名古屋食べ歩きデートおすすめスポット９選【でらうま！】

最初はここ、絶対に失敗しない名古屋食べ歩きデート！

最初のデートの基本中の基本で、王道と言えば、そう、お食事ですよね。ほとんどのカップルにとって、何はともあれ、最初は二人でどこかに食べに行こうか、がデートの始まりのはず。そんなとき、じゃあ最近は名古屋だったらどこに行けばいいの？駅前は再開発も進んでたよね？という疑問を持たれた方へ。今回は、その駅前の最新流行スポットから、大須商店街や栄周辺の誰もが知ってる定番スポットまで、ジャンルもエリアも広範囲に、絶対に失敗しないデートスポットを、一挙9店ご紹介します。地元だから定番は知ってるよ、という方にも、きっと参考になる情報があるはず！

定番から最新スポットまで、名古屋食べ歩きデート特集

まずは最近話題の、あの駅前ビルのおしゃれ系カフェへ。

喫茶店激戦区として有名な名古屋。最近は関東方面に進出したり、全国区に打って出るチェーン店も出てきていますが、こちらは全く逆のパターン。そう、その名の通り、東京は表参道で人気のおしゃれ系喫茶店「珈琲舎表参道」の東海地区初進出店だったりします。今年6月にオープンしたばかりの駅前の高層タワー「JPタワー」、その商業エリア『KITTE（キッテ）名古屋』の2階にあり、それだけで話題性は十分です。落ち着いたインテリアの、ちょっと大人向けおしゃれ空間に、深入り豆のネルドリップ珈琲が自慢（一部珈琲のお代わり半額）。さらにデザートはジャースイーツ（ガラス瓶に入ったあれです）系が人気と、やっぱりここだけ表参道？最新事情に敏感なカップルには一推しでおすすめのスポットです。

お次も駅前、名古屋タカシマヤ1階「デリシャスコート」のお店へ。

シカゴ発祥ポップコーンと言えば、ここ「ギャレットポップコーン」。日本ではまだあまりなじみがないですが、創業1949年という老舗で、秘伝のレシピで作ったキャラメルクリスプとチーズコーン、そしてそれらをミックスした「シカゴミックス」が定番となっています。たとえば材料のコーンは専属の契約農家から厳選して仕入れ、キャラメルソースも毎日銅製の釜で職人が手づくりする、という徹底的なこだわりぶり。作りたての風味に魅せられて毎日行列が出来るのも納得です（最近は平日ならそれほど混まない様子）。ここでしか買えない出来立ての味を二人で楽しめたら、それだけで特別な思い出になりそうですね。

お次は落ち着いたところが好きな二人に。ちょっと休憩にもぴったりです。

名駅からすぐ近く。と言っても駅中とかじゃなくて、ゆったりスペースがある一軒家。各種二次会とかパーティー系の利用も多いという大人気ダイニングがこちらです。店内は普通のテーブル席からカウンター、高めの仕切りで区切った個室スペースもあって、シックで落ち着いた雰囲気。料理は話題のバーニャ・カウダとか、野菜類をがっつりメインで頂けるところが特に女性客に人気になっています。ちょっと大人の雰囲気になって落ち着いて話をしてみたいなら、こちらでランチやカフェタイムがいいでしょう。高級感のわりに、値段もそれほど高くないですよ。

少し喧騒を離れて隠れ家探しに行ってみませんか？

江戸時代の面影を残す円頓寺周辺。こちらは、その一角にある、昔ながらの長屋をリノベーションした、レトロモダンな小料理屋＆バーです。カジュアルフレンチベースの創作料理（ランチは定食的な和食ベース）に、アルコール類は、自然派ワインや各種カクテル、日本酒も取り揃えるという、その辺の居酒屋チェーン店にはちょっと真似のできない独自なメニュー構成も好評。2階は友人が運営するアトリエスペースで、アート好きも集まる、隠れ家的存在にもなっているんです。しかも、この周辺地域は、那古野といって、一部が街並み保存地区にも指定され、その古い街並み自体が観光名所になっているほど。ここぞというときに使ってみたい、他人とはちょっと違う特別なデートがしたいカップルにおすすめです。

もしかしてベジタリアン？それならここに行ってみましょう。

たまご、グルテン（小麦粉）、牛乳など、アレルギーの元になる食材を一切排除したというヘルシー志向カフェです。ビーガン（完全ベジタリアン）向けメニューがあるなど、基本は野菜中心で、オプションで肉や魚料理も。自家製ケーキ類も、もちろん反アレルゲン。小麦の代わりに米粉を使って作っています。さらにノンカフェインなコーヒーとか、健康志向ドリンク類も充実。オーナーが女性料理家のChiakiさんで、自身がアレルギー体質なのでこういうカフェを作りたかったのだとか。他では滅多に手に入らないタスマニア産ラズベリーヴィネガーを販売するなど、意識高い系のカップルなら絶対に立ち寄りたいカフェですね。

甘いものは別腹？ お次は、もっとスイーツを、というあなたへ。

ハワイで人気のパンケーキ。よくある日本のものとの一番の違いは、バターミルクパウダーが入ってることなんだとか。ここはその本場の味を、独自のレシピで追求するパンケーキの専門店です。どれくらい追求してるかというと、粉の配合から業者と一緒に開発してるのはもちろん、焼きたてを食べてもらうため、注文が入ってから生地を作って一枚一枚じっくり焼いて提供するというほど。さらに店名の由来もハワイ語で、幸せや楽しいを意味する言葉からとっていて、店主はお客さんをパンケーキで幸せにしたい、というぐらいの追求ぶりなんです。肩肘はらず、シンプルに、甘いスイーツおいしいね、で幸せになりたいカップルには絶対おすすめです。ちなみにパンケーキ以外のハワイアンな料理もあるので、甘党じゃない彼氏と一緒に行っても喜ばれるでしょう。

商店街を歩き疲れたら、気軽にちょっと立ち寄りたいのがこちらです。

名古屋で食べ歩きと言えば、絶対に外せないのが大須商店街ですよね。その商店街を、あちこち歩きまわったついでに、ちょこっと気軽に立ち寄れるおしゃれなカフェをご紹介。一杯、一杯、丁寧にハンドドリップで淹れるコーヒーのお店「カンノンコーヒー」です。「ということは、今流行りのサードウェーブ系カフェ？」と思った方、残念ながら、ここの実体は、そう呼ぶには、その波の端っこに、やっと乗ってる感じの、とってもちっちゃなコーヒースタンドなんです。でも、とってもセンスが良くて、めちゃめちゃおしゃれと大評判。特にカウンターに焼き菓子類をディスプレイするセンスは、ちょっとしたアート感覚。とても単なるスタンドのコーヒー屋ではありません。商店街名物の唐揚げもいいけど、ここのベーグルとかラテアートとか知ってると、ちょっとカッコイイと思われるかも知れませんよ。

食べ歩きならここがメイン。エスニックで、活気あふれる大須商店街に行きましょう。

名古屋食べ歩きスポットの白眉とも言えるのが、大須商店街。その中でも、手軽にテイクアウトして、文字通り、歩きながら食べられる定番中の定番の名物がこちらの唐揚げです。大須には、ここ以外にも唐揚げ屋さんがたくさんありますが、ブームの火付け役になった、言わば元祖のお店がこちらなんです。名前の通り、台湾風ピリ辛味付けの、サクッとジューシーな「台湾唐揚げ」は、注文を受けてから揚げるという、意外にこだわりのある本格派。辛さも自由に選べるほか、甘辛でしっとりの「ラージャン唐揚げ」もあります。今や、この店なくして大須食べ歩きは語れない、と言ってもいいほどの定番人気店になっています。

さあ、最後は絶対に外せないあの名物ですよ！

名古屋名物数々あれど、たった一つだけ選んで下さい、と言われたら、まず真っ先に名前が挙がるだろう名物が、こちらの「ひつまぶし」ですよね。あまりに有名で、いまさら説明の要もないほどの定番ですが、あえて説明しますと、ざっくり言ってこれ、うな重の一種です。うな重との違いは、丸いおひつに入っていること、うなぎの蒲焼が細かく刻んであること、おひつから茶碗によそってから食べること、などです。他にも、最初はそのままの味を楽しみ、次にわさびやネギといった薬味と一緒に食べて楽しみ、最後は出汁をかけてお茶付け風にして楽しむ、という流儀があるのも特徴です。店舗が、名古屋最強デートスポットでもある熱田神宮のすぐ近くなのもポイント高め（こちら本店のほか、神宮本門近くにも神宮店、松坂屋名古屋店に松坂屋店があります）。これを食せずして、名古屋食べ歩きを語るなかれと言いたいほどの、特に美食家で名古屋に遠くから来るというカップルには、記念の意味も含めて絶対おすすめしたい逸品です。

名古屋食べ歩きデートは、やっぱり「でらうま」だった！

名古屋で食べ歩きデート特集、いかがでしたでしょうか？　地元の方には、やっぱり外せない定番の再確認、名古屋のことをあまり知らなかった方には、少しはエリアの雰囲気を身近に感じられる特集だったんじゃないでしょうか。実際に行ってみればきっと「でらうまだがや～」と自然に名古屋弁が出るはず。いや、地元じゃないから、やっぱり名古屋は遠いよ、と思われた方、2027年にはリニアモーターカーが開通予定で、東京からでも、わずか40分で行ける様になる予定なんです。ちょっと（というか大分）気が早いけど、今のうちにチェックしておいても損はないかも!?