下北沢で服屋巡りデート♪実際のデートプランをご紹介

下北沢の服屋巡りデートをしませんか?ファッション好きなカップルが楽しめる、レディースメンズ問わず揃えている服屋さんをご紹介します。アウトレットや古着屋など、安いお店を中心にピックアップしました。地図付きですので、迷う心配もありませんよ。

下北沢でおしゃれな彼と服屋巡り。

下北沢の古着屋さんを巡る、彼と私のデート。その日をちょっとだけ紹介していきます。貴女と大切な人のデートの参考になれば嬉しいな。

週末が休みの私と、休日が不定期の彼。もしもお互いが学生ならいつだって会えたけれど、社会人となるとそうもいかない。週一どころか、休日がほとんど被らないという事実。せいぜい一カ月に一回、どちらかの仕事終わりに2、3時間会うのが精いっぱい。「さびしい。」も「会いたい。」もいい加減溜まってきたとき、私たちの休みが重なった。

彼が「じゃあ、今度のデートは下北行こうよ」と、提案してくれた。

下北デートに喜ぶ私

私は、いつものデートみたいに家で映画を観たりゲームしたりと、まったり過ごすものと思っていたから、びっくりした。どうやら、以前私が「自分のセンスが信じられないから、いつか服を選んでほしい」と言っていたのを覚えていたらしく、彼がおすすめのお店を紹介したいとのこと。そんな、自分ですら言ったことを忘れてた言葉を覚えていてくれたことが嬉しくて、一も二もなくうなずいたのがこのデートの始まり。

今回は、彼のおすすめのお店と私がなんとなく気になったお店を何点かご紹介したいと思います。その日のデートで行けたところだけをご紹介するので、ご紹介する店舗数自体は少ないですが、他の記事とは一味違う情報を提供できたらいいな。

気だるげな午後を、彼とのデートで楽しく過ごしたい。

1:00p.m. 「俺一人じゃなかなか入りにくかったんだけど」とはにかむ彼は、いつもよりかわいく見えた

大人かわいい、ミニマルなアイテムがそろう『コカ』

coca 下北沢北口店

彼が初めに案内したのは、「coca 下北沢北口店」。「ここはレディースしか置いてないから、俺一人じゃなかなか入りにくいんだよ」と言う彼の言葉通り、私たちが訪れたときは4~5人のお客さんがいましたが、その全員が女性でした。彼女連れじゃなきゃ、男性は入りにくいと思います。クリスマスや誕生日に、cocaのアイテムをねだるときは一緒に行ってあげましょう(笑)

この店に限った話ではありませんが、下北沢には屋外との仕切りがないお店もたくさんあるので、寒い時期は温かい格好をしていってください。私は、普通のトレンチにシルクスカーフ、山高帽という防寒対策しかしていませんでしたが……。

ミニマムでエレガントなアイテムが、手ごろな値段でそろっていて一番高いジャケットでも15000円もあれば余裕で買えるほど!センスに自信はないのに、柄物とか好きで買っちゃう私にはありがたいお店でした。柄×柄コーデは可愛いモデルがやるとあんなにサマになるのに、私がやるとただの派手ダサになるのはなぜなの……(泣)話が脇道にそれちゃいましたが、あとでこのお店のことを調べてみたら、「大人のためのファストファッションストア」と掲げているお店でした。納得。

私のように柄物アイテムが好きだけど、あわせるアイテムがない!という方やシンプルなコーデが好き!という方はぜひお立ち寄りを。実店舗は、下北沢北口店の他に、coca 吉祥寺店、coca 下北沢南口店、coca ららぽーと湘南平塚店、coca オリナス錦糸町店があります。地方に住んでいるためなかなか訪れることが難しい方は、オンラインショップもありますので、そちらも利用してみてくださいね。

お店の情報(地図はページの下にあります)

coca 下北沢北口店

  • 住所東京都世田谷区北沢2-24-6 北口共同ビル1階
  • TEL03-6416-8641
  • 営業時間12:00~21:00
  • 定休日年中無休 ※年末年始除く。詳細は公式HPを参照のこと。

1:40p.m. はらぺこな二人は、目についたお店へ

イタリア・ナポリの空気を感じる『シャルル下北沢店』

「そういえば、お腹空いてきたね」「そうだね」なーんて、頭ゆるゆるな会話をしながらフラフラ歩く私たち。なんとなく目についたお店、「シャルル下北沢店」へ入る。

気付かないうちにお腹がぺこぺこになっていた私たちは、すぐにランチセットを2つ頼む。サラダは3種類から選び、メインはパスタかピザを選ぶ(それぞれ5~6種のなかから選べる)。それにドリンクとドルチェがついて952円という安さ!2人で税込2056円とかお安い!

このとき選んだメニューは、
私→トマトモッツァレラサラダ、ジェノベーゼ、アイスカフェオレ
彼→海老のサラダ(お腹すきすぎて、写真撮るの忘れた)、カプリチョーザ、アイスコーヒー
でした。

注文し終えた私たちはようやく人心地ついて、辺りをきょろきょろ見回してみた。入ってすぐのところにカウンター席があり、上から下がるワイングラスがイタリアのバールを思い起こさせる。私たちが座っているテーブル席は、一人掛けのソファが向かい合った形で丸テーブルを囲んでいる。下北沢でデートをするカップルは、きっとお店を巡るデートが多いだろうから、このふかふかソファは疲れた足には嬉しいだろうな、なんて話したりした。

運ばれてきたトマトモッツァレラサラダは、酸味の効いたドレッシングがかかっていて、すっぱいものが苦手な私は思わずおちょぼ口に><でも、そんな酸味をトマトの甘みとモッツァレラのまろやかさが和らげてくれる。

Sharuru 下北沢店

ジェノベーゼはできたてアツアツ!鷹の爪が入っているので、ほんのりスパイシーなのもたまらないベーコンの香ばしさと塩気が、バジルの香りや風味と相まってとっても美味しい!バジルはクセが強くないので、香草が苦手な方でもぜひ試してほしい逸品です。

私が頼んだジェノベーゼ。奥に写るのは、アイスカフェオレです。何度この子に助けられたことか(泣)
私が頼んだジェノベーゼ。奥に写るのは、アイスカフェオレです。何度この子に助けられたことか(泣)

彼が頼んだメインのピザは、パッと見生地が厚そうに見えますが、ナポリピザよりも薄く、ミラノピザよりも厚めです。生地のモチモチ感を感じながらも、カリカリとした食感が楽しめます。まさにいいとこどり彼が頼んだカプリチョーザは辛い!けど美味しい!ヒーヒー言いながら一切れ食べました(笑)よくよく店内を見てみると、下北沢激辛フェスで一位を獲ったピザが自慢なよう……そりゃ辛いよ!美味しかったけど!そんなヒーヒー言う私は、「うん、辛い」とかなんとか言いながらもケロリとピザを食べた彼を尻目に、ランチメニューのシメであるドルチェで口の中を鎮火していました……。これでホットドリンクを頼んでたら、完全にバックドラフト状態だったろうな。危ない危ない(;´・ω・)

彼が頼んだカプリチョーザ。これが結構辛い!
彼が頼んだカプリチョーザ。これが結構辛い!

ドルチェのコーヒーゼリー。ほのかな甘みとほろ苦さが美味しい。
ドルチェのコーヒーゼリー。ほのかな甘みとほろ苦さが美味しい。

こちらのシャルルは、南大沢にもRestaurant cafe bar Sharuru、Sharuru 中野レンガ坂店がありますので、下北沢になかなか行けないカップルも行ってみてくださいね。

お店の情報(地図はページの下にあります)

Sharuru 下北沢店

  • 住所東京都世田谷区北沢2-30-2
  • TEL050-5282-7376
  • 営業時間11:00~23:00(food L.O. 22:00 / drink L.O. 22:30)
  • 定休日無休

2:30 p.m. 手のひらに伝わる優しい体温を感じながら、下北沢を歩く。

まばたくネオンフラミンゴが目印『FLAMINGO 下北沢マバタキ店』

FLAMINGO 下北沢マバタキ店
夜はピンクフラミンゴのネオンが、パチパチとまばたきます。

この「フラミンゴ下北沢マバタキ店」は、海外の30~90年代のビンテージアイテムを取り揃えたお店。

外装とは打って変わって、内装は木目調の壁に板張りの床。店内には所狭しと商品が並んであります。かなり品ぞろえが良いので、丁寧に見て行けばこのお店だけで半日は終わってしまいそう!

古き良き時代を感じさせるユニークでポップな柄ものアイテムを中心に、どんなシーンでも使えそうなシンプルで上品なトップスやモダンなバッグ、きゃしゃなパンプスと、様々なファッションアイテムが並んでいました。

ズラリと並んだ商品を眺めていると、ふと私の好きなイラストレーター中原淳一さんを思い出した。彼の描く、上品で清楚な女性たち。彼女たちのコーディネートは鮮やかでかわいくて、今でも十分おしゃれに見えます。彼氏が、「これどう?」と見せてくれたアイテムも、彼女たちが身に着けていそうな、上品で甘やかなアイテムばかりだった。でもちょっと、今の私には恐れ多い!(笑)

どれもビンテージなはずなのに、商品の状態が良く、ビンテージゆえに丁寧に扱う店員さんの姿が印象的でした。スチームをかけているときに漂ってくる、なんとも言えない香り!彼も私も好きな香りで、顔を見合わせてくすくす笑っちゃいました。そんな話を友人にすると、「やっぱ、変わり者カップルだわ」なんて言われることもありますが……(笑)

そんな、ビンテージ商品を中心に扱うフラミンゴですが、チョーカーやロングアウターなどの流行アイテムも豊富。私は、八角形のリングを買うかどうかをずっと迷っていました。決心がつくまで辛抱強く待ってくれた彼氏に、当分は頭が上がらなそうです(笑)

古いもののはずなのに、それがむしろ新しい……それが古着の魅力でもありますが、そんな古着の魅力を一層感じられるのが、このフラミンゴでした。また、歩いて1分もかからないところに、同系列の「フラミンゴ下北沢店」がありますので、ぜひそちらも訪れてみてくださいね(*´ω`*)

お店の情報(地図はページの下にあります)

FLAMINGO 下北沢マバタキ店

  • 住所東京都世田谷区北沢2-37-2 パラッツィーナビル1F
  • TEL03-5738-2377
  • 営業時間【平日】12:00~21:00 / 【土日祝】11:00~21:00
  • 定休日不明

3:27 p.m. 外を出て改めてあたりを眺めると、一軒の不思議なお店が……

店内のごちゃごちゃ感にひとの人生を観た『ANTIQUE LIFE☆JIN』

ANTIQUE LIFE JIN

薄暗いマバタキ店から出て、改めて通りを眺めてみたら面白そうなお店が!

「ちょっと寄ってみていい?」そう声をかけて寄ったのが「アンティークライフ ジン」

店の前にはちゃぶ台、バッグ、食器、壁掛け用のフックなど、様々なものがごちゃごちゃとおいてあります。店内は、店の外に負けず劣らず色々な商品が並び、カオスの極み。一風変わった文房具たち、柄が曲がった木のスプーン、傘の広がったランプシェード……新品、古道具、リメイク商品とあまたの雑貨を取り揃えています。

私の目を特に引いたのは、リメイクされたもの。

昔の着物かなんかの端切れを利用したであろう、金魚のピアス。

もう壊れてしまった、あるいは部品しか残されていない、古い時計のパーツから作られたアクセサリー。

もちろん、見た目の奇抜なかわいさ、美しさに惹かれましたが、その商品から歴史を感じられるところに特に心惹かれました。

「この時計、どんな人が使っていたんだろう?」
「この着物を着ていた人は、どんな恋をしたんだろう?」

そんな疑問が湧いてきます。

「きっと物を大切にする優しい人で、もしかしたら自分のご褒美にって買った時計なのかもしれない。今は時を刻んでいるわけではないけれど、きっと腕時計がいつもそばにあるように、この指輪も見守ってくれるよ」

「きっと爽やかで涼やかな恋だよ。依存のない、自立した愛。でも、相手に自分のすべてを預けられるほどの信頼がある、そういうしっかりとした大人の恋」

なんて、私の答えのない疑問に、丁寧に返した彼の答えをきく。もちろん、これは全部彼の空想。妄想。でも、その新しく生まれ変わった道具たちを見ていると、彼の話もあながち間違いじゃないような気がしてきます。

不思議な感覚に包まれるこちらのお店、ぜひ一度訪れてみては?今回は行きませんでしたが、アンティークライフジン2という、主に古家具を扱うお店もあります。同居を考えているカップルや模様替えしたいカップルはぜひ行ってみてくださいね。

お店の情報(地図はページの下にあります)

ANTIQUE LIFE JIN

  • 住所東京都世田谷区北沢2-30-8
  • TEL03-3467-3066
  • 営業時間【平日】12:00~20:00 / 【土日祝】11:00~20:00
  • 定休日無休

4:01 p.m. 駅の方へと戻りながら、彼の行きつけへ

個性的なメンズアイテム中心の『ALASKA』

ALASKA
外のマネキンが着ていたスモーキーブルーのコートに心惹かれた。

彼が「行きつけに寄りたい!」というので、「私にかまわず行ってくれ!私は勝手について行くから!」と謎のセリフとともについていったのが、この「ヴィンテージクロージング アラスカ」

このお店は、レディースも少しあるようですが、メインはメンズとなっています。私たちが訪れたときにも、たくさんの衣類が並んだ狭い店内に5人ほどお客さんがきていました。そのうち4人が男性客で、残る一人の女性も私と同じように、彼氏に連れられてやってきたようでした。お店の中は狭いので、10人も入ればいっぱいになってしまうと思います。訪れる際は、混まない日、時間帯を狙ってくださいね。私たちは、ちょうど3人のお客さんと入れ違いだったので、「商品が見られないほどの混みようだった……」なんてことにはなりませんでした。

彼があれこれ悩んでいる間、私も店内をぐるぐる回ってみたり、外のマネキンをしげしげとみたりと、好き勝手していました。

私が特に心惹かれたのは2つ。外のマネキンが着ていた、スモーキーブルーのコート!そのくすんだ色合い、大きめのボタン、肌触り!そのすべてが、何とも言えず私の乙女心を刺激してきます。ここまで心惹かれたのですが、今回は泣く泣くお迎えしませんでした……。もうコートだけで3~4着あるので、これ以上増えても置き場に困ってしまいますので(´・ω・`)血涙です、血涙(´;ω;`)

そしてもう一つ心惹かれたのが、種々のネクタイ!入ってすぐ左に、ネクタイが陳列されたスペースがあります。幅の広さは、普通から細目を揃えています。シンプルなものより、総柄なネクタイばかりで、柄物好きな私の心をわしづかみにしてきました(笑)彼が買い物を終えて声をかけるまで、ネクタイスペースで一人悩んでいました。あの市松模様のネクタイ可愛かったな!

アメカジスタイルがお好きな彼氏を持つ彼女や、彼にアメカジスタイルをしてほしい彼女は、今度のデートに行ってみるといいかもしれません。しかし、ここでよくアイテムを買っているという私の彼は、ブリティッシュスタイル好き。アメカジはちょっとなーなんて思う人も、一度覗いてみては?

お店の情報(地図はページの下にあります)

ALASKA

  • 住所東京都世田谷区下北沢2-30-10 1F-2
  • TEL03-5738-7885
  • 営業時間11:30~21:30
  • 定休日無休

4:33 p.m. 外観は、ちょっと近寄りがたい……かも?

たくさんの服が、店の外にも飛び出す『drop』

drop
店の外にも陳列されるたくさんの服たち。

通りを曲がると、角にモスバーガーがあった。

その隣には、服、服、服。

ズララッと並んだ服たちは、店の前にまで飛び出ていた。

看板もなく、店名がわかるようなものもないので、初見で入るのはなかなか勇気がいるかもしれません。事実、後日友人と行ったところ、「これは一人じゃ入りにくいわ~」と言われました。私は、彼氏に紹介される前に「ここ行きたい!」と突撃したけど(笑)

この「drop」は、レディースアイテムのアウトレット店なんだそう(ググりながら)。言われてみれば、女性モノばかりだったような気が……ここで浮上する、なぜ彼は「ここおすすめだよ!」と知っていたのか問題。い、いつどこでここを知ったんだ……訊くのが怖いぜ。

閑話休題。ここには、ナチュラル系やゴシック、スポーティなアイテムまで、様々なファッションジャンルがそろっていました。どちらかというと、女の子らしい甘めなアイテムが多い印象ですが、dropならどんなファッションスタイルの方も、気になるアイテムが見つかるはず!私は、50年代のファッションのような、キュートでいてエレガントなスタイルが好きなのですが、ここで2着買いました。

次に写真で紹介しているスカートです。青い膝上丈のスカートは実際に見るとブルーグレーで、ウエスト部分の襟のようなデザインに惹かれて買っちゃいました♪ブローチ部分に難があるそうですが……よくわかりません!アウトレット品なので、たぶん本当にブローチに難があるとは思うのですが、今のところは普通に使っています。かわいいし。せっかく同じブローチが2つあるんだから、白いシャツと併せて首元とスカートの襟っぽいデザインの真ん中に着けたい。そしておだんごヘアに!現実的に似合うかどうかは置いといてます。

ええっと、その次のワインレッドの膝丈スカートは、コーデュロイ素材です。秋冬のアイテムですね。なんと、これで2000円しません。すごい。こちらは特に注意書きもないので、型落ちによるアウトレット品だと推測されます。こちらは、格子柄トレーナーを併せたいですね。上品に、パールネックレスを着けたいですね。妄想ですけど(本日2回目)。

スカート本体とブローチ2個で税込1187円でした。
スカート本体とブローチ2個で税込1187円でした。

コーデュロイ素材のスカート。こちらは税込1619円。
コーデュロイ素材のスカート。こちらは税込1619円。

本当の本当に、dropにある商品のうちの一部をご紹介しましたが、いかがでしょうか?砂漠の中の砂一粒分くらいしか紹介していませんが、興味湧いてきました?特にワインレッドのスカートなんて、某銀幕の妖精が着ていてもおかしくないアイテムですよね。もちろん、先に言ったように様々なファッションジャンルがそろったお店ですので、エレガント系に興味のない方も是非一度訪れてみてくださいね。

お店の情報(地図はページの下にあります)

drop

  • 住所東京都世田谷区北沢2-31-13
  • TEL03-6315-7542
  • 営業時間11:00~21:00
  • 定休日無休

5:25 p.m. 「ここ、楽しいよ」と言う彼と、階段を下りた。

まったくジャンルの違う店舗が入る『FLOWER』

FLOWER

外観を一言でいうなら、『雑多』が一番ふさわしい。と、思う。

下北デートの最後に訪れたFLOWERは、アジアン系のファッションアイテム中心の「Box Latte」、オートクチュールが中心で上品なおばさまが店主の「Flower」、いろいろなデザイナーがアイテムを委託販売している「フクノモリ」が入ったレンタルボックス。私はその中でも特に、フクノモリにいました。

だって!いちいちかわいい!

セレクトショップのフクノモリには、そこまで商品の数が多くありませんが、ロングシャツやスカート、Tシャツなどがおいてあります。肩から胸のあたりにかけて電球が垂れ下がったデザイン(しかもその電球が青一色で表現されているのがクール!)のシャツや、私が買ったような自転車柄のタンクトップなど、他のお店ではちょっと見かけないようなユニークなアイテムがいっぱい!

買ったのはこのタンクトップ。夏にぴったり!
買ったのはこのタンクトップ。夏にぴったり!

彼は、「白……黒……どっちも捨てがたいなー」と、ボタンがたくさんついた色違いのロングシャツを両手に持って悩んでいました(笑)

しかし、私は知っている。

襟についているクマが目当てだということを……。

彼は酒落者に見えてその実、ただの好きなモチーフ追いかけるマンだということはまた別のお話。

さて、このフクノモリの奥へ進むと、オリジナルアクセサリーショップ「GIORNO GIOIGSO」があります。店内のディスプレイも、白を基調にした森の中の小さな小屋に入ったような心地になります。ナチュラルでいながら童話のなかに迷い込んだ内装がとってもおしゃれ!と思ったら、なんとこれらは店主である岡田巧(おかだこう)さんが手作りしているとのこと。そのセンスに脱帽です。

そんな店長さんですが、お店の奥で、自らがコンコンコンとジョルノ・ジョイオーゾのアクセサリーを作っています。すべて手作業で作っているので、「既製品だと指になかなか合わない……」という方も、その場でサイズを調整してくれるようです。ネックレスやブレスレットも売っていますが、そのどれもが他のブランドでは見ないような、シンプルかつユニークなデザインのものばかりでした。また今度行ってこよ。

同じく1階(半地下階?)にあるFlowerは、年齢層高めのアイテムが中心です。また、Flower店主による手作りのアイテムもあります。価格は少々高めですが、一つ一つ手作りだということを考えると妥当な値段なのではないでしょうか。

ここの2階には、ボックスラテというお店が入っています。エスニックなファッションアイテムが多く、アクセサリーも豊富です。私のような手芸大好きっ子にとっては、天然石パーツや金属パーツ等がおいてあるボックスラテは、ファッション傾向が違ってもとても楽しいお店です。他にも面白いデザインのアクセサリーがおいてあって、「次はこんなの作ろうかな」なんて考えながら見るのも楽しいです♪

様々なジャンル、年齢層が楽しめるレンタルボックスのお店です。私が長く滞在したフクノモリが中心になってしまいましたが、どのお店も楽しいですよ!ぜひ一度、迷い込んでみてくださいね。

お店の情報(地図はページの下にあります)

FLOWER

  • 住所東京都世田谷区北沢2-24-7
  • TEL03-3465-6006
  • 営業時間11:00~20:30

下北沢の服屋巡りで彼との相性がわかる……かも?

私にはあまり馴染みのなかったまち、下北沢。彼に連れられなかったら、当分来ることはなかったと思う。なぜ行かなかったのかと考えてみても、今はもうよくわからない。たぶん、近寄りがたさを勝手に感じ取っていたのかもしれない。それはただの食わず嫌いで、行く店寄る店、どこも私の胸をときめかせた。

流行のアイテムがそちらで売っていると思ったら、アンティークなアイテムがあちらで売っていたり。とにかくどの店も個性が強くて、だからと言って派手だとかうっとうしいということもなく……。この不思議な感覚は、実際に行かないとわからないものかも。

下北沢にあるお店は、どれも個性が強い場所ばかり。だからこそ、カップルで行ってほしい。彼と意見が合えば合うだけ、きっと根本的な趣味が合っているってことだから。ファッション好きなカップルだけでなく、彼との相性をはかりたい彼女にもおすすめなデート場所です。