離婚の原因あるある10個~原因から探る長続きの秘訣
離婚の原因になりやすいパートナーとのスレ違いを紹介します。あまりのことにパニックになってもおかしくありません。突然のこのような状況が起こらないとも限らないのが現実の恐しいところです。

あなたの身近で起こる10の離婚の原因
昔と比べて離婚率が格段に上がっている昨今の日本。(注1)実は知らない内に、離婚の危機はあなたのすぐ傍まで迫っている可能性があります。これを回避する方法はただ一つ。離婚の原因を見つけ出すことです。
離婚には必ず「原因」が存在します。早め早めにこの原因を突きとめておくことが離婚を回避する希望になります。
では離婚の原因になりやすいものを【あるある編】と【ありえない編】の2編に分けてご紹介します。よくご覧になって、離婚回避に役立てましょう。
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離婚の原因 あるある編
離婚の原因1 浮気問題が勃発
離婚の原因の中で最も多いのがコレです。若い方から年配の方まで幅広い年齢層の人が問題視しています。
放置しておくと泥沼化しやすいので、一刻も早く対処してください。
離婚の原因談
夫の突然の「一目惚れ」
ユリナ(28歳)のお話
結婚して5年、喧嘩をした事もありますがそれなりに仲の良い夫婦だと思っていました。子供がなかなか出来ないものの、それでも毎日幸せだったのです。しかしある時夫が突然「すまない、離婚してくれ」と言ってきたのでした。どういう事なのか問い詰めても最初は黙ったまま、それでも私が耐えきれず泣き出すとやっと訳を話してくれました。どうやら夫は最近話題のグループのアイドルに一目惚れをしたそうなのです。きっかけは会社の同僚に誘われて行ったコンサートで、そこである1人のアイドルをすっかり好きになってしまったそうです。私に内緒で握手会にも行っていたようで、その好きな気持ちが抑えられずに「このままでは妻にもアイドルにも悪い」と思い、私よりもアイドルの子を取ったのでした。もう呆れてしまい、そこまで言うなら別れてやる!と半ばヤケクソで離婚しました。元夫は今でもアイドルの追っかけをしています。
離婚の原因2 性格の不一致によるすれ違い
付き合っている時にいい女(男)ぶっていたための代償です。相性が悪いと長く一緒にはいられません。
やがて冷戦や冷めた関係に発展していくでしょう。
離婚の原因談
夫の食欲に耐え切れず離婚
さとこ(20代後半)のお話
私が離婚した理由はずばり、夫の食欲に我慢ならなかったからです。結婚前は中肉中背で食に対してもさほど執着のないタイプでした。しかし結婚後しばらくしてふと気づいたらいつも何か食べているのです。甘いクッキーや辛いせんべいなんでもかんでもです。まだ少量ならいいのですがスナック菓子なんてあっという間に一袋無くなります。そして体重も増えていき結婚前の倍近くになりました。当然何度も注意したり、小分けにしたりという工夫もしてみたのですが効果は無く、普段の御飯のあとにずっと冷蔵庫を開けてたりコンビニに行って買い込んできたりしていました。そんな夫の姿に我慢することができず離婚に至りました。今から結婚する方は、やはり結婚する前に同棲してみたほうがいいです。四六時中一緒にいることで相手がどんな人かある程度知ることができるかと思います。
離婚の原因3 価値観の違いに悩む
価値観の違いというのはなかなか厄介な代物です。
- 「お金を使い過ぎる妻とケチすぎる夫」
- 「アウトドアな妻とインドアな夫」
- 「夢見る夫と現実的な妻」
このように著しく価値観が違うと別れの原因になることがあります。お互いに違い過ぎて相手を理解できないからです。
離婚の原因談
トイレまで古風にこだわる夫についていけなかった話
わーた(20代前半)のお話
私の夫は古風を好む人でした。彼の実家は古くて広々とした平屋で、時代劇に出てきそうな家。だけど私はそこに住むつもりはなかったし、彼と結婚するのだから大丈夫だと思っていました。だけど、私達は何もかも違いました。彼は家を建てるとき、実家のような平屋じゃないと嫌だと言い張りました。私は本当は二階建ての家が良かったけど、仕方なく彼に譲ることにしました。その代わり、他の内装は私に決めさせて欲しいといったら了承してくれたので、好きなように選びました。そうして出来上がった図面を見せたら、彼は怒り出しました。何でトイレが洋式なんだというんです。私はこれを聞いてもう我慢できなくなりました。平屋は百歩譲っていいと言えても、和式トイレだけは勘弁してほしかったです。こうして私達は全てにおいて気が合わない気がして別れました。
離婚の原因4 同居トラブルで我慢の限界
最初は良好な関係だったとしましょう。でも最後は地獄ということもありえるので、同居をする際は心して決めてください。
義母と相性が悪いと一巻の終わりです。
ネチネチ苛められたり、嫌味を言われる毎日にストレスは溜まるばかり。我関せずな夫を後目に、どうしようもない現実に絶望する可能性も…。たまにニュースでありますが、嫁姑問題が事件にまで発展することもあります。
どうしても相性が悪いときは離れることも必要です。
離婚の原因談
ごまかすことが当たり前だった夫と家族
くもくも(50代前半)のお話
田舎育ちの元主人。うわさがとびやすい地域の元主人の家。地域の人にはいつもいい顔をしていたかった両親の影響でうそやごまかしも当たり前の人でした。元主人の学歴や勤務先は自慢の両親。でも弟はひきこもりでした。話を聞いていれば納得したのに嫁になる私にまで結婚前から結婚してからも内緒、うそを通していました。正月に遊びに行っても外出していると言ってはいましたが2階にいるのがばればれ。わからないように弟の部屋へ食事を運ぶ、義母の姿がありました。他にもごまかし、うそが両親、元主人に続き、たえられなくなり、離婚しました。結婚前から隠さず、話し合える関係がとても大切だと思います。
離婚の原因5 スキンシップ不足で寂しい
これは案外離婚の原因になりやすいことを知っていましたか。スキンシップは安心感や幸福感を感じさせる、オキシトシンというホルモンを分泌するのに欠かせない行為です。家庭に安らぎを求める男性にとって、スキンシップ不足は辛いことなのです。
危機感を感じた方がいいですし、浮気の原因に発展することが多いです。
離婚原因 ありえない編
離婚の原因6 病気をして手のひら返し
たまにこのような原因で離婚に至ることがあります。血も涙もないタイプですが、実際にこのような人も存在します。
この場合は悲しいですが、相手を見る目がなかったと思い、諦めましょう。
離婚の原因7 会社が倒産して借金地獄
お金目当てであなたと結婚している場合は、大抵これが原因の別れになります。選んだあなたが悪いとも言えますし、このケース、案外少なくないのが辛い現実です。
結婚前に相手を見る目は養っておきましょう。
離婚の原因8 パートナーへの不信感の積み重ね
思い込みが激しい男性は、「浮気じゃないっつーの」という場面なのに離婚に踏み切ってしまう場合があります。
これはその人の性格とも言えますが、普段からのあなたに信用がなかった結果でしょう。
離婚の原因9 嘘をついて結婚したのがバレた
「まさかの子供が3人!?養えるかー」「資産家じゃなかったんかい!」「あんなに夢を語っていたのに口だけか!」というような嘘が原因の別れもあります。
相手への不信感に繋がりますので、くれぐれも嘘だけはやめましょう。
離婚の原因談
子供好きなはずの夫は、実は自分が一番大好きだった…
じゅら(40代です)のお話
夫は子供が産まれたら一所懸命かわいがるし世話も率先してすると言ってました。私はあまり身体が丈夫ではなかったので、子育てをしていく自信がなかったため、その言葉を信じて子育てを頑張ろうと思いました。でも、いざ子育てが始まってみると、夫は子供の事より自分の食事や自分の世話をやってもらおうとばかりしました。夫は自分にとても甘い人間でした。把握するのは難しい事ですが、結婚する前にちゃんと相手の性格や結婚に対してどういう未来予想をしているのかを分かってから結婚するべきだったと思います。何年経っても夫の悪いところは直るどころかひどくなっているので、結婚というのはちゃんと尊敬できる人とするべきだと思いました。優しくしてくれるから大事にしてくれる、という考えだけでは失敗します。結婚したいと思っている男性は誰だって優しいのですから。
離婚の原因10 ごめん!異性として見れない
そうそう頻繁にあることではありませんが、結婚後に嫌いじゃないけど異性としては見れない。結局、やっぱり友達がいいという結論に至る場合があります。
結婚する前に気づこうよ!とは思いますが、鈍い人や勘違いしてしまう人は一定数いるのです。
その他のバリエーション豊かな離婚の原因
離婚の原因談
結婚して夫の収入の高さに金銭感覚がなくなりました
いぬラバー(40歳)のお話
私は主人と海外で出会い、意気投合してまだ20代前半で結婚しました。結婚する前は気前は良かったのですがまさか年収が2千万近くもあるだなんて思ってもみませんでした。私は結婚と同時に仕事もやめ新しい場所で結婚生活を始めました。しかし子供がいない専業主婦はかなりの時間を一人で持て余していました。新しい環境で友達と呼べる人も数人しかおらずだんだんとさみしくなっていきました。そうしているうちにそのさみしさを買い物で紛らわすようになっていったのです。とにかく通販や衣類、靴など毎日買いまくりました。しかし買った瞬間は楽しいのですが、またすぐにさみしくなり買い物を続けるという悪循環に陥りました。でも私はだんだんとうつ傾向に陥っていき体重もどんどんと減っていって自分でもこのままではいけないと思い、実家に戻り主人に離婚を申し込み1年後に成立しました。
離婚の原因談
「お子ちゃま」はずっと「お子ちゃま」のまま
黒糖飴(40代)のお話
私の別れた夫は11歳年上でしたが、とても「お子ちゃま」な人でした。結婚前や当初はそれが若々しく感じられていたのですが、子どもが生まれてからは特にお子ちゃま度合いが酷くなり、子どもに対する嫉妬が露骨になり、我が子の誕生で赤ちゃん返りしていたようです。また、子どもは成長しても夫は成長する気配もなく、子どもに買い与えたゲーム機を取り合って喧嘩になったこともありました。まるで小学校低学年のまま成長が止まったような人でした。若々しさと精神の幼さを見分けることが出来なかった自分を反省しています。
離婚の原因談
ケンカの後の対応が大事です!
ai(40代後半)のお話
結婚をしているとケンカもたまにしますよね。大事なのはケンカの後の態度だと思います。私が離婚をした原因の一つは、「ケンカをした次の日にお弁当を持っていかない夫」だったからです。私は毎日、夫のお弁当を作っていました。ケンカをして次の日に口をきかなくても、きちんと夫のお弁当を作っていたのですが、夫がそのお弁当を持っていかないんです。もちろん一度だけではありません。食べ物を粗末にするのが一番嫌いな私。そして感謝の気持ちを持てない夫に愛想がつきました。
離婚の原因談
味覚ワガママ夫でした
はなこ(33歳)のお話
夫は、自分が食べ慣れないものについては箸もつけないような人でした。わたしの実家で郷土の山菜料理を出しても、まったく手をつけませんでした。また、自分の味覚に合わない食べ物も、食べたがりません。せっかく作っても、ほとんど残されることもありました。買ってきたお惣菜やお菓子でもそう言って残すので、夫が食べられるものを作るのが大変でした。結局、味覚に妥協しない夫に日々イライラして、長く結婚生活を送れないと分かり、離婚しました。付き合っているときはそれほど味覚にこだわりがあると思わなかったので、付き合っている人の味覚の好みがどれほど強いのかを、それとなく観察してみたほうが良いです。
なぜか多い靴下離婚
離婚の原因談
ボロボロすぎる靴下
ゆくりん(28さい)のお話
いつもおしゃれで優しい彼、私は結婚するならこの人しかいないと確信を持っていたんです。結婚生活が始まってからも彼は優しくていつも素敵なんですが、洗濯物をしていると何だかすごくがっかりしてしまいます。彼の靴下は全部ボロボロで穴が空いていたり、透けて足の裏が見えていたりでとにかくみすぼらしい。洋服にはかなり気を使っているようで、おしゃれで新しいものを揃えているのにあまりにこの靴下は酷すぎる。新しいものを買えば?と促しても頑なに必要ないと言い買い直さないんです。そんな事で?と思われるのも当然ですが、私は急激に彼に冷めてしまいました。たかが靴下ですが、私の彼のイメージからかけ離れたその姿がすごく嫌で、そこから始まり彼の全てがなんだか嫌になりました。すると自然とケンカも増えてしまい、結局離婚する事になりました。結婚する前には必ず相手の生活の細かい部分を知る為にも同棲してみるべきだと思いました。
離婚の原因談
夫の靴下のにおいを嗅ぐ癖が理解できなくて離婚
れんげ畑(30代後半)のお話
私の夫は靴下の匂いを嗅ぐという変わった癖があります。嗅ぐのは自分の靴下はもちろん人の靴下まで嗅ぎたがります。付き合った当初もちょっと引いたけど、それくらいなら慣れるだろうと思って結婚しました。しかしこういう生理的に無理な行動っていつまでたっても無理みたいです。私はこの癖がどうしても許せなくて日ごろからストレスが溜まっていきました。「気持ち悪い」と思ったら、その気持ちが止まらなくなってこのことで夫と口論になりました。そして最終的に離婚です。ただの癖と言って許してあげる人はいるかもしれませんが、私はこれが許せませんでした。価値観の違いなのかもしれません。これが原因で離婚してしまったのです。生理的な無理な行動がある彼には注意してくださいね。
離婚の原因を解決すれば未来は明るい!
当然ですが、原因を見つけ出すだけでは離婚を回避することには繋がりません。原因が分かればすぐに問題解決に努めてください。
問題解決法
- 浮気が原因の場合
→浮気相手と別れるor別れてもらう - 同居トラブルの場合
→親を説得して離れて暮らす - 不信感の積み重ねの場合
→相手に信頼してもらえるように普段から誠実に接する
離婚の原因となりそうなものを早い内から見つけ出して解決の糸口をはじき出しましょう。そうすれば二人の未来は明るいです。原因の中にはなかなか解決が難しいものもありますが、その場合は相手に少しでも歩み寄る努力をしてください。離婚は二人の努力次第で避けられることもあります。
別れたくないと思わせる方法特集もチェックして、彼との関係を改善させてくださいね。
参考文献
注1:厚生労働省「平成28 年(2016)人口動態統計の年間推計」