彼氏の胃袋をつかむ5つのテクニック
- 杉本文
彼氏の胃袋をつかむと浮気されない、結婚が早まると言われるほどカップルの恋愛に彼女の美味しい手料理は欠かせません。凝ったレシピよりも味噌汁が上手い女性がモテる本当の理由や胃袋を掴む料理のポイントを伝授。彼氏の理想のご飯に近づいていきましょう。
彼氏の胃袋をつかむ料理を作りたい!
「男性の心をつかむには胃袋から」という言葉は、実は英語のことわざ。このことわざが意味するように、おいしい料理を作れる女性は、彼氏の胃袋をつかむと同時に心もつかむことができます。そして胃袋をつかめる料理上手な女性は幸せな結婚ができると昔から言われていますが、本当でしょうか?100人の男女に「料理上手な女性は恋愛・結婚に有利だと思いますか?」というアンケートをとってみました。
このアンケートでは、7割の男女が料理上手な女性は恋愛・結婚に有利と答えています。顔やスタイルが好みじゃないと恋愛対象にならないと考える男性もいますが、結婚となれば話は違ってきます。毎日同じ釜の飯を食べる相手にはしっかりと胃袋をつかんでほしいと思うのが男性心理。彼氏の胃袋をがっちりつかむ料理の秘訣を5つ伝授します!
彼氏の胃袋をつかむ料理の秘訣1
お箸で食べられるごはんにする
お箸で食べられるごはんは男性の心と胃袋つかみます。彼氏に料理を作るときフォークとナイフでいただくようなおしゃれな洋食やイタリアンを作ろうと張り切る女性は多いですが、彼女の料理に求めているものとはかけ離れている場合がほとんどです。よほどのグルメでもない限り、男性は家でまで気取った料理を食べたいとは思いません。お箸ひとつで食べられる和食のごはんこそが「理想の彼女めし」なのです。
炊きたてのごはん、ほんのりとだしの味がする味噌汁、旬の魚や「おふくろの味」を思わせるおかずが一品あれば最高のごちそうになります。難しいことを考えず、まずはおいしいご飯を炊くところからマスターしてみてはいかがでしょうか。
胃袋をつかむレシピの基本
和食の肝となるのは、おいしい「だし」です。小さめに切った昆布と水を深めの容器に入れ、冷蔵庫でひと晩おくだけでもかなりおいしいだしがとれるので、お味噌汁やたまご焼きに使ってみましょう。
彼氏の胃袋をつかむ料理の秘訣2
美味しそうに盛り付ける
おしゃれな料理である必要はありませんが、綺麗な盛り付けにすることは大事です。「おいしい」と感じる味覚や「いいにおい」と感じる嗅覚に訴えるのはもちろん、食べる前から「おいしそう」と感じる視覚を利用するのが胃袋をつかむコツです。味や香りは自然と料理から出ますが、見た目は盛り付ける側のさじ加減で変わってきます。
美味しそうと思わせるコツは、彩りをきれいにすること・高さをだすこと・余白を持たせることの3つ。ごはんのおかずには赤・黄色・緑色が入ると彩りが良く、食欲がわいてきます。例えば肉じゃがを出すときは、こんもりと高さを出しながら、人参・絹さや・じゃがいもをバランスよく盛り付けることでおいしそうな料理になります。おさらの余白の部分を少し残すことで自然なボリュームを出すことができるので試してみてください。
胃袋をつかむレシピの基本
お料理が出来上がったら、お皿に飛び散った油やソースはキッチンペーパーで綺麗にふき取りましょう。お皿が汚れていると見た目のおいしさは半減してしまいます。
彼氏の胃袋をつかむ料理の秘訣3
彼氏好みの味付けにする
彼氏の胃袋をつかみたいなら、彼氏好みの味付けにすることを忘れてはいけません。濃い味と薄あじではどちらの味付けが好みかも聞いておくといいでしょう。最初から彼の好きな味にすることはなかなか難しいので、何度も作ってあげましょう。彼氏はどんどん自分好みの味に近づいていく彼女の手料理に、自分ために愛情をこめて作ってくれた喜びを感じます。
男性がおいしいと感じる味は「なつかしい味」であるケースが多いです。彼の味の好みを把握するには、実家のお母さんの料理がどんな味なのか知ることが胃袋を掴む近道になります。
胃袋をつかむレシピの基本
息子のためにおいしい料理を作ろうとする彼女は、彼ママの心もつかむことができます。彼氏のお母さんと仲良しなら、積極的に味付けのコツを聞いてみましょう。
彼氏の胃袋をつかむ料理の秘訣4
パパっと短時間で作る
彼氏に「短時間でうまい料理を作ることができる彼女はすごい!」と尊敬の気持ちを抱かせることも胃袋をつかむテクニックのひとつです。冷蔵庫にある物でパパっと夕飯が作れると、意外と簡単に彼のハートと胃袋はつかめます。彼女がキッチンで料理をしているとき、彼氏は子供のようにワクワクしながら出来上がりを待っています。手間をかけた料理を1品作るよりも、長時間待たせず短時間で美味しいおかずを3品作る努力をしましょう。
胃袋をつかむレシピの基本
彼氏に手料理を振る舞うときは、わざわざ買い物に行かなくてもいいように、あらかじめ冷蔵庫に材料をそろえておくことをおすすめします。
彼氏の胃袋をつかむ料理の秘訣5
「おいしいね」と優しく笑いかける
彼氏の心をがっちりつかむには、料理が出来上がった後が肝心。一緒にごはんを食べて「おいしいね」と優しい笑顔で話しかけましょう。これで「彼女の料理はおいしい」という情報と「彼女と一緒にごはんを食べると楽しい」という情報が、彼氏の記憶に同時にインプットされるのです。男性にとって女性の優しい笑顔はどんな調味料にも勝ります。お腹の底から幸福感がわき上がり「胃袋をつかまれた!」と感じた彼氏は、幸せな家庭像を思い浮かべてしまうでしょう。
胃袋をつかむレシピの基本
美味しいご飯+優しい笑顔で彼の胃袋はつかめる!
彼氏の胃袋をつかんだ料理のエピソード
彼氏の胃袋をつかんだことのある女性に「私はこれで彼氏の胃袋をつかみました」という自慢の手料理をふるまった時のエピソードを教えてもらいました。まだ彼氏に手料理を披露していない女性や、料理を振る舞ったことはあっても、いまいち胃袋をつかんだ手ごたえがない彼女はぜひ参考にしてください!
何の変哲もないお味噌汁がポイントでした。
yukky(30代)のお話
私が彼の胃袋をつかんだ料理は「お味噌汁」です。出会った当初、夜遅い時間まで仕事をしていた彼。1人暮らしで毎日お昼はコンビニ、夜買ってきたお弁当という生活をしていると言っていたので、思い切って「今度ご飯作って待っていてあげるよ」と言ってみました。お味噌汁が飲みたいとリクエストがあったので、和食中心の料理を用意して彼の帰宅を待ちました。彼が帰宅して一緒にご飯を食べたのですが、最初にお味噌汁を飲んで一言「めっちゃ美味しい」と。そこからは無言でどんどんご飯を食べていく彼。しゃべらないので美味しくないのか不安でした。食べ終わったところで「どれも凄く美味しくて夢中で食べちゃってごめん」と謝られてしまいました。何故お味噌汁をリクエストしたの?と聞いたら、実家にいた頃は毎日飲んでいて好きだったけれど一人暮らしを始めてから飲んでいなかったこと。インスタントも美味しくないから、手作りのお味噌汁が飲みたかったとのことでした。結婚した今でも毎日必ずお味噌汁を用意しています。
年下彼氏の胃袋をつかみました!
ゆきちゃん(20代)のお話
私は27歳、彼氏は5つ年下の22歳です。若い彼氏はなかなかかっこいいので、同年代のかわいい女の子に心がわりをしてしまわないかとハラハラします。そこで、なんとかして年上彼女の虜にさせるために、胃袋をつかむことにしました。自分で言うのもアレですが、私は料理が得意なのです。彼氏は22歳の食べ盛り。こってりドカンとしたものが大好きなので、特別オムライスを作ってあげることにしました。特別オムライスとは、チキンライスにとろけるチーズとコリアンダーを少々入れたもの。スパイスとチーズとケチャップが混ざり合うことで、少しだけお店のオムライスに近づきます。卵にもチーズを混ぜてさらにこってり感を出します。生クリームか牛乳を入れるのも忘れないです。これを入れると卵の色が綺麗になり、ふわりと仕上がります。食べる時にフォークを入れたらトロッとなるように、卵を焼くときは火加減に注意します。これを作ってあげてから、彼氏はこのオムライス以外は食べられないと言ってくれました。私とつきあってから少し体重が増えてしまいましたが、その方が私には好都合ですし、ますます二人はラブラブです。
彼好みに作った薄味のひじきの煮物
くろねこさん(30代)のお話
今の主人と付き合っている頃、始めて作ってあげた晩御飯がハンバーグとひじきの煮物でした。彼はメインのハンバーグよりも、副菜として作ったひじきの煮物に感動している様子で、「美味しい、これは美味しい」と連呼し、おかわりまでしていました。煮物を作るのが元々得意なのですが、彼は薄味の和食が好きという事とキノコが嫌いだという事を知っていたのでいつもは煮物に必ず入れる椎茸を使わずに代わりに油揚げや鶏肉を入れて旨みを出す様にしました。薄味にするために砂糖は使わず、少量のみりんで甘味を出し、醤油は入れすぎない様に味を見ながらすこしずつ加えて仕上げました。メインで作ったハンバーグよりもおまけで作った煮物ばかり褒められるのも複雑でしたが、おかわりするほど喜んでもらえて良かったです。あれから結婚して毎日ご飯を作る様になりましたが、いまだに「煮物を作るのが上手だよね。特にひじきの煮物が美味しいよね。」と言ってくれます。正直、椎茸などのキノコを入れたいなぁとは思うのですが、毎回旦那様好みの煮物を作る様にしています。
ぴかぴかのお米とお味噌汁
らぶりん(40代)のお話
料理はすごく好きでしたが、夫の胃袋をつかんだきっかけはずばり、ごはんとお味噌汁です。 お付き合いをはじめて、一人暮らしだった彼の家に行くたびに料理をする機会はあったのですけど、毎回行くときにはその時期に美味しいお米を買っていきました。お米のとぎ方・美味しい炊き方はネットでかなり検索をして、炊飯ジャーに氷を入れるなど、炊きあがりがぴかぴかになるように心がけました。 お味噌汁も、出汁からしっかりとって、その時期の旬の具を入れます。豆腐などは安いお豆腐ではなくて、大豆の味がしっかりしているもの、お味噌も何種類か試して、具に合わせて調合するように努力しました。つやつや・ぴかぴかのごはんと体に染みるような優しい味のお味噌汁、それさえあればおかずは正直お惣菜でもごまかせました。夫も料理はする人ですが、お米の炊き方とお味噌汁だけは私に叶わないと言います。お米とお味噌汁は毎日食べるものですから、基本としてはこれだけ抑えておけば問題ないと思います。
料理が苦手な私が彼の胃袋を掴んだ料理
きい(20代)のお話
私が彼の胃袋を掴んだ料理は、「白身魚のムニエル」です。私は料理がとても苦手というかやったことがありませんでした。彼と半年前くらいから同棲を始めたので料理をしなくてはならなくなり、レシピサイトを見て毎日奮闘しながら作っていました。毎日似たような料理しか作れませんでしたが、彼はいつも美味しいと言って食べてくれました。そんなある日、ふと私は実家にいた頃に母が作ってくれていた魚のムニエルが食べたくなり、作り方を思い出し味付けなども食べていたものに近い味にして作ってみました。いつもは簡単な料理しか出していなかったのでテーブルを見て彼はびっくりした様子で、「今日は何を作ったの?」と聞いてきました。私は緊張しましたが食べて欲しいと伝え、彼は一口食べ、「美味しすぎる。お店みたいですごい」と言ってくれました。彼から「作ってくれる料理は味付けも俺好みで美味しい。」と言ってくれたので、彼の胃袋はつかめたと思います。
初めから気合は入れすぎず。
ピカ(40代)のお話
今の主人と付き合い始めた頃です。 その頃の彼は全くご飯など作ったこともないタイプの男性でした。 実家が長かったこともあって料理をするという概念もなかったようです。毎日ローコストの牛丼店やコンビニ弁当という外食生活で鍛えた舌は、わりとなんでも美味しいようで初めて自宅に遊びに来た時に定番の和食を作ってみました。 豚汁、炊き込みご飯、肉じゃが、浅漬けと物足りないといけないので生姜焼きにしてみました。 割と簡単なメニューでしたが張り切りすぎて次から作るのが面倒になるといけないので、ササッと作りました。それ以来、結構な頻度で「ご飯を食べたい」と言ってくれるようになり、一緒に住み始めるところまでになりました。 私が仕事で割と遅くなることが多いのでこったメニューはお休みの日くらいしかできませんが、パスタやシチューなど割と簡単なものも好評でした。 今では一番気に入ってくれているのはコロッケで、面倒ですが休みの日はよくつくります。
彼の胃袋をつかむ「おもてなしの心」
彼の胃袋をつかむ最大のポイントは、「彼に喜んでもらいたい」と素直に頑張ることです。おもてなしの心さえあれば、どうすれば彼氏が喜ぶか自然と想像がつくでしょう。それでは彼氏の胃袋をつかむ5つのポイントをおさらいしていきましょう。
彼氏の胃袋をつかむ5つのポイント
- お箸で食べられるごはんにする
- おいしそうな盛り付けで視覚に訴える
- 彼氏好みの「なつかしい味」を目指す
- 冷蔵庫のものでパパっと作る
- 優しい笑顔と会話で楽しく食べる
胃袋をつかむには料理のおいしさだけではなく、彼の目線で考えることが重要です。料理の腕に自信がない彼女は、彼氏が喜ぶ朝ごはん和食・洋食簡単モテレシピを参考にして、まずは朝ごはんから挑戦してみましょう。