LINEの返信がない3つの理由

片思いの彼にLINEを送ってみても一向に返信がない…。いつもただ待たされる恋は、とても切ないものです。しかし、相手の心次第では「待つ」以外にやるべきことがあるのかも知れません。メールやLINEに返信しない男性の本音、覗いてみませんか?

メール・LINEに返信が来ない…彼が返事をしない本当の理由

モノの進化はとどまるところを知らずどんどん便利になる世の中にいながら、意味もなく一度は時代の流れに逆行するへそ曲がりがしぶしぶLINE登録をしたのは去年のこと。それまで周りの友人知人はもちろん、両親ですらアタクシより先にLINEユーザーになろうとも、「ケッ!」と道端の石ッころを蹴っ飛ばしておりました。

LINE

思えば、あれから(←数少ない女性の友人に言われるがままLINE登録してから)約1年。イヤ~LINEってホントお手軽だしいいもんだワヨネ(爆)!!
かつてはメールがとてつもなく面倒で、「メールは返信しないし電話は出ない(怒)」とお相手の怒りを買いながら友人知人恋人を失ってきたコミュ障っ気な私も、今では頂いたLINEメッセージはきちんと見るし返しております。それもノリノリで。

ただ、メッセージのやりとりがどれ程お手軽な仕様に進化を遂げたとて、それでも世の中にゃ「LINEですら面倒」というひとだっているでしょう。
今回は、男性がメールやLINEを返さない理由に迫ってみましょう!

「男は連絡不精」は嘘?!女に言わない男の本音

“男性にとってメールやLINEを連絡ツールであり、普段必要がなければあまりメールやLINEはしない…”良く聞くネット上のいたるところに転がっているワードですね(笑)!

しかし、現代は暇さえありゃスマホ片手にSNSやチャット…そんなご時世。相も変わらずマメなやつもいれば面倒くさがりもいたりはしますが、今や男だって女性と同じくメールやLINEを駆使しコミュニケーションを図っているのです。

「恋愛・結婚マッチングサービス「pairs(ペアーズ)」が、1632名の男性を対象に、異性からのメッセージ対応を調査したところ…

円グラフ「異性からのメッセージに返信する」

思わず「なんだよちゃんと返信できるんやん!」と裏拳かましたくなる結果ですね!
男性も、女性と同じように「受けたメッセージには返事して当たり前」と、返信を常識や礼儀の範疇で捉えている人は多いのです。(まぁ、敢えて言うなら男子たるもの女子からのメッセージは根本的にうれしい気持ちはなくもない)
調査結果からも、「男性は基本的に連絡しない」とは一概には言えないのです。

男がメッセージを返さないとき・返さない理由

しかし、いくら男の子とはいえ、如何なるとき如何なる相手でも女性からのメッセージは無条件に嬉しいワケでは当然ありません!誰にだって受けたメッセージをスルーすることくらいあるでしょう、だからこそ「どうして返信が来ないのか?」の不安因子はとても大きく、心に引っ掛かってしまいやすいのです。

そう、返信の有無やその質は、性別がどうのこうのよりも「相手への興味」が深く関わってくるのが実情。男性からの返信を待ちわびている女性は「男の人って連絡不精だから!」を安直に鵜呑みにするのは危険かも知れません…。

というのも、今回のペアーズの調査には続きがありまして。

いらないかも?円グラフ「異性からのメッセージに返信しなかったことがある」

このアンケートでYESと答えた理由のほとんどを「3つの理由」が占めていたのですが、男性達の「返信しなかった理由」が結構な勢いでドライ!!
「アンタらモテないときや追いかけているときもそうしていられんのかい?!」とヤッパリ裏拳かましたくなる余裕ぶりの理由と共感できなくもない事情を、回答数の多かった順でご紹介していきます。

1 興味がないから

興味がないから

  • 「終わりかめんどいから」(20代前半 男性)
  • 「絡みたくないから」(20代前半 男性)
  • 「興味がなかったから。付き合うことが想像できない人だから」(20代前半 男性)
  • 「メールの内容から合わないと感じたから」(20代後半 男性)
  • 「進展させる気もなかったし、返信することに意味がなかったから」(20代後半 男性)
  • 「遠回りなNOのサイン」(30代 男性)

何を隠そう、これが受け取ったメッセージに返信をしない最たる理由。「相手に興味がないから」「タイプではないから」「面倒だから」の回答数の多さは尋常ではありません。

ヤッパリというかなんというか…「興味があるときは連絡するし、興味がなければ連絡しない」単純にそこに尽きる結果なのかな…と、そこはかとなく切なくなりますね…。

返信が来るメール&LINE術

まあ、返信くれない相手にはメッセージしないってぇのは真理と思うのよね。あなたが追いかけているうち、追いかけられて生まれる余裕は覆せません。

2 忙しい・忘れていたから

忙しい・忘れていたから

次いで多かった理由が、「仕事で忙しい」「返信を忘れた」「タイミングが悪かった」「寝ていた」などの理由。まぁね、あるよね、仕方ないよね。こればっかりは女性側に理解の努力が求められるのでは…と思いますが如何でしょう??

  • 「ほんとに仕事が忙しくて」(20代前半 男性)
  • 「忘れることもある」(20代後半 男性)
  • 「寝落ちだったり、相手の返信の時間が遅いとき」(30代 男性)

返信が来るメール&LINE術

返信をくれない相手が仕事で忙しいであろう状況を察し、ねぎらいの言葉をかけられる思いやりが大切!

返信の必要がない・返信しにくい

メッセージひとつに思いやりは現れるもの、男性陣にもしっかりチェックされています。

  • 「大人の女性の魅力を感じない」(20代後半 男性)
  • 「相手のメールに誠意を感じなかった」(30代 男性)

メッセージに滲み出てしまっているのでしょう…。気を付けたいですね…。

3 返信の必要がない・返信しにくい

メッセージの内容が答えにくいとき(どんな内容か気になります…)にも、男達は返事をやめてしまう模様。うっすいメッセージにわざわざ返信をしかねてしまうのも分かります…。自分本位なメッセージや仕方のないメールやLINEを送って「返事がない(怒)」とわめくのは、少々筋違いかも。

  • 「返信しづらい内容だった。イラッとしたなど」(20代前半 男性)
  • 「返信が不要なとき」(20代前半 男性)
  • 「内容がしょーもない」(20代前半 男性)
  • 「特に話題がなく話が続かなかった」(20代後半 男性)
  • 「返信に困る内容」(30代 男性)
  • 「会話が終わって返信の必要がなかったとき」(30代 男性)

また、当然ながらいつまでもラリーを続けているわけにもいかないので、「会話が終わった」と判断した場合も返事は致しません。

返信が来るメール&LINE術

彼との関係が「返信が欲しい!」と思っている段階なら、メッセージの質問は彼が躊躇なく答えられる内容を考えましょう!

番外編 上位3回答から救出!その他の回答

「興味ない」「忙しくて忘れていた」などの回答に埋もれた、ちょっと嬉しい理由、共感できる理由を救出!ご参考に!

 「少し考えたい用件だった」(30代 男性)
真摯な対応は嬉しいですね!

 「付き合いも長くなると時にはそんな事もあります」(30代 男性)
うんうん、付き合いも長くなるとそう言うことも有るよね!

 「嫉妬させてみたかったから」(30代 男性)
 「駆け引きです」(40代 男性)
駆け引きとかめんどうだけども、興味ゆえなら安心です(泣)

 「他に盛り上がっているひとがいた」(20代前半 男性)
同時にメッセージのやりとりをしている人が一人とは限りません。他スレでトークが盛り上がっていたら、…うん、しょうがない。。

 「相手が飲酒している事が明確であった為」(30代 男性)
酔っぱらいにメッセージや電話で絡まれるのは、想像しただけで迷惑です。

 「脳内返信してました」(40代 男性)
このひとの連絡手段は主にテレパシーなんです。

返信をすっぽかす男脳、返信を待ちわびる女脳

女性と男性では脳の構造が違うようですね。
かつて男性は狩りに出て女性が集落を守っていたマンモス時代の名残で、情報の共有が大切だった女性は「共感」を第一に、問題を解決し危険を乗り越える必要があった男性は「解決」を第一に考えるのだそうです。ここからいえるのは、女性に多い「共感を求めるような話の振り」は男性には送るべきではないということ。

しかし、若かりし頃メールなど無かった時代に生きていたうちのばあちゃんは、かつての恋人(じいちゃん)からの山のようなラブレターをずっと大事に溜め込んでいました。性別にかかわらず、いかなる連絡手段にかかわらず、そこに愛があるなら相手を気にして自分からメッセージを発信するのも自然なこと。

今回のアンケートが、他のアンケートに比べて「特にない」と回答した男性がとても少なかったのにも何か意味するところがありそうです…。

また、男性からの好きサインはLINEからでも読み取れるので、男の気持ちはLINEでお見通し特集をチェックしてみてくださいね。

(イラスト:おおつかめぐみおおつかめぐみ

データ提供: pairs
[調査時期] 2014年12月
[調査対象] 恋愛・結婚マッチングサービス『pairs』18~60歳の男性会員約1600名