ブライズメイドとは・結婚式を華やかに彩る8つの役割
ブライズメイドとは結婚式で花嫁をサポートする女性たちのこと。独身の友達や姉妹に頼むのが一般的です。花婿側にはアッシャーという男性たちが付きます。まだ知らない方も多いブライズメイドの役割を知って、これから結婚する友人をお祝いしましょう!

ブライズメイドとは?花嫁をサポートする8つの役割
ブライズメイドとは花嫁さんの横にいるお揃いのドレスを着た女性たちのことです。海外の映画やドラマを見ていると結婚式のシーンで頻繁に登場する彼女たち…。てっきり結婚式を盛り上げるだけの役目だと思ったら大間違い!実はとっても重要な役割を持っているのです!ヨーロッパでは、結婚式に新郎新婦を妬んだ悪魔がやってくると言われていました。そこで、花嫁が誰か分からないように悪魔の目をあざむく役目を担ったのがブライズメイドです。日本でも徐々に増えてきたブライズメイドとはどのような役割を持っているのでしょうか?
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ブライズメイドの役割とは1 結婚式準備のお手伝い
ブライズメイドとは花嫁のサポートが主な役割。結婚式当日のお仕事だけでなく結婚式準備のお手伝いも仕事のひとつです。最近では、SNSに式の準備をアップする花嫁さんが多くなり、それを盛り上げるのもブライズメイドの役割になっています。花嫁さんと一緒に準備している姿をSNSにアップして、結婚式までのカウントダウンを楽しむ。手作りウェディングなら会場設営を手伝って絆を深めるなど様々なサポートの仕方もあります。
ブライズメイドの楽しみ方
通常、ブライズメイドは独身の女性が担います。結婚式の準備を手伝うことで自分の結婚式にも活かせるので積極的にお手伝いを楽しみましょう。
ブライズメイドの役割とは2 お揃いのドレスで華やかに盛り上げる
結婚式にブライズメイドがいるメリットは、何と言っても華やかさ!同じ色やデザイン、いわゆる“お揃い”の衣装で2~5名の女性が立っているだけで、式場はとても華やかになります。花嫁とお揃いのブーケをそれぞれ持ち、花嫁のお世話をする姿はゲストにとっても微笑ましい光景となります。
衣装は結婚式のコーディネートに合せると、統一感が出ます。ナチュラルウェディングにギラギラとゴージャスな衣装が合わないように、その式のカラーに合ったもので考えるのが一般的です。そんな衣装を決めるのも、花嫁を笑顔にするサポートのひとつになりそうです。
ブライズメイドの楽しみ方
衣装選びやブーケ選びは、それだけでテンションが上がる時間になります。花嫁の意見をベースに、いろんなアイディアで結婚式を盛り上げましょう。
ブライズメイドの役割とは3 花婿はアッシャーがお手伝い
花婿さんにはブライズメイドと同じ人数のアッシャー(グルームズメン)が付きます。アッシャーも、ブライズメイド同様花婿のサポート役として結婚式を盛り上げます。アッシャーの中でもベストマンと言うリーダー的な存在は、披露宴でのスピーチや乾杯などを任されることもありますし、人前式では結婚証明書へのサインをすることもあります。
衣装の定番は、シャツにパンツ、サスペンダーのようですが、結婚式のカラーに合わせて自由に決めることができます。もちろんスーツでもOK。お揃いの服装で並んでいる男性も女性とは違った微笑ましい光景を見せてくれます。
ブライズメイドの楽しみ方
アッシャーと一緒に写真撮影することや、事前に何度か会うことも考えられます。素敵な人との出会いにつながる予感
ブライズメイドの役割とは4 メイド・オブ・オナーは忙しい
ブライズメイドの中でもリーダーとなる人を「メイド・オブ・オナー」と言います。メイド・オブ・オナーは結婚式の最中も花嫁の衣装の乱れを直したり、ウェディングベールの裾をさばいたりします。通常の結婚式でいう介添人の役割です。
花嫁が困ったことがあればベスト・オブ・オナーにヘルプを出すので、そこで要望を聞くような場面も出てくるでしょう。式によっては大変な役割になるかもしれませんが花嫁との絆はかなり深まります。何でも言い合える親友や姉妹が担うとスムーズに式が進行するでしょう。
ブライズメイドの楽しみ方
花嫁のマネージャーになったつもりでサポートすると楽しさは倍増。目立たぬように手助けしていてもゲストはしっかり見ていますので、あなたの株はかなり上がるでしょう。
ブライズメイドの役割とは5 花嫁と一緒に入場&サポート
海外での一般的な入場シーンでは、まずアッシャーがバージンロードとなるアイルランナー(新郎新婦が歩くじゅうたん)を準備します。新郎とアッシャーは、花嫁たちより前にバージンロードの先にスタンバイします。そこから、ブライズメイドが一定の距離を保ち入場します。ベスト・オブ・オナーは、ブライズメイドの最後に入場します。
ブライズメイドが所定の位置に並んだら花嫁を迎える準備が完了です。ここから新婦が父親とバージンロードを歩きます。感動の結婚式のオープニングを務めることで、素敵な経験となるでしょう。この流れは、結婚式場や新郎新婦の意向で変更となる場合が多いので段取りをしっかりチェックしておくことが必要です。
ブライズメイドの楽しみ方
緊張しますが結婚式を華々しくスタートさせる大切な役割です。胸を張ってモデル気分で歩きましょう!
ブライズメイドの役割とは6 披露宴の受付や二次会を盛り上げる
ブライズメイドは披露宴の受付の手伝いなども任されることがあります。また披露宴では花嫁のサポートとして常に一緒に過ごしますので、大まかな式の流れはできるだけ頭に入れておくとサポートがスムーズにできるでしょう。
場合によってはゲストの案内役としての仕事も出てきます。会場内のトイレ・授乳室の有無や場所、荷物を預けられる場所や喫煙所などはあらかじめチェックしておくことも必要です。二次会でも幹事役や案内役を担うことも多いので、ラストまで重要な仕事を任されることになります。
ブライズメイドの楽しみ方
スタッフになったつもりで、結婚式をゲストとは別の角度から参加します。積極的にサポートに回ることで、人脈や知識が増えることも多いので面倒と思わずにとことん楽しみましょう。
ブライズメイドの役割とは7 花嫁の緊張や不安を和らげる
花嫁は結婚式当日かなり忙しいもの。入場したと思ったらお色直しで退場、メイクやヘアメイクとバタバタしたまま式が進行していきます。主役であるはずなのに式の雰囲気が把握できず孤独感や不安を感じることもあるでしょう。そんなときブライズメイドはとても心強い存在になります。
準備の時点で緊張しているようなら普段通りの会話で和ませてあげましょう。式の途中で不安を感じているようなら積極的に「どうしたの?」と声をかけて花嫁の不安を軽減させてあげましょう。ブライズメイドとは花嫁が心から信頼できる友情の証でもあります。花嫁が選んだ仲間たちがいつも傍にいてくれるだけでほっと安心できるのです。
ブライズメイドの楽しみ方
花嫁の不安な気持ち察知して声をかけてあげましょう。
ブライズメイドの役割とは8 友達も呼んでブライダルシャワーを開催
ブライダルシャワーとは結婚式の数日~数週間前に独身の女性だけで集まる前祝いのようなもの。ブライダルシャワーはブライズメイドが開催するのが一般的で、会場もブライズメイドの自宅やレストランで行うことが多いです。
集まった花嫁の友人たちは、花嫁が結婚後必要なものをプレゼントし、それを花嫁が順に開けていきます。「これ可愛い!」「これってどこの化粧品?」なんて話で大盛り上がりすることでしょう。アイディア次第で花嫁をたくさん笑顔にしてあげるのも大切な役割です。
ブライズメイドの楽しみ方
ブライダルシャワーに一定のドレスコードを設けるとイベント感が増します。夏なら浴衣、秋なら仮装して、冬なら赤とグリーンのコーディネートなど…。衣装を統一しておもいきり盛り上がりましょう。
ブライズメイドとは花嫁の心強い味方!
ブライズメイドとは役割が多いので大変と感じる人も多いでしょう。しかし新郎新婦やご家族、友人や会場スタッフなどと仲良くなるチャンスでもあります。結婚式の裏側や流れを見ることもできるので、自分の結婚式に活かすこともでき、積極的にお手伝いすることで得るものはかなり大きいと言えます。
お世話になったブライズメイドには花嫁がブーケトスで幸せをおすそ分けしたいと考えることもしばしば。ブーケトス演出アレンジ結婚式でブーケ代わりに投げるものを読んでおくといいでしょう。花嫁さんにとっても心強いブライズメイド。今後ますます取り入れる結婚式が増えていくのではないでしょうか?