてしまいます。
ストレスのはけ口にする彼氏への対処法
ストレス発散のため当たられていると感じたらイヤだという気持ちをしっかりと伝えてみましょう。
上から目線な彼氏には理解と愛情が必要
好きで付き合っている彼女を傷つけたりイライラさせたい人はいません。上から目線な彼氏の心理には、彼女を失う不安や社会生活でのストレスが複雑に絡み合っているのです。そんな彼氏に腹を立てながらも大切な人だと感じているなら、彼の繊細な気持ちを理解して対処法を実践しながら付き合っていくしか手はありません。デリカシーのない人の特徴をあわせて読むと、様々なパターンの対処法や彼とのお付き合いのヒントが見つかることでしょう。
彼氏の上から目線はたっぷり愛情を注ぐことで改善する可能性もありますが、彼の失礼な言動すべてを許すことが本当の愛ではありません。嫌なことは嫌、不快に感じたことは不快だと根気強く伝えていくことで真の愛情を彼の心に刻んでいきましょう。