二番目に好きな人と結婚するメリットとデメリット
二番目に好きな人と結婚するメリットとデメリットとは?結婚相手を選ぶ際には将来の結婚生活がどうなるのかをよく考えてみることが大切です。ここでは一番好きな人と結婚する場合と比較しながら、二番目婚の良い所と悪い所について深く掘り下げていきます!

「二番目に好きな人と結婚したほうが幸せになれる」って本当?
「女性は二番目に好きな人と結婚すると一番幸せになれる」そんな話をあなたもどこかで聞いたことはありませんか?「結婚するなら大好きな人と!」そんなの言うまでもなく誰もが思うことでしょう。しかし、そんな“当たり前”には、実は思わぬ落とし穴が用意されていることもあります。
今回はこの気になる噂の真相を解明するために、なぜ女性は一番大好きな人と結婚するとうまくいかないことが多いのかについて触れながら、二番目に好きな人と結婚するメリットとデメリットについてチェックしていきます。今結婚を考えている相手がいる女性や婚活女子は特に必見です!
- 彼に結婚する気があるかどうかを見極める8つのポイント
「彼に結婚する気があるのかないのかわからない…」そんな女性に、彼の日頃のしぐさや行動から結婚する気があるのかどうかを見極める方法を伝授します。
一番大好きな人と結婚した自分を想像してみよう
それではまず、誰もが憧れる“自分が一番好きで好きで仕方がない男性”と結婚した場合の暮らしを想像してみましょう。まるで夢のようですか?でも、少し踏み込んで考えてみると、意外と次のような落とし穴が待ち構えていることもあります。
落とし穴1 相手に期待しすぎてしまう
「これ以上ないほどの男性を選んだ!」という自信のある女性ほど、当然のように相手の男性に期待しています。こんなに大好きな人と結婚できたのだから、幸せでいっぱいの毎日が待っている…そう期待することは決して悪いことではありませんが、期待した分だけいざ目の当たりにした現実がそうではない時のガッカリ感が大きくなってしまうのです。
淡い夢を抱いていざ結婚しても、一緒に暮らせば良い時もあれば悪い時もあります。本当はそれが当然なのに、悪いことなんて起こるわけない!とあなたを盲目にさせてしまうのが、“大好きな人との結婚”という期待感なのです。
落とし穴2 自分を良くみせようとしてしまう
好きな相手には誰だって良く思われたいですし、「こんなこと言ったら嫌われちゃうかも」と思うと、不満も一旦自分の中におさめておくことってあります。結婚生活では、特に女性の方がそういった不満を溜め込んでしまう傾向があり、結果ストレスが溜まります。
大好きな人に嫌われたくないという思いが、あなたに無理な背伸びをさせ、ありのままの自分を見失わせることもあるということです。
落とし穴3 相手に媚びてしまう
大好きな人との結婚では、多くの場合あなたの方が相手のことをより強く好きだと思っているでしょう。もちろん、お互い大好きで大好きでたまらない!というカップルもいるでしょうが、もし結婚してもあなたの片思いが続いているような状態になれば、あなたの気持ちはなかなか満たされることがありません。
そうなると、より愛してほしいという一心であなたは色々と試行錯誤する羽目になります。つまり、相手の一挙一動を気にして、相手に媚びるような態度を取ってしまうのです。いくら大好きな人といても、相手の顔色を伺ってばかりの生活はやっぱり疲れます。
二番目に好きな人を結婚相手に選ぶメリットとデメリットは?
では今度は一番大好きな人ではなく、二番目に好きな人との結婚を選んだ場合どんなメリットとデメリットがあるのか考えてみましょう。
ここでいう“二番目に好き”というのは、「自分にとって特別理想というわけではないけれど、良い人だし結婚を考えても良いくらいには好きかも…」という程度の男性です。そういう男性を選ぶと、どういう点が大好きな人との結婚と違ってくるのでしょうか。
二番目婚のメリット1 相手のちょっとしたことが良く見える
さきほど落とし穴のところでご紹介した“期待感”ですが、二番目に好きな人との結婚には不思議とこの“期待感”が生まれません。とてもフラットな目線で相手のことを見ることができるので、相手が食事の後片付けを手伝ってくれたり、記念日にお花を買ってきてくれたり、そういうちょっとしたことでも「嬉しい!」と素直に感動することができます。
つまり、一緒に過ごせば過ごすほど、相手の男性への好感度がじわじわ上がっていくのです。結婚生活では、相手が自分のためにしてくれたことを「そんなのできて当たり前」と思うのではなく、「すごい!ありがとう!」と喜べるかどうかがとても重要。あなたが喜べば相手だって気分が良いですし、それが幸せになれるかどうかの分かれ目と言っても過言ではありません。
二番目婚のメリット2 等身大の自分でいられる
二番目に好きな人の前では、良くも悪くも気合いが必要ありません。大好きな人の前では「いつも完璧なメイクとファッション、足元は女性らしさを強調できるハイヒールが鉄板!」という女性でも、極端に言うと二番目に好きな人とならすっぴんにスニーカーで会うことだってできるのではないでしょうか。
それを相手に対して手抜きで申し訳ない…と感じる女性もいるでしょうが、男性は女性がそういう素の一面を見せてくれると嬉しいものですし、お互いにとてもリラックスした関係で過ごすことができます。
二番目婚のメリット3 自分のペースを守れる
大好きな人の言動に一喜一憂して振り回された経験、あなたにもありませんか?二番目に好きな人となら、そういうことはほとんどありません。相手のことを落ち着いた視点で見ることができる部分があるからこそ、相手との距離感をベストに保つことができます。良い意味で、相手があなたに影響を与えることが少ないのです。
仕事や趣味など、結婚生活以外にも心を割きたいことがたくさんある女性には、特に見逃せないポイントのひとつでしょう。
二番目婚のメリット4 浮気されても許せちゃう!?
最後のメリットは、万が一相手があなたにとって許せないことをした時でも、そのショックが“まだマシ”レベルで済むということ。ショックが強ければ強いほど結婚そのものを後悔してしまったり、これから先相手のことを信じられないと思ってしまったり、ダメージも大きいものです。そんなショックを受けるのは、やっぱり相手への思い入れが強いから。
二番目に好きな人を選べば、相手の失敗にも比較的心にゆとりを持って接することができます。相手に対していつでも寛大な自分でいられるのです。
二番目婚のデメリット1 一番好きな人のことを思い出して後悔する可能性がある
二番目に好きな人と結婚する場合、やはり一番大きなデメリットとなるのが結婚後に「やっぱり大好きな人と結婚すればよかった」と後悔する可能性が高いということ。
例え二番目婚でそれなりに幸せな生活を送っていたとしても、「そういえばあの人どうしてるかな…」「あのとき彼と結婚していたら今頃はどうなってたのかな…」とアレコレ比べてしまったりと、いつまでも一番好きな人の影が脳裏にチラついて離れない場合もあります。
二番目婚のデメリット2 トラブルが発生しても頑張って乗り越えられない
結婚後、二人の間に何らかのトラブルが発生して離婚の危機が訪れてしまっても、その危機を乗り越える気が生まれないというのも二番目婚のデメリットのひとつ。一番好きな人と比べると相手の男性への気持ちがどうしても軽いものとなってしまうため、「まあ仕方ないか」「離婚してもいいかな」と感じてしまうのです。
二番目婚のデメリット3 浮気心が生まれやすい
「この人でいいか」と思って二番目に好きな人と結婚する場合、「この人しかいない!」と思って結婚する場合と比べて浮気心が生まれやすいというデメリットも…。「とりあえず結婚したものの、二番目くんより好みの人と出会ってしまった…」「やっぱり一番好きな人が忘れられない」などと他の人に目移りしてしまうリスクが高いのです。
二番目に好きな人との結婚、あなたはアリ?ナシ?
10人の女性から、二番目に好きな人との結婚について意見を伺いました。
体験談
ときめき男子かゆるふわナチュラル男子がいいかを迷った結果。
那岐(30代)のお話
私は結婚願望が強く、結婚できそうな人としか接触しないようにしてきました。そんな中、一人のときめく男性が現れました。まず後ろ姿からして素敵で、見るたび顔が熱くなります。でも6歳も年下、しかも遊び人でした。顔が良いのが本人もわかっているのかどんどん女性を変えていたのです。そしてその人にときめきつつも結婚相手探しを続行。良い人がいました。1つ年下で、ゆるふわナチュラル男子です。この方のほうは思考、行動に暗い所はまったくありません。純粋無垢に育ってきた感じでした。ときめくけど遊び人か、ときめかないけど純粋なほうがいいか、悩みました。結果、純粋な方を選び結婚する流れになりました。すぐに遊び人さんのほうも結婚。しかし早くも問題が起きているようです。やはり結婚するなら問題が限りなく少ないほうと結婚するほうが良いと思います。余計なストレスが減るからです。表情も美しく過ごせます。是非吟味してください。
体験談
大好きな人より好きになってくれる人の方が長続きすると思います
tomo(30代)のお話
私には学生時代に大好きな人がいましたが、結婚したのは2番目に好きな人でした。私の場合はこれで正解だったと思います。大好きな人には自分の理想の男性像や思いを照らし合わせてしまう事が多く、仮に結婚したとしても理想と現実とのギャップに苦しみ、結果上手くいかなかっただろうなと思います。2番目に好きだった今の夫と暮らしていると、良い意味で過剰な期待がない分自然体で接する事が出来ますし、お互い穏やかな気持ちでいられるので良い関係が長く続いていると思います。大好きな人の思い出は美しいままで自分の胸にしまい、自分を一番大切に思ってくれる人と幸せに暮らすのも選択の一つだと思います。
体験談
2番目に好きな人の方☆自分が安心する
りん(20代)のお話
自分が一番好きな相手だと、自分だけが自分たちをどうにかしたい気持ちが強まって、結局無理をしてしまいます。相手によく思われたい気持ちが先行しますので、いつも緊張してしまう状態です。2番目に好きな人なら、そんな経験を踏みながら無理をしなくていい気がします。それにプラスして、自分から思って相手から思われるのが理想です。結婚生活は生活ですので、長く続きます。自分が安心して無理をしない空間を保つことが出来る人が結婚相手の方が良いです。
体験談
二番目婚で私は良かったです。
osakadon(30代)のお話
私は「二番目に好きな人」と結婚した女性です。大好きな人は結婚願望がなく、私が結婚したがっても「時期が来たら結婚してやる」と上から目線で、恋愛は楽しかったですが、将来が見えなかったので別れました。二番目に好きな人は私の事をとても好いてくれて結婚願望もあるようでしたので、最初はお試しで付き合いました。私がそれほど好きではなく外見は妥協でしたが、私と結婚した後の事を考えていて、何よりとても優しいのです。大好きな人とは私が尽くす恋愛でしたが、二番目と出会って尽くされる喜びを知りました。結婚し、今は穏やかな結婚生活を送っています。同じ悩みを持つ方、私は最終的に「10年後に自分が幸せでいられる相手」で二番目を選びました。結果、幸せです。参考になれば嬉しいです。
体験談
2番目に好きな人と結婚したけど、今は誰よりも幸せです
はっちゃん(40代)のお話
私は一番大好きな人とは結婚できませんでしたが、今幸せです。大好きな人と結婚できず、半分やけになって結婚したようなところもありますが、夫はとても優しくて私を大事にしてくれます。かわいい子供も2人授かり、子供と出会えたのは夫のおかげだと感謝しています。結婚は相手と住みよい生活を作るためのものであり、夫とは家庭という会社の社員のような感じになります。長く生活を共にすると好きという感情はなくなります。大好きな彼と結婚できてもその好きという感情はいずれ薄れていくでしょう。むしろ、そんなに好きではない人の方が結婚後に意外な良さを知り、好きというよりは情が生まれ、大事に思うようになります。だから2番目に好きになった人と結婚した方が幸せになれるのではないでしょうか。
体験談
気楽に暮らせる相手
ゆうき(30代後半)のお話
今の主人と出会う前に付き合っていた人が、いわゆる「一番好きな人」でした。その方との結婚も考えていましたし、本当に大好きで仕方がなかったです。安心感もあるのですがときめきもあったので、こちらも身だしなみに気を配っていました。でもそれって、毎日会っていなかったから頑張れるわけで、毎日となったらきっと無理なことだと思います。気を抜けば相手にも残念に思われるでしょうし、結婚して途端に気持ちが冷められるのも切ないものです。生活を共にするのであれば、楽に過ごせる人の方が大切だなと実際に結婚してみて感じました。
体験談
人生で二番目に好きだった人との結婚
chitan(40代)のお話
好きになると周りが見えなくなり、その人の言葉や態度に一喜一憂する辛い毎日をおくっていた時、彼に出会いました。一番好きだった彼とは別れて、絶対他に好きな人は出来ないと思っていたのに、彼は自然に心の中に入ってきました。自分の考えがまとまらず迷っていた時、占いに行くとその彼で間違いないと言われ、真剣に考えるようになりました。彼と居るとまず疲れず笑顔が増えます。その後この人を支えてあげたいと思えたので結婚しました。1番目に好きな彼は今でも心の奥で生き続けていて辛い時に思いだす存在です。ただ、やはり生活していくのには好き嫌いよりも自然体で精神的に安定できる2番目ぐらいが、ちょうど良くあの時の選択は間違いなかったと確信してます。
体験談
大好きだったけど、バツイチ子持ちの彼とは結婚しませんでした。
あいか(30代)のお話
私は二番目に好きな人と結婚した立場です。一番大好きだった彼はバツイチで小学生の子供がいました(親権は元奥さん)。大好きな気持ちはあったけど、やはりこれから先のことを考えるとどうしても結婚に踏み切ることは出来ませんでした。今の旦那は二番目に好きだった人ですが、結婚して二人の子供にも恵まれ、慎ましいながらも穏やかで幸せな毎日を送ることが出来ています。そしてこれこそが結婚生活で何より大切なことではないかなと感じています。
体験談
やっぱり大好きな人と結婚した方がいいと思った
えみり(30代)のお話
二番目に好きな人と結婚した方が結婚が長続きするというのは、結婚相手が二番目に好きな人であることによってその男性のことを寛容に見ることができて、結果的に結婚生活が長続きするという意味なんだと思います。対して一番好きな人と結婚することで相手を見る目が厳しくなると、不満がたまりやすくなってこんなはずじゃなかったって思うんじゃないでしょうか。一番好きな相手でも、お互いに相手のことを尊重できれば十分幸せに過ごせます。私は大好きな人と結婚して、実際に幸せに過ごせています。
体験談
大好きな人、結婚前に価値観を確認してからの結婚が正解だった
ライト(20代)のお話
私は大好きな人と結婚しました。好きだけが先走ってしまうと失敗してしまうケースがあるかもしれませんが、私の場合、大好きなこの人とずっと一緒にいたいと思える人が現れ、その人とのお付き合いが半年くらい過ぎたあたりから結婚を意識し始めたので、それからは結婚したらどうなるかの体で常に考えて接するようにしていました。普段のデートの中でも相手の価値観や考えを聞くような質問をしたり、将来どうなりたいか等の質問もさりげなくしていました。その結果、結婚する前に相手の価値観が大体つかめた上で自分との相性が悪くないと判断したので結婚しました。現在は大好きな夫と毎日一緒にいられて本当に幸せです。私の経験上、大事なのは相手と自分との価値観を確認してから結婚に動くということだと思います。
実際に二番目婚を経験した女性の声と一番好きな人と結婚したという方の声、両方のお話を聞くことができました。結婚の形も人それぞれです。ぜひ参考にしてみてください。
大好きな人と結婚するより大切なこと
結婚とは恋愛とは違い、実際の生活の占める部分が大きいものです。言い方は悪いですが生活するとなれば一緒にいて“楽な相手”を選ぶに越したことはありません。楽な相手とはつまり、自分が大好きな人よりも、自分を大好きでいてくれる人のこと。
大好きな人と結婚すると、いつまででも自分の片思いのような焦りや満たされなさがつきまとう危険がありますが、自分を大好きでいてくれる人と結婚すれば、それはまずありません。自分にとっては二番目に好きな人でも、「この人は私のこと大好きなんだろうなぁ」と思う人を選んだ方が幸せへの近道になることもあるのです。
今回ご紹介したポイントを見て、それでもやっぱり私は大好きな人と結婚したい!と思った女性は結婚で後悔しない方法をよく読み、自分がどんな結婚生活を望んでいるのか一度ゆっくり考えてみましょう。そして理想の「結婚相手」をつかまえてください。