「ロミオとジュリエット効果」の罠と3つの対策

ロミオとジュリエット効果とは、"タブーとされる恋愛"にあこがれることを指します。友人のパートナーに手を出したり、他人の配偶者を奪うような行為など、社会的に非難されるような恋愛が魅力的に見える傾向ですね。

イケないことは蜜の味コレが不幸の入り口!ロミジュリ効果

「ああ、ロミオ。あなたはどうしてロミオなの?」というセリフが有名な「ロミオとジュリエット」。そんなん戯曲の世界の話で、現代日本における庶民の感覚にゃ「どうしてもこうしてもあるかい!」と裏拳かましたくなるところですが、「ロミオとジュリエット効果」本当にあるんですってよヤ~ネェ奥さん!

ロミオとジュリエット症候群

好きになってはいけないと知りながら、どうしても熱い思いを抑えられなかったあの日…あれれ?つらっとしつつも内心ドキッとした奥さんもいらっしゃるのでは?
人っていうのはしょーもないもんで、「この人だけは絶対に好きになっちゃダメ!」と考えれば考えるほど好きになってしまうのだそうな。今日は、そんな禁断の恋に燃え上がる心理「ロミオとジュリエット効果」に迫ってみましょう!

やったらアカン!アカン…絶対……いやチョットだけなら…てコラ!

人は、「やってはいけない」と言われてしまうと、ダメとわかっていてもど~してもやってしまいたくなる習性があります。
「食べてはいけないと知りつつ食べて体重増加」「寝てはいけないと分かっていながら二度寝して遅刻」「見てはいけないと言われたのに鶴のはた織りを覗いて逃げられた」「『危険!押すな!』と書かれたボタンをついつい押したら案の定爆死」など、なんでこんなにイケないことって蜜の味なのかしら

やったらダメなことはやりたい

それは恋愛においても同様で、恋心が刺激されるその心理は「ロミオとジュリエット効果」と呼ばれています。そもそも、「ロミオとジュリエット」がよくわからない庶民派奥さんのために、ロミジュリ効果の豆知識として解説いたしますと、シェークスピアっていう昔のおじさんが作った悲劇なんですね。ザックリ内容を説明すると、政治的対立にもみくちゃになった末叶わぬまま亡くなったという恋するふたりの悲しいストーリー。

ロミオもジュリエットも、お互いに政治的立場から「好きになってはいけない」と分かっていての大恋愛であったことから、恋愛において障害があればある程、二人の気持ちが燃え上がることを心理学用語で「ロミオとジュリエット効果」と呼んでいるというわけです。が、長いのでここでは「ロミジュリ効果」と呼ばせていただきます。

ドツボにはまると不幸になる!禁断の恋で身も心もボロボロに

賢い女たる者、ロミオとジュリエットが悲劇の結末を迎えた顛末をしっかり反面教師に、われら庶民においても禁断の恋は失うものは多く、ふたりの恋にハッピーエンドは無いと肝に銘じておかなければなりません。

ロミジュリ効果のドツボにハマる状況は具体的に…

  • ふたりのどちらかもしくは両方が、すでに家庭もしくは恋人を持っている
  • ふたりのどちらかもしくは両方が、家庭の事情で縛られている
  • bふたりのどちらかもしくは両家の親が、二人の交際を反対しているbb

など。
このような恋を難しくする状況が、二人の感情を燃え上がらせるのです。クワバラクワバラ…。

ハッピーエンドのある恋をする賢い女の3か条

ロミジュリのように恋に落ちて不幸で悲しい思いをしないためには、好きになってはいけない人は好きにならないこと!賢い女であるあなたは、そこんとこをしっかりコントロールし、禁断の恋には手を出さずに幸せをゲットしましょう!

1 「チャンスを逃すな症候群」を脱却する

プレミアに弱い

普段の生活で特に欲しいわけでもないのに、「最後の一つだよ」とか「限定品だよ」と言われると、途端に手を出すそこのあなた。危険ですよ。

これもロミジュリ効果のひとつ。「コレを逃したら手に入らない」は、正常な判断の妨げにしかならんのですよ!「手に入りにくい」というだけで、その物が3割~5割増しに良く見えてしまうもんです。

こんなあなたはロミジュリ予備軍

  • 「限定品」という言葉に弱い
  • 「最後の一個」に弱い
  • 「このチャンスを逃すとあとないよ」で不安になる

それは人として同じこと。「彼を逃したら…」いやいやいや!その要素はかなぐり捨て、彼の本当の姿を冷静に捉えましょう。チャンスを逃すまいとすればするほど、その本質を見極めることも無く不必要な投資をしてしまうハメになるんですよ、気を付けようね!

ロミジュリなんかにゃならないぜ!

チャンスを逃すことを必要以上に怖がっていては、ものごとの本質を見極められません。
「限定」や「チャンス」の文言にはこだわらないようにしましょう。

2 自分と状況を客観的に分析する

自分を客観視できる女性は、禁断の恋に陥ったりはしません。自分の行動や状況がどないなもんなのか…は、いつも冷静な心の目でチェックするようにしましょう。
不毛な恋、自分にとってマイナス要素の大きい恋ほど、スタート時点で不安や迷いがあるはず。自分を守ろうとするあなたのココロがブレーキをかけているのです。それをガン無視して突っ走ってかないこと!

客観視しよう

こんなあなたはロミジュリ予備軍

「彼っていつも携帯を気にしているけど…愛してくれているって言ってるし、気にしない気にしない!」…いやいやそこ気にするトコロ!

自分自身を客観視する方法は、深呼吸して落ち着いて、自分や自分の状況、今の恋愛を自分ではなく他人に置き換えて考えてみること。他人に置き換えて考えたとき「こんなときには、やめなよって言うよね…」と思えたら、その恋はあなたにとって「続けてはいけない恋愛」なのでしょう。

ロミジュリなんかにゃならないぜ!

不安要素を見ないフリして有耶無耶にするのはやめましょう。

3 自分自身を確立する

恋愛に全エネルギーをささげるなかれ!
彼氏ができると、趣味などの自分自身に投資する時間、友人との時間は物理的に少なくなるもんですが、全身全霊を捧げてしまう女性がいます。

恋愛だけが全てではない

こんなあなたはロミジュリ予備軍

  • 彼氏がいない状態は「スマホない」に何か似てる気がする
  • 彼氏ができると途端にベッタリ
  • 男の存在が自分を肯定する評価要素
  • 付き合った人には「幸せにしてほしい」と望むのは当然

ところが、恋が終わり「ワタシの全て」だった彼氏がいなくなると、途端に廃人化するのがこのタイプ。彼はあなたの一部ではありません。自分自身の幸せを確立しましょう。そして、「彼氏は+α」くらいに捉えると自分の力で幸せな恋愛ができるようになるはずです。

ロミジュリなんかにゃならないぜ!

恋愛で幸せになるのではなく、自分自身が幸せだからそういう恋がやってくるのです。

ダメなのに…はダメ!今こそ不幸から足を洗ってハッピーに!

ロミオとジュリエットの結末は、お互いの死。(しかもすれ違い)何も良い結果を生み出さずに両家はさらに反目しあい、和解への道はなかったそうな。まぁ、笑う門にはなんとやらで、幸せな人には次々と幸せが待ち受けていて不幸な人には不幸が連続して起こるのなら、わざわざ不幸を選ぶだなんてナンセンス。

ハナッから困難が予想されるヤツとは、めでたく結ばれてもまた新たな困難が待ち受けているものなのです。自分は本当に幸せなのか、それとも、自ら選んだ不幸な状況に浸って酔いしれているだけなのか、「幸せ」はそこまで手に入りにくいものではないと肝に銘じておきましょう。

結婚で後悔しないために好きな人と幸せになる特集をチェックして、素晴らしい日々をゲットする方法を確かめてくださいね。