お人好しの特徴9つ・損してばかりの自分改善プロジェクト
- 小川 桃花
お人好しな性格は、他人を優先し自分が後回しになってしまう人も多く居ます。それをこじらせてしまうと、人と接すること自体ツラくなってしまう人も・・・。お人好しな性格の特徴と改善法を9つご紹介します!少し自分と向き合って愛されるお人好しに!
お人好しってツラい!そうなってしまう人の特徴と改善方法って?
お人好しの人は、その性格を活かして人から頼りにされたり愛されたりして、充実させている人と、お人好しなばっかりに損をしているように生きている人に分かれます。本当は断りたいのに断れず、自分のキャパシティーを超えてしまって悩んだり、何かをしてあげても自分の成果や手柄にならずに、なんとなくモヤモヤしてしまったり・・・。
ツラくなってしまうタイプのお人好しとは、どんな人なのでしょうか?どう改善すればいいのでしょうか?一緒に考えてみませんか?
お人好しな性格で損をしてしまう人の特徴と改善方法
お人好しでツラい思いをしてしまう人の特徴を見てみましょう。そして、どう改善すれば愛されるお人好しになれるのか?のヒントもご紹介します。
お人好しな人の特徴1 どんなことでも断れない
ツラくなるほどお人好しな人は、どんなことでも頼まれたり頼られたりすると断れないという特徴があります。断れない人というのは、一見お人好しで良い人のように思えますが、安請け合いして期限に間に合わなかったり、頼んだ相手が楽をして成長できない場合などは、必ずしも良い人とは言えません。
人に愛される人は、長い目で見てサポートした方がいいことなのか?断った方が周囲のためになることなのか?を判断できる人ではないでしょうか?その判断はどうすればいいか悩む人は、自分の心が少しでもイヤだとおもうことは、しない方がいいことです。そして、そうなるには、徐々に断る練習をする必要があります。
改善方法
相手に頼みごとをされて「えっ!?なんでわたしが?」と少しでもイヤな気持ちになったら、1つからでいいので「ごめんね!今はやってあげられないんだ」と断ってみましょう。何でもやってあげることより、相手を不快にしない断り方の練習をしてみてください。
お人好しな人の特徴2 どうしても気が付いてしまう
「あの人困ってるな」「何か不便をしているみたいだな」と、普通の人は気が付かないような周囲の人のことを、気が付いてしまうのがお人好しの人の特徴です。気が付かなければ無視できるのに、気が付いたことを無視してしまうのは罪悪感になってしまいます。やめればいいのに「どうかしたの?」と声をかけてしまい、面倒なことに巻き込まれてしまったり、理不尽なお願いを引き受けてしまって悩んだりしてしまいます。
ただ、この性質はメリットでもあります。人の悩みに気が付けるのは、人間力という視点で見れば“強み”です。そのメリットである部分と、裏にあるデメリットな部分について知ることで、ツラくなるような案件を避けることもできるようになるのではないでしょうか?
改善方法
声をかけるのを辞めましょう。明らかに“今だけ”手助けすればいいと分かることはやってあげるのがベストですが、困っている内容が分からない時は、ある程度ソッとしておきことも、相手にとっての貴重な成長のタイミングになることもあります。「あの人のため」と思ってまずは静かに見守ってみましょう。
お人好しな人の特徴3 人に合わせる方が楽だとおもってしまう
お人好しはランチのお店や遊ぶ場所を、自分で決めず他人に決めさせる傾向があります。それは、「新しいお店を紹介して欲しい(知りたい)」など、前向きな理由があるならいいのですが、自分で決める責任を負いたくないという気持ちがあるなら、後々苦痛が生まれることにもなりかねません。
改善方法
親しい友人からでもいいので、一度自分で場所を決めて相手を連れて行ってみましょう。知識をシェアし合うことは、周囲の人のためにもなります!
お人好しな人の特徴4 人が喜ぶことをするのが好き
基本的にサービス精神が旺盛な人か、人に感謝されたり喜んでもらう事が好きな人は、お人好しにはよく見られる特徴です。何かをしてあげて、相手に喜んでもらえることは、とっても嬉しいことです。しかし、みんながみんな純粋に感謝してくれる人ばかりではありません。
悲しいことですが、嫌なことを押し付けて知らんぷりする人や、単に利用しようと考えている人も存在します。そんな人に自分の時間を取られてしまったり、感じなくてもいいストレスを感じてしまうのは、ツラい状況になってしまいますね。
改善方法
何かをしてあげる人を、限定するようにしましょう。時間はとても大切なものです。助け合いの出来ない人に1時間使うより、助け合い感謝し合える人を限定し、その人達に2時間でも3時間でも使ってあげた方が有意義な時間になります。
お人好しな人の特徴5 苦痛を感じにくい
大抵の人は、他人優先の時間は苦痛に感じる人が多いものです。長時間待たされる、しなくていい仕事や作業をさせられるなどですが、お人好しな人は、それに対してあまり苦痛を感じない人が多いので、頼みごとを何となく引き受けてしまう特徴があります。
このような特徴も、とても素敵な個性ですが、それで自分の貴重な時間を無駄にするのは自分にとってあまり良い性格とは言えません。自己犠牲は素晴らしいことのように思えますが、自分だけ成長や成果をあげることから、置いていかれることにもなりかねません。
改善方法
頼まれたことを、自分の成長につながることかどうか?というフィルターに、一度通すようにしてみてはどうでしょうか?損得という単純なモノではなく、自分のためにならないことをするのは、長い目で見て“悪い状況”になることが多いので、シビアになる練習をしていきましょう!
お人好しな人の特徴6 自分のしたいことが明確になっていない
例えば、自分に大きな夢がある場合、人のことを無理してやってあげている時間はなくなります。スキルアップで資格取得を考えている人は、同僚がやるべき仕事で同僚が手を抜いたことでできていない仕事を、手伝っている時間はありませんよね。明確にどうなりたい、何をしたいという目標や夢がない人は、安易に人に使われることを受け入れてしまう特徴があります。
改善方法
時間と言うのはとても大切なものです。そんな大切な時間は、本当に好きな人たちか5年後10年後の自分のために使いましょう!しっかり目標を設定することで、自分の時間をもっと大切にできるようになります。
お人好しな人の特徴7 自分に自信がない・自己評価が低い
自己評価が低いと、他人の面倒な誘いに「こんな自分を誘ってくれたんだから」と感じて、無理して行ってお金を使ったあげく疲れたり、自分に自信がないと人に時間や労力を使うことで、価値を感じてもらおうとしてしまいます。自己評価が低いと、他の色んな面でも良くないことが増えてくるので、徐々にでも自分の本当の価値に気付く必要があります。
改善方法
自分という価値を知るというのは、分かりやすく言うと自分を大好きになってあげるということです。自分と思うと優しくなれない人は、自分を大好きな友達と思うようにしてみてください。大好きな友達には無理をして欲しくないですし、大切にしますよね?
お人好しな人の特徴8 口癖が「すいません」「大丈夫」
お人好しの人は、ぶつかった時・誰かに優しくされた時・褒められた時などなど、人と接する時に「すいません」というのが口癖という特徴を持っています。また人に頼ることが苦手なので、じゅうぶん無理をしていても「大丈夫です」と笑顔で答えてしまいます。口癖というのは、その人の人生を作っていきます。
たかが口癖ですが、人の下手に出てしまう口癖は、いつまでたっても人に利用され理不尽なことから逃れられない状況から抜け出せません。
改善方法
「すいません」は「ありがとう」に変えられる場合は、そう言うようにしましょう。悪いことはしていないのですから、謝る癖を付けてしまってはいけません。そして無理して何でも「大丈夫です」と言うのも意識してやめるようにしましょう。
お人好しな人の特徴9 人に良く思われたい・衝突を避ける
断ったらイヤな人と思われるかもしれない、イヤだと言ったら相手が怒ってしまうかもしれない・・・そう思って、納得いかないお願いもついつい聞いてしまうこともお人好しの特徴のひとつです。でも必ずしも、断らない人=良い人ではありません。衝突をしないということも同じで、喧嘩をしない=周囲の人と上手くやっている、ということでもありませんよね。一度冷静に自分と向き合ってみることも必要かもしれません。
改善方法
周囲にいる友人や会社の仲間の中に、あなたが素敵だなと思う人を探してみましょう。その人は、人の言う事ばかり聞いて周囲に振り回されているでしょうか?恐らく、そうではないのでは?素敵だと思う人を目指すだけでも、損をするお人好しから抜け出せる近道になりますよ。
素敵なお人好しになるか、損するだけのお人好しになるか?
こうして見ていくと、お人好しは少しの違いで素敵なお人好しにも損するだけのお人好しにもなれます。もし、お人好しな自分に疲れを感じているのなら、他人よりまずは自分を大切にしてあげてください。自分が幸せなら、周囲の人も疲れることなく幸せにしてあげられます。もし、これを機にお人好しから脱出したいと言う人は性格を変えたい人の好きな自分に生まれ変わる方法も読んでみてくださいね。