週末婚スタイルのメリットとデメリット
週末婚を選択する夫婦が増えていること、皆さんはご存知でしょうか?入籍後も一緒には住まず週末だけ会うという週末婚という結婚スタイルにはメリットもあればデメリットもあります。通常の結婚とは違う週末婚とはどんなものなのか詳しく調査してみました♪

「週末婚」という夫婦の形、メリット・デメリットは?
近年増え始めている「週末婚」という結婚スタイル。週末婚とは、お互いの様々な理由から週末にだけ一緒に生活するといった新しい夫婦の形です。特にテレビドラマで週末婚を扱った作品が放送されてからは、世に広く知られるようになりました。やりがいある仕事を持ち、自立した女性が増えたこともあって、週末婚スタイルの結婚を選択する夫婦も増えつつあります。
今回は週末婚におけるメリットとデメリットを詳しく解説していきます!
結婚を悩んでいる、引っかかっていることがあるという女子は、もしかすると週末婚という結婚のスタイルに幸せのヒントが隠れているかもしれませんよ♪
週末婚のメリット5つ
週末婚には普通の結婚とは違ってどんなメリットがあるのでしょうか?早速チェックしてみましょう!
週末婚のメリット1 平日は自分の時間に没頭できる
週末婚をしている男女の大半は、お互いに辞められない・辞めたくない仕事があり、やむを得ず別々に暮らしているという理由が多い傾向にあります。そんな二人にとって、週末婚は自分の仕事や生活に集中できるので、結婚で自分の可能性を狭める必要がないというメリットがあるのです。
一緒に住んでいると、どうしても相手に頼る気持ちが出てくるのは当然のこと。家事の分担や帰宅時間など、どうしても気になってケンカになることもあるでしょう。相手が目の前にいない週末婚はお互いが自分のペースで生活できるので、喧嘩することもなく自由なライフスタイルを送ることが可能となります。
週末婚のメリット2 会わないことで新鮮さが持続する
毎日一緒に居るとお互いに慣れが出てきてしまいがちです。週末しか会わない週末婚は、通常の結婚に比べるとお互い新鮮な気持ちがより長く持続しやすいのも大きなメリットと言えるでしょう。
結婚をしているという安心感はありながらも、週末は恋人のようなデート気分が味わえる…そんな夫婦と恋人の良いトコ取りのような関係になることができます
週末婚のメリット3 依存ではなく協力という形を取りやすい
お互いが自分の生活をしていると、家事や生活費などどちらかに依存することが少なくなります。
自分の身の回りのことは自分でやり、必要な生活費は自分で稼ぐ。その一方で、二人で共通の貯金をして将来への協力体制は確保するなど、完全に自立した状態で夫婦生活が送れます。
週末婚のメリット4 結婚していながら自由な時間が持てる
結婚すると自分の時間は減ってしまうものです。相手に理解がない場合、飲み会に行っても帰りの時間を気にして楽しめなかったり、帰宅してからモメてしまうことも増えます。
また、誰かと一緒に暮らしていると、夜何もせず読書をしたりネイルをしたりといった純粋に自分だけの時間を確保することはなかなか難しいものです。
その点、週末婚は、極端に言えば帰宅後お風呂だけ入って食事もせず寝る…なんてことも可能です。寝るまで趣味に没頭することもできますし、友達と電話で何時間もおしゃべりすることもできるといった自由があるのは週末婚の大きな魅力でしょう。
週末婚のメリット5 離れている分絆が深まる
毎日顔を合わせている夫婦は、週末どこかへ出かけるからといってそれほど特別感はないものですが、週末婚カップルは普段会っていない分、会うときは濃密な時間を過ごすことができます。
別々に暮らしていると時間をとってコミュニケーションを取ろうとするので、かえって深いやり取りをする夫婦は多いもの。距離が離れているからこそ相手とのつながりを大切にしたいと思えるので、それだけ夫婦間の絆は深まっていくと言えますね◎
週末婚のメリットまとめ
週末婚は、上手く回り出せば結婚している安心感と、恋人の延長のような新鮮さを保てるという良いとこ取りのような関係を築いていけます。
週末婚のデメリット5つ
自由で楽ちんな週末婚に見えますが、もちろんデメリットにも目を向ける必要があります。それでは、週末婚ではどんなことが障害になってくるのか、5つのデメリットを確認していきましょう。
週末婚のデメリット1 生活費・交通費がかさむ
生活する場所が夫婦で2つあるということは、当然のことながら生活費が単純に通常の夫婦の2倍になります。また、離れている場所で別居婚をしていると、会うための交通費も毎週必要になってきます。
子供がいない結婚当初に貯金を増やしておく方が夫婦としては後々楽です。その点、週末婚の場合は貯金ができにくいというのはデメリットと言えるでしょう。
週末婚のデメリット2 相手に不信感を抱きやすい環境になる
お互い自由な暮らしができるというのは、裏を返せば平日相手が何をしているのか分からないという状況でもあります。
たまたま相手と連絡が取れない状況が続くと、「もしかして浮気?」なんて相手に対する不信感が出てきてしまうこともありますし、反対に、純粋に仕事を頑張っているにもかかわらず、相手から浮気や心変わりを疑われてしまう…そんなリスクもあります。これは毎日一緒に暮らしている夫婦にはない、週末婚ならではのデメリットと言えるでしょう。
週末婚のデメリット3 両親や周囲の理解が得られにくい
お互いが納得していたとしても、週末婚は日本ではまだ周囲の人に理解してもらいにくい結婚のスタイルです。両親から「一緒に暮らさないのはどうしてなの?」と何度も言われたり、相手への不信感を口にされることも多くなるかもしれません。
友達や職場の人からも「本当に愛し合っているの?」なんて、心ないことを言われる場合もあり、その都度面倒な説明をしたり、自分達が納得していたとしても悲しい気持ちになることもあります。特に年配の方の場合、自分の常識外のことに拒否反応を起こしてしまう人も多いので、週末婚を検討する際にはこの点はしょうがないことだと受け入れるしかないでしょう。
週末婚のデメリット4 離婚しやすい
一緒に生活をしていないと、時折「相手がいなくても生活できるのでは?」という感情が出てきてしまいがち。結婚後もラブラブで順調にいっているときはいいのですが、ちょっと行き違いや面倒なことがあると、心が離れてしまうのが早いのは週末婚のデメリットと言えます。
普通の夫婦は、毎日生活を共にすることでお互いに多少なりとも依存していくもの。それが簡単に別れにくい関係を作り上げていきます。それは悪いことではなく、夫婦としてひとつのカタチになったということでもあります。週末婚は、それぞれが独立した生活をしている分、別れることに対しても抵抗が薄いという難点があるのです。
また、しっかり自立できていない夫婦が週末婚を選んでしまうと、片方が実家に依存して相手の必要性を感じなくなるというケースも少なくありません。
週末婚のデメリット5 子供ができてから無理が生じる場合も多い
週末婚を選択している夫婦は、子供ができたことを機に一緒に暮らし始める夫婦も多いものです。その場合、女性側が環境を大きく変える必要があり、育児のストレスも重なると精神的に不安定になってしまうこともあります。
また、女性だけではなく男性側もこれまで自由に暮らしてきた環境が一気に不自由になってしまうことで、結婚に対して面倒な感情を抱いてしまう方も少なくありません。週末婚から始めてその後二人での共同生活に戻る場合、一緒に住み始めるタイミングはとても大切だと言えます。
週末婚のデメリットまとめ
自由さが逆に作用してしまうと、最悪の場合離婚につながってしまうこともありますので、お互いに注意が必要です。
週末婚はお互いが自立できていれば最高のスタイル
メリットもデメリットもある週末婚は、普通の結婚スタイルとの違いが大きいため、「ありだな」「やっぱりナシ!」と意見の分かれる結婚スタイルですよね。
週末婚を幸せに過ごすには、お互いが経済的にも精神的にも自立していることが必須です。また、相手に不信感を抱いている状態では、上手くいかなくなってしまうので、信頼関係も重要な要素になります。それらをクリアすれば、夫婦によっては最高の結婚スタイルになるのではないでしょうか。
遠距離恋愛の彼が結婚へ踏み切れないことで週末婚を考えている女性は、遠距離恋愛は結婚で終わらせたい彼の覚悟が決まるシーンを読んで彼の気持ちを結婚へ導いていきましょう