幼馴染と恋愛する3つのメリット&3つの嫌~なデメリット
- 小川 桃花
幼馴染同士で恋愛してみたい!と憧れを抱く人も多いでしょう。少女漫画やドラマでは幼馴染との恋は憧れのシチュエーション。しかし幼馴染同士の恋愛にはメリットとデメリットもあります。勢い余って告白する前にチェックしておきましょう!
幼馴染との恋愛メリット&デメリット
幼馴染と恋愛結婚するのって、まるでドラマみたいだと思いませんか?小さいころから想いあっていた二人の想いが通じあってくっつくなんて、こんなロマンチックな展開はないでしょう!
でもドラマはドラマ。現実ではシナリオ通りにうまく行くカップルなんてほんの一握り。それほど幼馴染カップルが結婚にまで到達する可能性は低いのです!
ですが、うまく行った場合はそれほどまでに二人の縁は深いということです。幼馴染との恋愛は現実的に考えて見ると様々なリスクもありますが、もちろんメリットだってあります。幼馴染に片思いをしているという人のために、幼馴染同士の恋愛のメリットとデメリットをご紹介しておきましょう!
幼馴染同士で恋愛するメリット
幼馴染同士で恋愛すると、どのようなメリットがあると思いますか?実は幼馴染を恋人にするメリットはたくさんあるのです。ではそのメリットの中から特に魅力的な3つのメリットを教えますね!
メリット1 素の自分を迷わず出せる
大人になってからの恋愛では、「彼にいいところを見せたい」という感情が働き、素の自分をなかなか出せないもの。でも幼馴染カップルならお互いに昔から相手のことをよく知っているので、いつも飾らない素の自分でいられるのです。
気を遣わないで、“本当の自分”を見せあえる関係ってステキですよね。幼馴染カップルには、幼馴染ならではのこんな魅力があったのです。
お互いに自然体でいられる
作った自分でいるのはどこかで無理をしているということ。そんな状態が続くといつしか彼と一緒にいることに疲れてしまいます。その点、幼馴染カップルはお互いに自然体の自分でいられるので、楽な気持ちで安心して相手と接することができるのです。
自然体でいられることは、相手に対する安心感とあいまって、カップルの恋愛を心地よいものにします。幼馴染であれば、互いの良い面も悪い面も知っていて、理想の相手を演じる必要もなくなるようですね。そんな、体験談をご紹介します。
良いところも悪いところも知っているので
そらら(27歳)のお話
小学生の頃から知っている男友達と付き合っています。家が近所だったので、お互いの親同士もよく知っていますし、お互いの兄弟も仲良くしています。昔から知っているので、良い部分はもちろん知っていますし、悪いところもよく分かっていました。付き合ってから、初めて悪いところを知ると、ガッカリしてしまうこともあるかもしれませんが、幼馴染の場合は、「部屋が汚い」とか「面倒くさがりや」とか、悪いところも元々知った上で付き合い始めたので、ガッカリすることもありません。むしろ、これから私が変えてあげよう、とポジティブに捉えられています。
幼馴染カップルはお互いによく知っていることで相手に対するネガティブな想像や憶測をすることがなく、会話がなくても自分達の関係を安心して育むことができるようです。
一緒にいて1番楽しい
光(20代前半)のお話
私には2人の幼馴染がいます。どちらも同い年です。よくある同じアパートで隣のお家というやつで、私たちは生まれた時から一緒に過ごしていました。3人のうち1人は高校が別になってしまったためそれからあまり会うこともなくなってしまいましたが、もう1人の彼とは相変わらず幼馴染の関係を保っていました。彼はとてもモテていたため彼女がいない時はなかったのですが、私に彼氏ができた途端に今までいた彼女と別れ、わたしに告白してきたのです。紆余曲折もあり付き合うことになりましたが、やっぱり幼馴染が彼氏だと楽ちんだし会話がなくても気まずくなりません。我儘も言えるしお互いのことをよく知っているので隠し事もないです。今まで幼馴染のみの関係に恋愛が絡み照れ臭かったときもありましたがいい思い出になっています。
メリット2 言いたいことを言いあえる
子供のころから家族や友達のような関係だったふたりは、お互いに気を遣いすぎることはありません。思ったことを素直にぶつけられるのです。このため小さなケンカは多い傾向にありますが、「本音を言い合える仲」であるため嘘をついたり、隠しゴトをすることが少ないので、2人の間により深い絆が構築されていくのです。
ケンカは信頼関係を築いている証拠
安心して言いたいことが言い合えるなんて、ホント羨ましいですよね?相当仲が良くないと、このような関係にはなれませんよ!
感情や価値観をある程度共有している幼馴染カップルは、喧嘩した場合は互いの反応を予測できるので、コントロールされた争いになるかもしれませんね。実際、喧嘩のあとの修復も早いようです。
お互い熟年夫婦のような理解力
まゆの(34)のお話
お互い幼い頃からの思い出や培った価値観があるので何かと合わせやすく、まさに一心同体な感じでスムーズに進められます。相手の良い所も悪い所もわかっているので対処法もバッチリですので喧嘩をしてもすぐに仲直りできます。また、家族同士も知り合いですから何かあった時に相談もすぐ出来ますから安心です。もはや熟年夫婦のような理解力がお互いにあるのはとても楽な事です。どこか出かけるにしても食事にしてもグダグダする事はありません。お互いの好みがわかっているので譲り合いや妥協などもしやすいです。
メリット3 親からの信頼が厚い
小さなころから仲がいい幼馴染だと、彼の母親とも小さいころから接していて親しい仲である可能性が高いです。つまり、彼の母親にとって見知った子であるため、安心してもらえるというメリットがあるのです。「〇〇ちゃんが彼女で良かったわ!」と喜んでもらえるかもしれません!
あなた
お邪魔しまーす!○○いますか?
幼馴染の母
あ~△△ちゃん、2階の部屋だからあがってって~
あなた
あ、おばさん!これ母からの東京みやげです♪
幼馴染の母
えーそんないいのに!ついでに夕食でも食べて行ったら?(和気あいあい)
部屋にいる幼馴染
仲良いなぁ(微笑ましげ)
子供のころからの幼馴染だと、未来のお姑さん?な彼の母親とこんなフランクな関係で親しく話せるでしょう。家族ぐるみの付き合いをしている場合、彼の母親からの信頼は厚いでしょう。姑との関係が最初から円滑にいくことで、新しい生活のストレスも大幅に軽減さるのは大きなメリットのようですね。そんな体験談をご紹介します。
両家の家族が仲良し
ゆみこ(30代後半)のお話
幼馴染との結婚は、無理がなくて幸せです。出身地が違うと子供の教育についてや家族のことで、意見が対立するようです。同じように育ってきた二人なので、価値観も一緒で揉めることも少ないと思います。何より彼のご両親とも長いお付き合いなので、本当の娘のようにかわいがってもらえますし、世間でいうような嫁姑の争いなどありません。結婚は結婚相手とうまくいけば良いわけではないので、結婚相手のご家族に心から喜んで迎えられたことをとても感謝しています。
家族関係が円滑です
うりり(30代前半)のお話
私は中学校まで同級生だった幼馴染の主人と22歳の時に結婚しました。お互い付き合いだしたのも友達の延長線上でいつのまにかといった感じで付き合えましたし、両親に紹介するのにも承諾を得るのにもお互い知り合い同士ですから、自然な流れで受け入れてもらえました。情熱的な恋愛は好まない私にとってこの何気なく一緒にいて居心地が良いのが何よりです。現在主人の両親と同居していますが、その件に関しても自分の実父母と変わらない感覚で付き合えますし、家族関係が円滑にいくのも幼馴染み恋愛の末の結婚だったからだと思います。
幼馴染同士で恋愛するデメリット
逆に幼馴染同士で恋愛すると「あー辛いな」と切なくなったり、「あー失敗した」と後悔するデメリットもあります。意外な3つのデメリットをご紹介しましょう!
デメリット1 恋愛対象として見られない
小さいころからよく知っているだけに、恋愛対象として意識されにくいのが幼馴染同士の恋愛のデメリットです。あなたの「好き」という気持ちに気づいてくれるまで、相当の時間がかかることもあるでしょう。近すぎてまるで兄弟みたいになってしまうと、彼に女として意識されること自体がムズカシイのです。
勇気を振り絞ったあなた
一緒に帰ろ!
彼
おう!いいよ♪家近いもんな(まったく意識されてない)
あなた
あぁ~恋愛したいなぁ(チラチラ)
彼
え、そうなの?紹介しよか?(悪気無し)
あなた
(ちーん…)
それまでの友達、家族のような関係を恋人という特殊な関係に変えることに大きな精神的な負担を感じる場合もあれば、そもそも気持ちがそこにシフトしないという幼馴染カップルもいるようです。そんな、体験談をご紹介します。
近すぎた二人の距離
苺(20代後半)のお話
小さい頃から近所に住む幼馴染とことが好きでした。保育園はもちらろんのこと、小学校に入ると登下校や下校後も遊んだりして親同士も仲が良く何をするにも一緒でした。小さい頃からの付き合いだったのでお互いの性格も知っていたし、悩み相談もしていました。しかし高校生になった頃、年頃なこともあり変に意識するようになりそのとき彼のことが好きなんだと実感。逆に友人からも彼は私のこと好きらしいと言う話を聞きました。その後彼に告白されて付き合ったのですが、お互い意識しすぎて今までのように話せなくなり、幼馴染として接したほうが上手くいくんじゃないかと結局、数か月で別れることに…。高校を卒業してお互い別々の道を歩み疎遠になりました。今となれば変に意識をしすぎないで接していれば、もう少しうまく接することができたのかなと思います。同じような経験で悩んでいる方がいれば、意識しすぎず自分らしく相手と接するといいと思いますよ。
気心知れた仲であるがゆえに、改まって恋愛宣言することが恥ずかしいという気持ちは、普通の恋愛関係の壁とは違った超えがたい障壁になるかもしれません。
お互いに知りすぎて。。
ポチ子(30歳)のお話
私は幼稚園の時から家が近所の幼馴染がいました。幼稚園から高校まで、一緒でした。今でも、実家に帰ると会うような関係です。今でこそ、そのような幼馴染の関係ですが、私は小学生高学年から、中学生3年間は実は彼の事が好きでした。ですが、幼稚園から知っている仲なので、告白するという、小っ恥ずかしい事は出来ませんでしたし、何より彼からの恋愛相談も聞いていたので、私の恋が叶う事はありえませんでした。ですが、お互い大人になった今は、自然に元の幼馴染になっています。幼馴染を好きになるという貴重な体験をしました。
相手の悪いところばかりが目に付くとは、まるでマンネリ状態の夫婦のようですが、同じ生活圏でお互いを見てきた幼馴染は、それに近いのでしょうか?そんな体験をされた女性もいます。
相方の様な関係
sakusaku(25歳)のお話
私は幼馴染と2年間付き合いましたが、結局別れてしまいました。その理由は2つあると思います。1つ目は小さなころからお互いの事を知りすぎていて、恋人というよりも仲間や相方のような関係になっていたからです。恋人たちの様な優しく甘い会話ではなく、いかにも幼馴染の同級生というようなトゲのある会話をしていたような気がします。2つ目は、互いの事を知りすぎていて、新たに知るのは悪いことばかり…という状況になっていたことです。良い面や魅力はすでに知っているため、どうしても悪いところばかり目に入るようになってしまいました。
デメリット2 ドキドキ感はほとんどない
幼馴染同士が結ばれるドラマにハマっている女性たち!期待しすぎてはいけませんよ?幼馴染同士と言うのは、ドラマではドキドキするシチュエーションいっぱいの関係ですが、実はドキドキ成分はかなり少なめ。これは幼馴染の恋愛の大きなデメリットと言えるでしょう。
ドキドキ感はほぼない
昔から彼のことを知りすぎているからこそ、普通のカップルよりもドキドキ感は少ないです。まるで熟年夫婦っぽくなることもあり、残念に思う人もいるでしょう。
恋愛では常にドキドキしていたいと望む女性には、幼馴染同士の恋愛は少々物足りないかもしれませんね!互いに自然体でいられることに大きな安心感を感じて満足できるカップルもいれば、恋愛の精神的な欠乏感が安心感を上回るカップルもいます。高揚感と冒険心を求める女性にとって、全てが見渡せる恋愛風景の向こう側にあるものはマンネリだけなのかもしれません。幼馴染カップルの不成立の原因はこの原因が圧倒的に多いようです。
何でも知りすぎていた
あり(20代前半)のお話
生まれた頃から徒歩1分の距離に住んでいた彼とはずっと一緒に育ってきて、中学生になった頃、自然と付き合っていました。付き合うと言っても何も変わらずただ一緒にいるだけでした。そんな関係が5年ほど続いたのですが、ある日ふと思ったのです。「付き合うってこんなもんなのかな」生まれてからずっと一緒にいました。幼小中高大とずっと一緒です。知らないことは何もありませんでした。ドキドキも何もありません。そんな思いを話すと彼も同じようなことを考えていたそうで、話し合って別れることにしました。知りすぎていることもダメなんだなと学びました。
恋愛では、お互いに知らない世界をそこで見つけられるという冒険ができますが、もし、互いの手の内や世界を知っていたとしたら、相手の心の奥深くにしか未知の領域はないことになります。そこで、違う世界を求めた幼馴染カップルもいるようですね。
世界が広がらなかった
ぷっぴぃ(30代半ば)のお話
小さい頃から仲良くしていた幼馴染がいました。幼い頃からお互いに好意はあり、高校生になった頃に付き合うことになりました。最初はお互いのことを知り尽くしているだけあって楽しくやっていたのですが、お互いが初めての彼氏彼女だったのでふとしたことで他の人がどんなものかを見てみたくなってしまいました。それまで異性に関してはずっと二人の世界でやってきていたので、卒業、入学等ライフステージがステップアップすると共に新しい出会いが増えたことで外部に刺激を求めてしまい、結局お互いに好きな人ができて別れました。
ときめきが無くなり家族の感覚に。
りむりむ(34)のお話
家が隣同士だったので幼い時からの家族ぐるみのお付き合いでした。お互いの趣味や性格、好き嫌いなども知り尽くしているような物なので、今更新鮮なときめきなどはありません。また、親同士も親しいので何もかも筒抜けなので知られたくない事をどんなに隠そうとしても大体知られてしまいます。幼馴染とお付き合いをする人は、いかに新鮮な刺激やときめきを維持したり発見する事が長く交際を保てる秘訣だと思います。また、自分たちだけではなく、すでにお互いの家族も関係してしまう事を覚悟しましょう。
デメリット3 別れた後が気まずい
幼馴染と恋愛するときの一番の不安要素がこちら、別れた後の後悔です。幼馴染の関係は普通の友達よりも親密。だからこそ、一度別れると二人の間に取り除けないほどのわだかまりができてしまうことも。こうして関係を修復できなくなるのはとっても悲しいことですよね。
恋愛関係にさえならなかったら、これまで通りずっと友達でいられたはず。「こんなことなら、付き合わなければ良かった…」と思っても、もう遅いのです。
顔を合わせなければいけない気まずさ
- ご近所同士なので、ちょくちょく鉢合わせして気まずい
- 家族ぐるみの付き合いに出席してor出席できずに気まずい
中にはふたりで話し合って、元の関係に戻れる人もいるのですが、別れ方が一方的なものだと、別れた気まずさで一気に溝ができて疎遠になってしまうことも。幼馴染に告白するのを迷ってしまう理由は、このようなリスクがあるからなのでしょう。
ふたりは運命の赤い糸で結ばれている⁉
片思いの幼馴染に告白して両想いになり、そのまま結婚までしたとしたら、あなたたちは相当強い縁で結ばれています。もしかしたら二人は運命の赤い糸で結ばれていたのかも!
小さなころから損得勘定なしで付き合ってきた純粋な関係の二人ですから、結婚したら素晴らしいパートナーになれることでしょう。お互いに相手のことを熟知しているため、結婚後もとてもいい関係を築いていけます。身近にそんな存在の相手がいるのなら絶対に逃さないで、運命の赤い糸を手ぐりよせいつまでも一緒にいてください!
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