同棲前の挨拶の仕方・反対する親に誠意を見せる方法6つ

彼と同棲したいけど親への挨拶の仕方で悩んでいるという人も多いのでは?挨拶もせず、親に隠れて同棲するのは心苦しい…でもどうやって両親の了承を得ればいいのか分からない!今回はそんなときに役立つ同棲挨拶の心得を教えていきましょう!

同棲の挨拶はタイミングも重要・親に反対されない挨拶の仕方

同棲の挨拶で親が二人の同棲に反対するのはごく自然なことです。それはあなたの両親や彼の両親がおかしいわけではなく、ごく当たり前のことなのです。決してイジワルしているのではなく、我が子を思い心配しているだけ。いくつになっても子供のことが心配という親心を理解してあげましょう。

同棲の挨拶で重要なのはどうすれば親に反対されずに納得してもらえるかということです。このことをよく考えて、なるべく相手の両親に好感度をアップさせる行動を取りましょう。

ではどうすれば相手の両親からの好感度を上げ、同棲を許可してもらえるのでしょうか?親から見て二人が一緒に住むことを許してあげたくなる挨拶の仕方6つの心得をご紹介しますね。

同棲挨拶の心得1 相手の両親に何度か会って親しくなる

相手の実家が遠いというような場合は仕方がないかもしれませんが、近場に住んでいる場合は何度か両親に会っておくことをオススメします。近くにいるのに一度も会ったことがないのは少々印象が悪いのです。「家に来たくないのかしら?」とトゲトゲしい感情を抱く親御さんがいたとしても仕方がないのです。

そうならないためにも、なるべくなら会って親しくなっておいた方が相手の両親も安心感を持てて、同棲の許可を出しやすいのです。この点は心得ておきましょう!

失敗の原因はここにあり!

同棲の挨拶が失敗に終わる原因の一つが「唐突な挨拶」です。初対面で「同棲したい」と告白されても両親に誠意は伝わりません。

それどころかいきなりすぎて両親を怒らせたり、不安がらせることになるのです。まずは何度も会って相手の両親と親しくなりましょう。同棲の報告は親しくなって自分のことをよく知ってもらった後でもいいのではないでしょうか? 

同棲挨拶の心得2 手土産を準備する

同棲の挨拶をすることになったら、手土産を準備しておきましょう。彼の両親に会うときも彼があなたの両親に会うときも手土産は持って行った方がいいのです。

マナーに厳しい家では、よそのお家に尋ねるときに何も持って行かない人間に対して「マナーがなってない!」とプンスカされる恐れがありますので気をつけましょう!菓子折などを選ぶときに困らないよう、相手の両親の好物をリサーチしておくことも肝心です。「彼のお母さんには何がいいだろう…」といろいろ手に取っては悩んで選んだ手土産を渡せば好感度は大幅にアップすると思いますよ!

恋人に「手土産?そんなのいらないよ」と言われても…

家を訪ねるときは手土産を準備するのがマナーです。たとえ恋人に「手土産?そんなのいらないよ」と言われても、何とか親御さんの好物を聞き出し持って行きましょう。うまくすれば相手の両親に気に入られるポイントになるかもしれません!

同棲挨拶の心得3 服装や言葉づかいに気を配る

同棲の挨拶ではきっちりスーツに身を包まなくてもいいのです。そこまでかしこまる必要はありません。格好は少しラフな服装でも構いませんが、あまりに常識外れな恥ずかしい恰好はやめておきましょう。「清潔感のある上品な服装」で行けば、間違いありません。

また相手の両親への言葉遣いにはくれぐれも気をつけましょう。かしこまりすぎてもいけませんが、あまりに馴れ馴れしい言葉づかいだと「常識がない子」と思われてしまうかもしれませんよ。このように挨拶に行くときの服装や言葉づかいにはやはり気を配った方が良さそうです。

マイナスイメージを与える禁止事項!

  • 派手で遊んでそうな外見は×
  • いくら自分の好きな服装でも個性的すぎる格好は×
  • 荒っぽいしゃべり方は×
  • 挨拶のときに敬語が使えないのは×

同棲挨拶の心得4 同棲の挨拶では感じのいい笑顔で接する

あまりに表情が硬すぎると緊張感が出すぎて相手の両親を身構えさせてしまうことがあります。だから相手の両親宅を訪問するときはガチガチに緊張せずに笑顔で接し、「やんわりとした印象」を抱いてもらいましょう。

感じの良い笑顔で両親に会話することに成功すれば、少し警戒心を解いてもらえるはずです。相手の両親に好感度を上げてもらうために“好印象を与える笑顔”を鏡の前で練習しておくと安心です。

ただし、ヘラヘラするのは禁止です!

にっこりとした笑顔とヘラヘラと笑っている顔は違います。あなたは同棲の許可をもらいにきたのですから、気を引き締めて笑顔と真剣な顔を使い分けるべきなのです。

同棲挨拶の心得5 「同棲」という言葉は使わない

言葉にはイメージというものがあります。その点で言うと「同棲」という言葉は少々イメージが良くありませんね。もし彼が「娘さんと同棲したいんです!」などと言ってしまったらあなたの親に良くないイメージを与えてしまい、「何を言っとるんだね君は⁉」と多少声を荒げられてしまっても仕方がありません…。ですから相手の両親に同棲したい旨を打ち明けるときには、何か別の言い方に改めてお話しする必要があります。

「同棲したい」はこう言い換えて!

  • 二人で暮らしたい
  • 二人で生活していきたい
  • 彼(彼女)と一緒に暮らしたい

同棲挨拶の心得6 ここ一番の誠意を見せる!

同棲の挨拶で大事なのは内容うんぬんではありません。同棲の許可をもらうための言葉も大事ですが、それ以上に大事なのが誠意の見せ方なのです。両親に「この子なら任せられる」「この子なら安心できる」と思われるような誠実な姿を見せてください。それこそが最も相手の親の胸に響きます。

誠意の見せ方

  • 相手の両親の目をまっすぐに見つめ二人で暮らすことを許してほしいと伝える
  • 結婚の意志があることを伝える
  • 自分達でやりくりして生活して行きますと伝える

同棲の挨拶は相手の親にあなたの誠意を伝えるチャンス

「同棲の挨拶は絶対にしないといけないの?」と疑問を持つ人もいるでしょう。確かにわざわざ挨拶しに行くような人は少ないかもしれません。ただ相手と真剣に付き合っていることを伝え、相手のご両親に余計な心配をかけたくないのなら挨拶はした方がいいのです。きちんと挨拶しておくことであなたの信頼感は確実にアップするでしょう。

もちろん、相手のご両親の性格にもよります。「同棲するのは反対。わざわざ挨拶なんかに来てほしくない!」というケースもあるでしょう。こういった場合はパートナーと話し合って挨拶に行くかどうかを決めるのが相手の親にとっても自分たちにとってもベストだと思います。

同棲の挨拶は必ずしもしなければいけないわけではありません。ですが、ゆくゆくは結婚したいと思っている相手のご両親には誠意ある行動をとっておくことで、結婚を許してもらいやすいというメリットがあるでしょう。そしてそれは相手を産んで育ててくれた親御さんに対して真剣に向き合おうとした結果です。緊張したとしても、言葉がうまく出なかったとしてもそんなことはさして重要ではありません。

あなたが挨拶をしに行く相手は、自分の好きな人をこれまで深い愛情で包み大事に育ててきてくれた2人です。小手先のテクニックやトークばかりではなく、パートナーへの心からの愛情を誠心誠意伝えてみましょう。

2人で支え合って暮らす同棲を乗り越えた先には、ゴールの結婚生活が待っていますので、嫌なことであっても逃げずに頑張ってくださいね♪